昨日の米国市場は下落しました。
イラン戦争の激化に伴う原油価格の上昇で、世界中でインフレ懸念が高まっているようです。
各国の中央銀行は金融政策の引き締めを余儀なくされるとの見通しに、株式市場への逆風が強まりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
3/19 米国市場の値動き
昨日の米国市場は2日連続の下落。
話題の中心はイラン戦争ですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.28%
・ダウ平均 …▲0.44%
・NASDAQ100…▲0.29%

下げ幅は縮小したわね!
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.257%に下げています。
為替(ドル円)
為替は1ドル157円67銭と一気に円高に向かいました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく下落したことが分かります。

久しぶりのおはギャーね!

マグニフィセント7は7銘柄すべてが下落。TSLA▲3.19%、META▲1.46%、NVDA▲1.02%と大きく下げています。
ハードウェアやエネルギーには大きく上げた銘柄もありました。
・CIEN(シエナ)…+7.09%
・STX(シーゲイト)…+6.84%
・BKR(ベーカーヒューズ)…+5.62%
・SLB(SLB)…+5.52%
・DELL(デル)…+5.06%
・ACN(アクセンチュア)…+4.30%
・LRCX(ラムリサーチ)…+4.13%
・APA(アパッチ)…+3.96%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.61%
・情報技術 …+0.14%
・金融 …▲0.08%
・ヘルスケア…▲0.19%
・不動産 …▲0.35%
・公益事業 …▲0.42%
・資本財 …▲0.48%
・通信 …▲0.63%
・生活必需品…▲0.72%
・一般消費財…▲1.12%
・素材 …▲2.74%
エネルギーセクターが1週間を通して買われており、年間のパフォーマンスもトップに躍り出ました。
情報技術もプラスでしたが、上げ幅は限定的。
一方で、素材が大きく下げており、年初来リターンのほとんどを吐き出しています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.28%下落して、終値では6,606に下げました。
週明けには回復に向かうかに見えたS&P500ですが、昨日も下げて2日続落。
ついには終値で200日移動平均線を下に切ってしまいました。
ローソク足は両ヒゲをつけた陽線で引けていますので、相場の方向感に迷いがあるようです。
高値からの下げ幅は▲5.33%に広げ、年初来では▲3.49%の下落となりました。

調整局面の可能性も出てきたわね!
FEAR&GREEDインデックスは18から17に下げ、EXTREME FEARを深めました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
米国の対イラン戦費は2000億ドル
米国防総省はイラン戦争の費用を賄うため、2000億ドル(約31兆5300億円)もの追加予算を議会に要求しました。
追加予算の要求はホワイトハウスに送付され審査を受けており、トランプ米大統領はまだ承認していないとのこと。
戦争が長引けばさらなる国家予算が必要となり、経済政策が打ち出しにくくなりますので、トランプ大統領も決断を早めるかも知れませんね、

早めの撤退を願うわ!
新築住宅販売が2022年以来の低水準
1月の新築住宅販売は17.6%減の58万7000戸と、2022年以来の低水準となりました。
多くの購入検討者が様子見を続けており、全米で住宅購入需要が後退していることを反映しています。
年初には住宅ローン金利の低下が住宅市場をある程度下支えしていましたが、イラン戦争により再び金利は上昇しています。

ここにも戦争の影響やな
ウォール街銀行大手の資本要件大きく緩和
FRBが銀行資本要件の緩和案を公表したことで、ウォール街の大手銀行は融資や自社株買い、配当のために数十億ドル規模の資金を使えるようになります。
今回公表された案は90日間の意見公募期間を経て、最終的に取りまとめられる予定です。
当局はこの画期的なパッケージを資本調和策の一環と位置付けているとのこと。

メガバンには追い風ね!
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・3/31シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
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【3/19 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.28%
・ダウ平均 …▲0.44%
・NASDAQ100…▲0.29%
【経済トピックス】
・米国の対イラン戦費は2000億ドル
・新築住宅販売が2022年以来の低水準
・ウォール街銀行大手の資本要件大きく緩和
昨日の米国市場は下落しました。
出口の見えない戦争に対して、インフレ上昇の懸念が高まっています。
年内の利下げは見送られるとの見方も強まり、ますます株高への期待は後退しています。
とはいえ、早めの終焉が示唆されれば、一気に巻き返してくれる可能性もありますので、資金を引き上げてしまうには時期尚早かも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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