昨日の米国市場は上昇しました。
珍しく関税に対するニュースがなかったため変動は限定的でしたが、相場のセンチメントは買い優先となりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/15 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
いくつか経済指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.41%
・ダウ平均 …+0.65%
・NASDAQ100…+0.08%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後ダウは上げていきましたがS&P500は横ばい、ナスダックは下げていきました。

何とか上昇してくれたわね!

ハイパーグロース株はボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲8.49%
・COIN(コインベース) …▲7.20%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.94%
・DDOG(データドッグ) …▲1.64%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.76%
・MQ(マルケタ) …+2.04%
・U(ユニティ) …▲1.49%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.542から4.431に低下しました。
為替は再び円高に向かいはじめました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったことが分かります。

決算後のアップルが続落ね!

マグニフィセント7はすべて下落。AMZN▲2.42%、META▲2.35%、TSLA▲1.40%と大きく下げています。
大型株が弱い1日でしたが、他には大きく上昇した銘柄もあったようです。
・STE(ステリス)…+8.52%
・DG(ダラー・ゼネラル)…+6.03%
・HCA(HCAヘルスケア)…+4.90%
・AWK(アメリカン・ウォーター)…+4.89%
・CSCO(シスコシステムズ)…+4.85%
・VTRS(ビアトリス)…+4.39%
・UHS(ユニバーサル・ヘルス)…+4.29%
・ELV(エレバンスヘルス)…+4.20%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・FI(ファイサーブ)…▲16.19%
・UNH(ユナイテッド・ヘルス)…▲10.93%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲3.52%
・MPWR(モノリシックパワー)…▲3.26%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…▲3.10%
・KKR(KKR)…▲2.63%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・公益事業 …+2.08%
・生活必需品…+1.67%
・不動産 …+1.63%
・ヘルスケア…+1.56%
・資本財 …+0.97%
・素材 …+0.94%
・金融 …+0.73%
・エネルギー…▲0.08%
・通信 …▲0.10%
・情報技術 …▲0.21%
・一般消費財…▲0.95%
前日とは真逆に近いセクター別パフォーマンスとなり、一般消費財や情報技術、通信といったセクターがマイナス。
上げたのは公益事業や生活必需品、不動産やヘルスケアといったディフェンシブセクターでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.41%上昇して、終値では5,916に上げています。
4日連続の上昇となったS&P500ですが、大台の6,000まであと少しのところまで来ました。
年初来リターンをプラスをキープしながら、今後は年初来高値を目指す展開です。
MACDも上昇トレンドに入っていますので、テクニカル的には上目線です。

いいニュースが欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは70から69に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想以上に低下した生産者物価指数(PPI)
昨日発表された4月の製造業景気指数(PPI)は、予想外に低下して5年ぶりの大幅な落ち込みとなりました。
【PPI(総合)】
・前年比…+2.4%(予想…+2.5%)
前回…+3.4%(速報値…+2.7%)
・前月比…▲0.4%(予想…+0.2%)
前回…▲0.4%(速報値…▲0.4%)
【コアPPI】
・前年比…+3.3%(予想…+3.6%)
前回…+3.3%(速報値…+3.3%)
・前月比…▲0.1%(予想…+0.3%)
前回…▲0.1%(速報値…▲0.1%)
今回の統計からは、米国の製造・サービス業が現時点では関税引き上げの影響を価格に転嫁することを控えている様子がうかがわれます。

今のところ限定的値!
関税懸念で4月の小売売上高は微増
昨日発表された4月の小売売上高は微増にとどまりました。
関税に伴う物価上昇への懸念から消費者が支出を控えたことが示唆されました。
【売上高】
・前月比…0.1%増(予想…±0%)
・前月…1.7%増(速報値…1.4%)
・13分野のうち7分野
・スポーツ用品、ガソリン、衣料品が低調
・自動車販売は小幅に減少
・唯一のサービス分野の飲食店は堅調な伸び

まだ関税の影響は大きくないな
NY連銀製造業景気指数3ヶ月連続の縮小圏
昨日発表された5月のニューヨーク連銀製造業景気指数はマイナス9.2となり、前回のマイナス8.1に続けて3ヶ月連続の縮小圏となりました。
一方で、関税政策の影響で、仕入れ価格指数は2022年7月以来の高水準に上昇しました。
原材料価格上昇やトランプ政権の通商政策を巡る不確実性に直面。企業は輸入やサプライチェーンの見直しを進めているようです。

関税次第ね!
5月の注目イベントについて
5月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/15 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.41%
・ダウ平均 …+0.65%
・NASDAQ100…+0.08%
【経済トピックス】
・予想以上に低下した生産者物価指数(PPI)
・関税懸念で4月の小売売上高は微増
・NY連銀製造業景気指数3ヶ月連続の縮小圏
昨日の米国市場は上昇しました。
発表された経済指標では、徐々に関税の影響を受け始めていることが示唆されました。
とはいえ、すぐに景気後退に向かうような状況ではありませんので、株式はまだ上昇していける状況だと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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