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【予想通りの雇用統計に市場は静観】投資家の注目は消費者物価指数へ

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市場分析
こんなことがわかる記事

・4/10米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は大きな変動はありませんでした。

先週末に発表された雇用統計は、無事に通過したと考えても良さそうですね。

ドル円は上昇して1ドル133円台で推移しており、ゴールドは続落する一方でビットコインは高騰しています。

およそ予想通りだった雇用統計に対して、投資家心理に楽観が広がったようです。

今週には消費者物価指数(CPI)の発表もありますから、まだまだ油断が許されない相場が続きそうですね。

それでは4/10の米国市場を振り返り【予想通りの雇用統計に市場は静観】投資家の注目は消費者物価指数へについて解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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4/10 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きな変動はありませんでした。

先週末には雇用統計の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

買い戻された米主要3指数

昨日の米国市場は3指数ともに大きな変動はありませんでした。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.10%
・ダウ…+0.30%
・NASDAQ…▲0.03%

プレマーケットでは大きく売られていた相場は、マーケットがオープンすると買い戻されていきました。

特にナスダックは▲1%以上の売りのほとんどを回復させており、ダウに関しては3営業日連続の上昇となりました。

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雇用統計は無事に通過したのね!

リッヒ
リッヒ

ハイパーグロース株はアゲアゲや

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+5.30%
・COIN(コインベース)…+7.63%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.22%
・DDOG(データドッグ)…+0.47%
・DOCS(ドキシミティ)…+4.35%
・MQ(マルケタ)…+2.55%
・U(ユニティ)…▲1.48%

高騰した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.303から3.415に上昇しました。

先週には3.3を切る場面もありましたが、雇用統計の結果を受けて急上昇しました。

それでも債券市場は危機的状況というワケではありませんので、まだ株式が上昇する余地は残されていそうです。

リッヒ
リッヒ

株価にとっては悪くない地合いやな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、比較的上昇銘柄が多い中で大型株が下落していることがわかります。

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GAFAMが弱めね!

AAPL(アップル)やGOOGL(アルファベット)が▲1%以上の下落をしている他、META(メタ)やMSFT(マイクロソフト)も株価を落としています。

テック系が売られているように見えましたが、半導体セクターは引き続き強い相場を見せています。

4/10大きく上昇した半導体

・NVDA(エヌビディア)…+2.00%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+3.25%
・MU(マイクロン)…+8.04%
・MPWR(モノリシック・パワー)…+3.20%
・ON(オン・セミコンダクター)…+3.13%

他にもF(フォード)+3.16%、GM(ゼネラルモーターズ)+3.30%、CAT(キャタピラー)+3.04%と上昇しており、SCHW(チャールズ・シュワブ)も+4.80%と買い戻しが入っていますね。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち6セクターが上昇5セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・資本財…+1.00%
・素材…+0.83%
・エネルギー…+0.75%
・一般消費財…+0.46%
・不動産…+0.29%
・金融…+0.21%
・公益事業…▲0.01%
・情報技術…▲0.03%
・生活必需品…▲0.06%
・ヘルスケア…▲0.13%
・通信…▲0.74%

資本財セクターが1%の上昇を見せましたが、他は特別大きく変動していません。

通信セクターがそれなりに下落していますが、これまで大きく上昇してきた分の利確売りが入ったようです。

先週末に雇用統計が発表された割には無風状態だったと言えそうです。

リッヒ
リッヒ

インフレ指標待ちやな

現状を維持したS&P500

昨日のS&P500は上昇したことで、終値では4,109まで上げています。

4,100のラインを何とか維持していますので急落は免れていますが、ここで下落するようならヘッドアンドショルダーを完成させてしまいます。

逆に上昇して4,200を突破できるようなことがあれば、一気に上昇トレンドに転換できる要素も含んでいます。

とはいえ、消費者物価指数(CPI)でインフレ率が急激に低下しているようなポジティブサプライズでもない限りは、年初来高値の更新はまだ難しいとも考えています。

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今月も上昇月となるのかしら?

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

おおむね予想通りの雇用統計

4/7(金)には3月の雇用統計の発表がありましたが、雇用者数は堅調に増加しており失業率は過去最低水準に低下していました。

3月雇用統計

失業率
結果 3.5%(予想 3.6%)
前回 3.6%
非農業部門雇用者数
結果 23.6万人増(予想 23.0万人増)
前回 31.1万人増(修正値 32.6万人増)
平均時給(前年同期比)
結果 4.2%(予想 4.3%)
前月比 0.3%増(前回 0.2%増)

◇労働参加率は62.6%に上昇
◇娯楽・ホスピタリティー・医療の雇用が伸びた
◇小売り・人材派遣の雇用者は減少
◇週平均労働時間は34.4時間に減少

これまでは失業率の増加や雇用の減少が株価を押し上げる要因となっていましたが、景気後退懸念が日がるが現在では『グッドニュース イズ グッドニュース』と変化しています。

リッヒ
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ソフトランディングが可能な状況やな

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このままインフレが低下すればの話ね!

1年先のインフレ期待が上昇

ニューヨーク連銀の調査によると、米消費者の1年先のインフレ期待は前月の4.23%から4.75%に上昇しているとのこと。

昨年10月以来の上昇となったインフレ期待ですが、3年先のインフレ期待も0.1ポイント上昇しています。

ガソリン価格や食品価格はまだまだ上昇が予想されており、医療費や家賃などに関しても根強いインフレ要因となりそうです。

5月FOMCの利上げ予想は0.25%

雇用統計の結果を受けて5月FOMCでの利上げが、0.25%になることを80%の投資家が織り込んでいます。

現在の政策金利が4.75%-5.0%であることから、次回の利上げによってFEDの年末予想の5.1%に達することになります。

地銀破綻のニュースが飛び込んだ時には、もう利上げはないと予想していた市場でしたが、再び利上げ継続が市場の意見として一致しています。

FedWatchによれば5月の利上げが最後になり、7月には利下げに転じると予想しているようですが、FEBとの意見の食い違いはどこで修正されるのでしょうか。

4月の注目イベントについて

4月も重要な経済指標の発表が続きますので、日程の確認をしておきましょう。

4月の注目のイベント

*4/12 消費者物価指数(CPI)
・4/13 生産者物価指数(PPI)
・4/14 小売売上高
・4/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・4/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・4/20 フィラデルフィア連銀景気指数
・4/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/28 PCEデフレーター
・4/28 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

今週にはもっとも重要な消費者物価指数(CPI)が発表されます。

5月FOMCの利上げは経済指標によって決まりますから、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。

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まとめ

【予想通りの雇用統計に市場は静観】投資家の注目は消費者物価指数へをまとめます。

まとめ

【4/10の米国市場の値動き】
・S&P500…+0.10%
・ダウ…+0.30%
・NASDAQ…▲0.03%
・長期金利は3.415に急騰
【経済トピックス】
・おおむね予想通りの雇用統計
・1年先のインフレ期待が上昇
・5月FOMCの利上げ予想は0.25%

昨日の米国市場は大きな値動きはありませんでした。

先週末に発表された雇用統計の結果によっては、株価急落のシナリオもありましたから結果としては無事に通過したと考えても良さそうです。

4/12(水)のプレマーケットでは消費者物価指数(CPI)の発表がありますから、今後も引き続き市場をウォッチをする必要がありそうです。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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