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【米国株は決算前に買うな!】ウォール街の業績予想引き上げに警告

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市場分析
こんなことがわかる記事

・6/27米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・ウォール街の業績予想がヤバい理由

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こんにちは!
米国市場を静観している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

長期金利が上昇したことを受けて、昨日の米国市場は僅かながら反落しました。

先週は大きく上昇した週となりましたが、まだまだダウンサイドを懸念する投資家も多いようです。

一方で、ウォール街のストラテジストは企業業績の予想を引き上げているようですが、本当に企業の業績は上がっているのでしょうか?

7月からはじまる決算シーズンを前に、米国株を購入してしまったら決算ミスによる株価暴落に巻き込まれてしまう可能性があります。

そこで今回の記事は、6/27の米国市場を振り返り【米国株は決算前に買うな!】ウォール街の業績予想引き上げに警告について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半ではウォール街ストラテジストの
企業業績引き上げについて解説しているで

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6/27米国市場の値動き

昨日の米国市場を眺めると長期金利が上昇したことで、株式市場は素直に反応した下落相場となったようです。

大きな材料はなかったものの、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

僅かに下落した米主要3指数

昨日6/27の米国市場は、先週までの上昇相場から反転し、3指数とも僅かに下落しました。

ここ
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まだアップサイドに転じるには
好材料がないわよ!

6/27の米主要3指数

・S&P500…▲0.39%
・ダウ…▲0.18%
・NASDAQ…▲0.91%

3指数ともに0.5%程度の上昇からはじまったマーケットでしたが、ほどなく下落に転じた後も引けにかけて売り圧力が優勢となる展開となりました。

リッヒ
リッヒ

今週も下落してしまうんかいな

小型株>大型株となり、特にメガテックを中心に売り圧力が高まったようです。

リッヒ
リッヒ

メガテックが弱かったな

ここ
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ハイパーグロース株もやられてた!

続伸する長期金利

6月中旬には3.5%に届きそうになった長期金利(米10年債利回り)は、月末にかけて3%を切るところまでジリジリと低下してきました。

それがここ数日間を切り取ると、再び3.2まで上昇してきました。

ここ
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やっぱり高水準に向かうのね!

長期金利が場中でスルスルと上昇したことで、昨日の株式市場が下落したようです。

さらに低水準に向かうVIX

30を超える高水準が続いてきたVIX(S&P500恐怖指数)ですが、先週あたりから低水準に向かっているようです。

昨日は株価も下落しましたが、VIXが低下することで株式市場から恐怖が抜けて上昇に向かう公算が高まります。

リッヒ
リッヒ

20まで下がれば安心やな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500ヒートマップを眺めると、先週末の相場を逆回転したように見えました。

ここ
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下げてた銘柄が反転してるわね!

先週まで大きく下落を続けてきたエネルギー株については、XOM(エクソンモービル)+2.45%、CVX(シェブロン)+1.93%と昨日の相場では大きく上昇しています。

一方で、先週好調だったメガテック株は反落しています。

6/27反落したメガテック

・GOOG(アルファベット)…▲1.62%
・AMZN(アマゾン)…▲2.78%
・NVDA(エヌビディア)…▲1.50%
・ADBE(アドビ)…▲1.72%

決算を発表したNKE(ナイキ)でしたが、アナリスト予想はクリアしたものの売り上げも利益も前年よりもマイナスとなったため、▲2.13%の下落をしておりアフターマーケットでも▲2.71%と続落しています。

リッヒ
リッヒ

今後の企業決算にも影響がありそうやな

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち4セクターが上昇7セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+2.89%
・公益事業…+0.95%
・素材…+0.5%
・ヘルスケア…+0.33%
・資本財…▲0.04%
・生活必需品…▲0.14%
・金融…▲0.28%
・不動産…▲0.66%
・情報技術…▲0.73%
・一般消費財…▲1.05%
・通信…▲1.09%

原油価格の上昇によりエネルギーセクターのリバウンドが目立つ1日となりましたが、他のセクターは軒並み軟調でした。

先週あれだけ上昇したのにも関わらず、この程度の反落であれば決して悪い相場ではなさそうですね。

リッヒ
リッヒ

今週の相場も楽しみやな

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ウォール街の業績予想引き上げに警告

ウォール街の業績予想引き上げに対して、一部のストラテジストが警鐘を鳴らしているようです。

経済アナリストの中でも今後の予想について、意見が真っ二つに分かれているようです。

ウォール街の業績予想引き上げに警告

ウォール街のアナリストは、4-6月期の米企業業績に対して強気の姿勢を崩さない様子です。

これに対して、モルガンスタンレーの最高投資責任者のシャレット氏は、強気の業績予想は引き下げるべきだと警鐘を鳴らしています。

エコノミストがGDP(国内総生産)の経済予想を下げ始めているにもかかわらず、ウォール街のアナリストは企業業績のアップサイドに賭けるのはおかしいと考えているようですね。

確かに、ウォール街のアナリストは直近1ヶ月で2022年の企業業績を引き上げています。

S&P500指数構成企業の増収益予想は、年初には8.7%だったのに対して1ヶ月前には10%となり、直近では10.7%に引き上げられています。

企業業績を上方修正する要因は今のところ見当たらない

高止まりするインフレに、FRBの積極的な利上げ、リセッション(景気後退)懸念など、今年の市場を圧迫する要因が重なっているにもかかわらず、企業業績を上方修正する要因は見当たりません。

アナリストが高い業績予想をすることにより、企業自体が良い決算を発表したとしても、決算ミス扱いになり株価が下落する要因となります。

米国株は決算前に買うな!

昨日のNKE(ナイキ)の決算を眺めると、それほど悪い決算には見えなかったのにもかかわらず、株価は大きく下落しています。

NKEのQ4決算

EPS…$0.9(予想$0.81)
EPS成長率…▲3%(YoY)
売上高…$12.23B(予想$12.07B)
売上高成長率…▲1%(YoY)

アナリスト予想をクリアしたにもかかわらず、5%近い下落となっています。

現在のような相場では、相当良い数字を出さない限り決算発表による株価下落が避けられない状況となっています。

決算発表後の株価下落の要因

・アナリスト予想に届かない
・成長率が鈍化している
・来期のガイダンスが悪い

7月からは本格的に決算シーズンが始まります。

インフレや人出不足、エネルギー価格の上昇など、企業業績を圧迫する要因が数多く存在する今は、決算前に米国株を買うといった行為は、リターンに見合わない投機となる可能性があります。

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【米国株は決算前に買うな!】ウォール街の業績予想引き上げに警告まとめ

【米国株は決算前に買うな!】ウォール街の業績予想引き上げに警告をまとめます。

まとめ

【6/27の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.39%
・ダウ…▲0.18%
・NASDAQ…▲0.91%
・長期金利は3.202%に上昇
・VIXは27を切る低水準
・全体的には株価反落
・エネルギーセクターは反発
【ウォール街の業績予想引き上げに警告】
・4-6月期の米企業業績に対して強気の姿勢
・業績予想は年初よりも上昇している
・国内総生産(GDP)は下方修正されている
・企業業績を上方修正する要因は見当たらない

先週の大きな上昇を受けて、昨日の米国市場は僅かながら反落しています。

大きな材料のなかった1日に対して、不透明な相場観が長期金利を上昇させて株価が反応したようです。

7月からは本格的な決算シーズンに突入しますが、アナリスト予想が上を向いている以上は、企業業績にとって厳しい決算が続くことが予想されます。

投資界には『決算ギャンブル』という言葉もありますが、今回の決算は本当のギャンブルになってしまう可能性もあります。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
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