【暴落の原因】2022年米国市場に何が起きている?『年明けの10日間』

こんなことがわかる記事

・米国市場の暴落の原因
・年明けの10日間で何が起きているか
・これからの米国市場に起こること
・個人投資家がやるべきこと

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こんにちは!
年明け5日間で300万円以上
減ってる『ここ屋』よ!

2022年が明けて10日ほど経過しましたが、米国市場は今年の相場を売らないかのように混乱している様子です。

マーケットがオープンして5日間程度にしてS&P500指数は1.8%の下落、NASDAQ100指数に至っては4.5%も下落をしています。

ハイテク株に投資の比重をおいている投資家にとって、数日間でのこの下落は『暴落』と呼んでいい状況となっています。

『たったの数日間で何が起きているの?』と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、【暴落の原因】2022年米国市場に何が起きている?『年明けの10日間』について解説していきたいと思います。

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【暴落の原因】2022年米国市場に何が起きている?『年明けの10日間』

年明けのマーケットは5日間で大きな下落をしていますが、その原因を紐解くために米国市場に影響を及ぼしているニュースや経済指標の発表について注目していきます。

トップ企業は時価総額3兆ドルへ

現在、世界一大きな企業はAAPL(アップル)です。

そのAAPL(アップル)の時価総額が3兆ドルを超えニュースになりました。

3兆ドルという金額は、日本の東証1部全体の半分近い金額ですからAAPL(アップル)の規模がどれだけ大きいのかがわかります。

AAPL(アップル)はiPhoneを中心とした事業を展開していますが、潤沢なキャッシュフローを元に強力な自社株を行うことにより株価を切り上げてきた企業です。

常に割高と言われる株価ですが、これからも上昇が予想されます。

5年ぶりに1ドル116円台に突入

米国のインフレと金利上昇により、ドル高円安が進んでいます。

一方で、日本では相変わらずのデフレ状況で政策金利は低いため、世界のマネーは金利の高い国に集まっています。

米国株に投資する日本人にとっては、ドル高だと円建てでの投資はしにくいですね。

ISM製造業景気指数(12月)発表

1/5にISM製造業景気指数(12月)が発表されました。

12月の製造業景気指数

・結果58.7(予想60.0)
・11月は61.1
*指数は50を中央値をして景気拡大なら数字が大きくなる

予想よりは低い数値でしたが、依然として景気は強く高い水準を保っています。

受注も生産も鈍化はしているものの、納期遅延や価格上昇は和らいでいるようです。

多少インフレ圧力は低下したものの、不動産価格や時給の上昇は長期化が予想されています。

FOMC議事録発表により株式市場はリスクオフへ

1/7には12月14-15で行われたFOMCの議事録が発表されましたが、市場予想よりタカ派の意見が多かったことから株式市場は一気にリスクオフへ転じました。

12月のFOMG議事内容

・利上げ開始は3月から
・2022年には3回の利上げ
・利上げのペースを速める
・年内にはバランスシートの縮小

おおよその予想とは一致したものの、利上げペースが速まりそうなこことバランスシートの縮小が従来よりもタカ派であったことから、利上げに弱いハイテク株を多く含むNASDAQを中心に売られる展開となりました。

ISM非製造業(サービス業)景気指数(12月)発表

1/7に発表された12月のISM非製造業景気指数は、予想を大きく下回りました。

12月の非製造業景気指数

・結果62.0(予想66.9)
・11月は69.1
*指数は50を中央値をして景気拡大なら数字が大きくなる

需要は高水準ですが勢いが鈍化し、引き続き人出不足がサービス業に大きなダメージを与えているようです。

予想を大きく下回る雇用統計

1/7には昨年12月の雇用統計が発表され、雇用者数の増加は予想を大きく下回りましたが失業率は低下しました。

12月雇用統計

・雇用者数 結果+19.9万人増(予想+40万人増)
・失業者数 結果3.9%(予想4.1%)
・平均時給 4.8%増(予想4.2%増)

雇用者数の予想に関しては、前月も大きく下回っていたので予想がおかしいとの意見もありますが新規雇用者数は依然として低水準のままです。

一方で、失業者数は予想を下回り、水準である4%を下回ったことからFRBの目標でもある雇用最大化はすでに達成したと言っても良いでしょう。

10年債利回り急上昇による株安

市場のニュースを元に、米10年債利回りが一時は1.8%を上回る急上昇を見せ、株式の価格は大幅な下落をしました。

長期金利と株価はシーソーの関係にあります。

特にリスクプレミアムの減少が大きく影響するハイテク株の価格は、長期金利がもっとも大きな影響力を持っています。

3回の利上げは織り込み済なのか

株価というものは現実よりも早く織り込みされます。

すでに3回の利上げ予想がされている2022年ですが、市場は利上げの織り込みをはじめています。

2021年の年末から予想されていたこの利上げに関しては、株式市場にすべて織り込みされたのかどうかが焦点となります。

少し懸念されるのが利上げのペースですが、これが早まることによって2022年内の利上げ回数が4回になる可能性があるといったことが、株価を更に切り下げる要因になっているようです。

【暴落の原因】2022年米国市場に何が起きている?『年明けの10日間』まとめ

【暴落の原因】2022年米国市場に何が起きている?『年明けの10日間』をまとめます。

まとめ

・AAPL(アップル)は世界初の時価総額3兆ドル企業へ
・為替は1ドル116円台へ(5年ぶりのドル高円安)
・FOMC議事録にはタカ派の意見が増え金利上昇による株安へ
・雇用統計では失業率は低下するも新規雇用は伸び悩み
・景気指数は予想を下回るも依然として強い数値
・インフレ圧力は弱まるものの人出不足から起こる平均時給の高止まりはインフレ長期化を示唆
・2022年の利上げは3回を予想されるもペース速まりで株式は下落
・FRBのバランスシートの縮小が示唆されると市場はリスクオフへ

NASDAQが大きく下落するもダウはそこまで大きな下落は見せていません。

金利上昇による株価の下落は、リスクの大きな株から売られ始めますのでハイパーグロース株などは真っ先に売られます。

2022年は業績相場といわれますので、ファンダメンタルを重視したバリュー株などの上昇が見込めます。

来週にはCPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)の発表が予定されており、インフレに対する方向性が注目されます。

さらには1/27に予定されているFOMCでは、利上げペースや利上げ回数の変更が示唆されるようだと市場は更なる下落方向へ向かいかねません。

私たち個人投資家は、ポートフォリオのリスクを抑えて次なる指標をそっと見守るような、おとなしめの戦略をとる方が良いかもしれません。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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