昨日の米国市場は上昇しました。
ベネズエラのマドゥロ大統領の排除により地政学的リスクへの懸念が高まる中でも、投資家は株式を物色しているようです。
年明けの5日間の相場が良いと、その年の市場は上がりやすいとのアノマリーがありますが、今年はどうなるんでしょうか。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
1/5 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
ベネズエラに関するニュースが飛び交っていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.64%
・ダウ平均 …+1.23%
・NASDAQ100…+0.77%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に上昇していきました。
その後ジリジリと売り戻されていきましたが、引けにかけては3指数ともに上げで着地しました。

ダウが調子いいわね!

ハイパーグロース株は爆上げやな
・AFRM(アファーム) …+9.14%
・COIN(コインベース) …+7.77%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.65%
・DDOG(データドッグ) …▲0.10%
・DOCS(ドキシミティ ) …+5.54%
・MQ(マルケタ) …+5.82%
・U(ユニティ) …+3.75%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.195から4.171に低下しました。
為替は1ドル156円33銭と少し円高に戻しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上げた銘柄の方が多かったことが分かります。

ヘルスケアが弱かったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。TSLAが+3.10%、AMZNが+2.90%と大きく上げ、AAPLは▲1.38%と大きく下げています。
エネルギーや金融の中には、大きく上昇した銘柄が多かったようです。
・VLO(バレロエナジー)…+9.23%
・SLB(シュルンベルジェ)…+8.96%
・HAL(ハリバートン)…+7.84%
・COIN(コインベース)…+7.77%
・CVNA(カーヴァナ)…+7.45%
・PSX(フィリップス66)…+7.21%
・HOOD(ロビンフッド)…+6.97%
・CNC(センティーン)…+6.94%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・JBL(ジェイビル)…▲7.05%
・ABBV(アッヴィ)…▲3.98%
・CPB(キャンベルズ)…▲3.75%
・OMC(オムニコム)…▲3.65%
・LLY(イーライリリー)…▲3.60%
・FANG(ダイヤモンドバックエナジー)…▲3.51%
・APA(アパ)…▲3.51%
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+2.03%
・金融 …+2.00%
・一般消費財…+1.79%
・資本財 …+1.72%
・エネルギー…+0.91%
・通信 …+0.69%
・不動産 …+0.25%
・情報技術 …+0.17%
・ヘルスケア…▲0.12%
・生活必需品…▲0.31%
・公益事業 …▲0.78%
素材と金融が2%を超える急騰をしています。
特に金融に関しては企業の数が多いのにも関わらず、オールグリーンというのは素晴らしいですね。
今年もこの2セクター中心で上げていくのでしょうか。
一方で、公益事業や生活必需品、ヘルスケアといったディフェンシブセクターが売られています。
大型株の下落で情報技術も強くはありませんでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.64%上昇して、終値では6,902に上げました。
本年2日目の相場となったS&P500ですが、2日連続の上昇となりました。
年明けから5日間の相場が良いと、その年は上がるというアノマリーがありますので今年も楽しみですね。
とはいえ、ローソク足を見ると長い上ヒゲを付けていますので、上がれば売られる状況が続いています。
年末につけた高値までは0.43%ですので、今年もたくさん高値更新が見られると良いですね。

30回くらいは高値更新して欲しいわ!
FEAR&GREEDインデックスは45から47に上がりましたが、NEUTRALのままでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ベネズエラはゴールドラッシュの可能性
トランプ政権が軍事作戦を展開したベネズエラは今後、投資家にとって最大級のチャンスをもたらす可能性があるとのこと。
マドゥロ大統領夫妻を拘束したことで世界中を驚かせたが、今後どのような展開になるのか投資家は注意深く見守っているようです。
石油資源が豊富なベネズエラですから、エネルギーや素材といった企業にチャンスがあるようです。

まだどうなるかはわからないわ!
ISM製造業指数は1年ぶりの低水準
昨日発表された12月の製造業景気指数は47.9に低下し、2024年10月以来の低水準となり10ヶ月連続の景気縮小となりました。
原材料コストは依然として高止まりしており需要が低調なため、多くの企業が既存の在庫に依存しているとのこと。
依然としてトランプ関税による経済全体の不透明感は、多くの企業にとって事業拡大の判断を難しくする要因となっているようです。

製造業の復活が鍵やな
ミネアポリス連銀総裁『今の金利は中立に近い』
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、現在の政策金利は経済にとって中立な水準に近い可能性があると述べました。
『高金利によって経済が減速するだろうと予想し続けてきたが、実際の経済は予想をはるかに上回る強さを見せてきた』と述べています。
3会合連続で利下げを実施してきたFRBですが、このあたりでまた金利据え置きとなりそうですね。

1月の利下げはなさそうね!
1月の注目イベントについて
2026年になりましたので、1月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・1/ 6 ISM製造業景気指数
・1/ 8 ISM非製造業景気指数
*1/ 9 雇用統計
・1/10 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*1/13 消費者物価指数(CPI)
・1/14 生産者物価指数(PPI)
・1/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・1/15 小売売上高
*1/27・28 FOMC
・1/29 PCEデフレーター
・1/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【1/5 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.64%
・ダウ平均 …+1.23%
・NASDAQ100…+0.77%
【経済トピックス】
・ベネズエラはゴールドラッシュの可能性
・ISM製造業指数は1年ぶりの低水準
・ミネアポリス連銀総裁『今の金利は中立に近い』
年明け2日目の相場も上昇となり、今年の市場に弾みをつけています。
週末にはベネズエラへの攻撃と大統領夫妻の拘束により、地政学的リスクが一気に跳ね上がりましたが、投資家はこれをネガティブに捉えてはいないようです。
一方で、製造業の景気は依然として厳しい状況が続き、強いアメリカが復活するにはまだ少し時間がかかるようです。
2023年からAI銘柄に頼りきりだった投資家も、そろそろ本当に業績の良い企業を探す必要が出てくるのかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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