昨日の米国市場は上昇しました。
先週末に発表された雇用統計の影響は、一時的と判断されたようです。
とはいえ、今後も景気後退につながる指標が発表されれば、再び相場は調整局面に向かうのかも知れません。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
クリックでランキングの応援してください!
ランキング押し上げて欲しいです。

Xの相互フォロー待ってるわ!
Follow @RamTky9/8 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.21%
・ダウ平均 …+0.25%
・NASDAQ100…+0.46%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックが上昇する中でダウは下落していきました。
その後ダウが持ち直す場面もありましたが、引けにかけて3指数ともに上げ幅を縮小していきました。

危うく寄り天になるところだったわ!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲1.68%
・COIN(コインベース) …+1.05%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.50%
・DDOG(データドッグ) …+0.26%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.26%
・MQ(マルケタ) …▲1.14%
・U(ユニティ) …+3.83%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.076から4.042に低下しました。
ドル円は長らくこう着状態にあります。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落が半々といったように見えます。

テックはイイ感じね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。AMZNが+1.51%と続伸した一方で、TSLAが▲1.27%と大きく下げています。
比較的偏よりのある相場でしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・TTWO(テイクツー・インタラクティブ)…+3.80%
・UBER(ウーバー)…+3.70%
・LYV(ライブ・ネーション)…+3.66%
・MSCI(エムエスシーアイ)…+3.50%
・TKO(ティーケーオー)…+3.34%
・AVGO(ブロードコム)…+3.21%
・GEHC(GEヘルスケア)…+3.21%
・GEV(GEベルノバ)…+3.12%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・CVS(シーブイエス・ヘルス)…▲4.77%
・BF.B(ブラウン・フォーマン)…▲4.57%
・NCLH(ノルウェージャン・クルーズ)…▲4.40%
・TMUS(Tモバイル)…▲3.90%
・KDP(キューリグ・ドクターペッパー)…▲3.56%
・PCG(パシフィック・ガス)…▲3.51%
・CMG(チポトレ)…▲3.43%
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+0.84%
・素材 …+0.61%
・一般消費財…+0.59%
・金融 …+0.21%
・通信 …+0.10%
・資本財 …▲0.03%
・生活必需品…▲0.08%
・エネルギー…▲0.16%
・ヘルスケア…▲0.41%
・不動産 …▲0.58%
・公益事業 …▲0.98%
買いも売りもあった昨日の相場では、情報技術が良く買われていました。
他にも素材や一般消費財も上げていますが、全体的にはそこまで強くない1日となりました。
一方で、公益事業や不動産、ヘルスケアはそれなりに売られています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.21%上昇して、終値では6,495に上げました。
先週末は長い陰線をつけていたS&P500ですが、昨日はわずかながら反発しています。
年初来の日足チャートで見ても、上昇トレンドはまだ崩れていないように感じます。
年初来リターンも2桁プラスをキープしていますが、どこかで50日移動平均線を割り込むような調整があってもおかしくありませんね。

もっと出来高が欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは53から52に下げましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
3月雇用者数100万人少なかった可能性
3月時点での雇用者数は政府が現在発表している数字よりもはるかに鈍かった可能性が高いことがわかりました。
我々が目にしてきた強かった労働市場は、すでに勢いを失っていたのかも知れません。
となると利下げには追い風となりますが、年内3回の利下げも正当化されそうですね。

9月の利下げは決定的ね!
スペースXが周波数帯170億ドルで取得
イーロン・マスク率いる宇宙開発企業のスペースXは、衛星ネットワーク運営会社エコスターから無線周波数帯を焼く170億ドルで取得することに合意しました。
スペースXのような衛星事業者は地上のモバイルライセンスを通信業者と提携する必要があり、同社は現在Tモバイルと提携していますが、これからは独自のサービスを提供できるようになります。
スターリンクの成長は直接テスラの技術向上にもつながりますので、テスラの株価も上がりそうなものでしたが、販売シェアの低下が株安を呼んでいますね。

もう爆上げの要素が見当たらんな
1年先インフレ期待は3.2%にまで上昇
ニューヨーク連銀が月次調査によると、米消費者の1年先インフレ期待は8月に3.2%に上昇しているとのこと。
これはトランプ関税の混乱による5月の水準と変わらない高水準です。
インフレ懸念の高まりが労働市場の弱さに移りつつあることでFRBもかなり警戒しているはずです。

強い雇用は戻って欲しいわね!
9月の注目イベントについて
9月になりましたので、今月の経済指標スケジュールも確認しておきましょう。
・9/10 生産者物価指数(PPI)
*9/11 消費者物価指数(CPI)
・9/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/16 小売売上高
*9/17~18 FOMC
・9/26 PCEデフレーター
・9/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【9/8 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.21%
・ダウ平均 …+0.25%
・NASDAQ100…+0.46%
【経済トピックス】
・3月雇用者数100万人少なかった可能性
・スペースXが周波数帯170億ドルで取得
・1年先インフレ期待は3.2%にまで上昇
昨日の米国市場はわずかに反発しました。
先週は労働市場の軟化が市場に警戒感を与えましたが、インフレにまで伝わるようだと政策金利の舵取りも難しくなりそうです。
トランプ関税で混乱した上半期を、何とか下半期で取り戻して欲しいところですが、一筋縄ではいかないみたいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典』がもらえるURLです。

コメント