昨日の米国市場はわずかに下落しました。
FOMCを前に大きな取引は控えられたようです。
9月利下げは織り込み済みですが、その後の利下げ回数の手掛かりを探すことになりそうです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky9/16 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
小売売上高が発表されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.3%
・ダウ平均 …▲0.27%
・NASDAQ100…▲0.08%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に売られていきました。
その後はジリジリと買い戻されていくも、引けにかけてもプラ転することはありませんでした。

ちょっと残念だったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.59%
・COIN(コインベース) …+0.27%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.05%
・DDOG(データドッグ) …▲2.93%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.54%
・MQ(マルケタ) …▲0.17%
・U(ユニティ) …▲1.31%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.038から4.032に低下しました。
ドル円はわずかに円高に向かいはじめました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

テスラが強いわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。TSLAが+2.82%で5日続伸、METAが+1.87%、AMZNが+1.13%上げ、NVDAが▲1.61%、MSFTが▲1.23%と下げています。
かなり偏った相場となりましたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・APA(アパッチ)…+6.98%
・STLD(スチール・ダイナミクス)…+6.15%
・OXY(オキシデンタル・ペトロリアム)…+5.04%
・HSY(ハーシー)…+4.25%
・BG(ブンゲ)…+4.22%
・MRNA(モデルナ)…+4.02%
・DVN(デボン・エナジー)…+3.55%
・VLO(バレロ・エナジー)…+3.22%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・WBD(ワーナーブラザース)…▲6.22%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…▲5.65%
・EMR(エマーソン・エレクロリック)…▲4.89%
・PFG(プリンシパル・フィナンシャル)…▲3.45%
・ES(エバーソース)…▲3.21%
・PRU(プルデンシャル・フィナンシャル)…▲3.13%
・DDOG(データドッグ)…▲2.93%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.29%
・一般消費財…+0.83%
・通信 …+0.29%
・ヘルスケア…+0.15%
・生活必需品…+0.07%
・資本財 …▲0.14%
・金融 …▲0.26%
・情報技術 …▲0.38%
・不動産 …▲0.64%
・素材 …▲0.97%
・公益事業 …▲1.54%
原油価格の上昇によってエネルギーセクターが大きく上げています。
一般消費財もテスラの続伸によってけん引されました。
一方で、公益事業が1%を超える大きな下げ。素材や不動産も売り込まれています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.13%下落して、終値では6,606に下げました。
前日には高値の更新をしていたS&P500ですが、昨日はわずかに下げて小休止。
とはいえ、トレンドラインが崩れたわけではありませんので、健全な相場と言えそうです。
出来高も上がっていませんので、機関投資家はFOMCで利下げ圧力を確認したいだけのようです。

FOMC待ちね!
FEAR&GREEDインデックスは58と変わらずGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
8月小売売上高は堅調な夏の個人消費
昨日発表された8月の小売売上高は増加して、3カ月連続の前月比プラスとなりました。
【売上高】
・前月比…+0.6%増(予想…+0.2%増)
・前月…+0.6%増(速報値…+0.5%増)
・自動車を除いた小売売上高は0.7%増加
・13業種のうち9業種で増加
・衣料品店とスポーツ用品店が強い
関税の影響で値上がりした品目もあり労働市場に悪化の兆しが出ている中でも、消費者の購入意欲に変化は見られなかったことが示されています。

あまり値上げして欲しくないわね!
TikTok枠組み合意ならオラクルも企業連合に
TikTokを巡る合意枠組みが決着すれば、同社の米国事業継続を可能にする企業連合の一角にオラクルが入るとのニュースがありました。
オラクルの株価は一時+6%以上も急騰しました。
同社の株価は1週間ほど前にも跳ねていますが、立て続けに好材料が集まりました。

今後も期待大やな
ベッセント氏市場は年内0.75%利下げ織り込む
ベッセント財務長官は、9月には政策金利を25bp引き下げることを市場は織り込んでいると述べました。
また、年末までに75bpの利下げを織り込んでいると付け加えました。
確かに長期金利はこのところ非常に安定していますね。

いい湯加減って感じよ!
9月の注目イベントについて
今月の経済指標スケジュールも確認しておきましょう。
*9/17~18 FOMC
・9/26 PCEデフレーター
・9/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【9/16 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.3%
・ダウ平均 …▲0.27%
・NASDAQ100…▲0.08%
【経済トピックス】
・8月小売売上高は堅調な夏の個人消費
・TikTok枠組み合意ならオラクルも企業連合に
・ベッセント氏市場は年内0.75%利下げ織り込む
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
FOMCを前に投資家は大きな取引を控えているようです。
これまで金利を据え置き続けてきたFRBですが、年内3会合で3回の利下げを実施することになるのでしょうか?
これが2回や1回になるようなことがあれば、株価は反落してしまうかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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