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【テスラ決算ミスでAH▲6%下落】半導体は2024年も堅調の予想

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市場分析

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昨日の米国市場は5日連続の上昇となりました。

テスラが時間外に決算を発表したのですが、売上高もEPSも予想に届かずEVの成長鈍化を示唆したことで、時間外で株価を急落させています。

今後も大型株の企業決算が続きますので、マーケットに大きな影響を与えそうな銘柄の決算には注目したいところですね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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1/24 米国市場の値動き

昨日の米国市場は前日に続けて上昇しました。

大型企業の決算発表が続く相場ですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.08%
・ダウ…▲0.26%
・NASDAQ…+0.36%

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。

場中ではナスダックが1.3%を超えるまで上げていましたが、引けにかけて3指数ともに下落していきました。

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ギリギリ5連騰ね!

リッヒ
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ハイパーグロース株はダメダメやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲3.32%
・COIN(コインベース)…▲2.29%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.01%
・DDOG(データドッグ)…▲4.98%
・DOCS(ドキシミティ)…▲5.47%
・MQ(マルケタ)…▲4.21%
・U(ユニティ)…▲3.65%
・UPST(アップスタート)…▲4.02%

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.132から4.181に上昇しました。

前日にも水準を切り上げていた長期金利ですが、昨日も引き続き上昇傾向です。

5年債の入札が低調だったことを受けて長期債も売られているようですが、やはり経済指標待ちと言ったところでしょうか。

リッヒ
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4%が遠のいていくな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下げた銘柄の方が多かったように見えます。

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大型株は強かったわ!

マグニフィセント7はマチマチでアップルやテスラは下げています。メタとアルファベットが1%以上の上げ、エヌビディアが大きく上昇しています。他にも半導体が全般的に強かったようです。

昨日大きく上昇した銘柄

・NFLX(ネットフリックス)…+10.70%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+5.86%
・AMAT(アプライドマテリアルズ)…+4.24%
・FTNT(フォーティネット)…+2.64%
・NVDA(エヌビディア)…+2.49%
・AVGO(ブロードコム)…+2.25%
・ORCL(オラクル)…+2.22%

ネットフリックスは前日のアフターで好決算を発表しましたので、時間外から上げていましたね。

また、オランダの半導体製造メーカーASMLが決済を発表しており、半導体の需要がまだまだ強いことを示したので、半導体銘柄が上げています。

一方で、大きく下落した銘柄もありMMM(スリーエム)▲2.98%、F(フォード)▲2.99%、T(AT&T)▲2.97%などが急落しました。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち4セクターが上昇7セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+1.06%
・通信…+0.91%
・情報技術…+0.77%
・金融…+0.62%
・一般消費財…▲0.25%
・素材…▲0.7%
・資本財…▲0.73%
・ヘルスケア…▲0.82%
・生活必需品…▲1.13%
・不動産…▲1.29%
・公益事業…▲1.34%

昨日は比較的セクター別のパフォーマンスも大きく変動しました。

珍しくエネルギーが1%以上も上げており、通信やテックも相変わらず強かったですね。

一方で、1%以上の下落をしたのも3セクターあり、公益事業や不動産、生活必需品といったディフェンシブセクターが弱かった印象です。

昨年の後半あたりから少しづつセクターローテーションを感じていたのですが、このところまた昨年前半と同様の相場に戻ってきてしまいましたね。

リッヒ
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やっぱり大きなセクターが有利か

S&P500チャート分析

昨日のS&P500はわずかに0.08%上昇して、終値では4,868まで上げました。

結果的にはわずかに上昇したS&P500ですが、昨日上ヒゲをつけて陰線で引けています。場中は0.8%上昇する場面もあったので、利確売りの圧力も強いことがわかりました。

今後も大型株の決算や経済指標の発表が控えており、月末にはFOMCが予定されていますので、ここから先はボラティリティが高まることが予想されますね。

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急落は避けたいわね!

FEAR&GREEDインデックスは73から76に上げ、EXTREME GREEDに変わりました。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

テスラ決算予想を下回り株価急落

昨日のアフターで第4四半期の決算を発表した米EVメーカーのテスラですが、売上高もEPSも市場予想を下回り今後の成長鈍化を示唆したことで、時間外で株価を急落させています。

とうとう株価は200ドルを切って▲5.93%も急落しています。昨年7月の高値からは30%以上の下落ですね。

販売価格の引き下げや労働賃金の引き上げなど、利益を圧迫させる要因が増えていく中で、EV需要の低迷がテスラの成長を妨げているようです。

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長期ホルダーには買い場が来たわね!

半導体製造メーカーASML決算で受注3倍増

オランダの半導体製造装置メーカーは第4四半期決算で、受注が前期から3倍増となったこと発表しました。

半導体需要が強いことを示唆したことで、半導体セクターは連れ高となりました。

特に最先端のリソグラフィー装置の需要が急増したとのことで、AIやデータ装置などの需要は今後も堅調が予想されます。

リッヒ
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ASMLは株価最高値やな

7ヶ月ぶりの高水準に上昇したPMI

1月の総合PMI速報値は昨年6月以来の高水準に上昇しました。サービス業と製造業の両指数が上昇しています。

1月の米PMI

【総合】
結果…52.3(前月…50.9)予想…51.0
【製造業】
結果…50.3(前月…47.9)
【サービス業】
結果…52.9(前月…51.4)

・販売価格は製造業で上昇
・輸送費や燃料コスト高が影響

インフレが低下して生活が楽になるとの期待から、消費者の信頼感が支えられているようです。

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景気は上向きね!

PMIの数値があらわすものは?

PMIの数値では、大雑把に言ってしまえば『現在の景気が拡大しているのか縮小しているのか』が分かります。50を節目に大きければ景気拡大小さければ景気縮小と言われます。

昨日の注目決算

昨日発表された注目決算をピックアップしました。

昨日の注目決算

【1/24】
TSLA(テスラ)…▲0.63%(AH▲5.93%)
ABT(アボット・ラボラトリーズ)…▲2.51%
IBM(IBM)…+0.02%(AH+7.98%)
NOW(サービスナウ)…+1.33%(AH▲0.95%)
T(AT&T)…▲2.91%

テスラはアフターマーケットで決算発表をしており、時間外で急落中です。

今週注目の決算発表について

今週も企業決算が続きます。市場に影響のありそうな注目の決算スケジュールを確認しておきましょう。

注目の企業決算

・1/25 V(ビザ)INTC(インテル)TMUS(Tモバイル)CMCSA(コムキャスト)NEE(ネクステラエナジー)
・1/26 CAT(キャタピラー)AXP(アメリカンエキスプレス)

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1月の注目イベントについて

2024年1月の経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。

1月の注目イベント

・1/25 PCEデフレーター
*1/30~31 FOMC
・1/31 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・1/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

まとめ

【1/24米国市場の値動き】
・S&P500…+0.08%
・ダウ…▲0.26%
・NASDAQ…+0.36%
・長期金利は4.181に上昇
【経済トピックス】
・テスラ決算予想を下回り株価急落
・半導体製造メーカーASML決算で受注3倍増
・7ヶ月ぶりの高水準に上昇したPMI

5日連続で上昇した米国市場ですが、場中で大きく売られたことで今後は上値が重くなるかも知れません。

テスラも決算をミスしたことで市場への影響も小さくはないはずです。今後もまだ企業決算は続きますが、どこかでちょっとした調整があるかと考えています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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