昨日の米国市場も上昇して今週は負けなしの1週間となりました。
S&P500は2月以来の高値更新で、米国市場大復活といったところでしょうか。
トランプ大統領がカナダとの貿易協議を全て打ち切ると表明したことを受けて、一時下落する場面もありましたが、引けにかけて回復して行けたことは来週の相場にもつながりそうです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky6/27 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
再び関税問題が話題になりそうですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.52%
・ダウ平均 …+1.00%
・NASDAQ100…+0.39%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしてもダウを中心に上昇していきました。
その後トランプ大統領の関税発言で一時大きく下落するも、引けにかけて回復していきました。

買い戻されて良かったわね!
週間ベースで見るとS&P500は+3.44%、ダウは+3.82%、ナスダック100は+4.20%の上昇となりました。

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+1.73%
・COIN(コインベース) …▲5.77%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.17%
・DDOG(データドッグ) …+0.73%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.13%
・MQ(マルケタ) …+0.68%
・U(ユニティ) …+3.93%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.246から4.275に上昇しました。
為替は再び円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

部分的に赤いところもあるわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落しました。GOOGが+2.88%、AMZNが+2.85%と大きく上げている一方で、TSLAは▲0.66%と下げています。
相場全体が強いなかでも、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・NKE(ナイキ)…+15.19%
・BA(ボーイング)…+5.91%
・EQIX(エクイニクス)…+5.31%
・RCL(ロイヤル・カリビアン・クルーズ)…+4.60%
・HWM(ハウメット・エアロスペース)…+4.55%
・CCL(カーニバル)…+4.17%
・CHRW(CHロビンソン)…+3.72%
・NCLH(ノルウェージャン・クルーズ)…+3.70%
ナイキは決算が好感されての爆上げ。クルーズ3社も好調でした。
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・PLTR(パランティア)…▲9.37%
・COIN(コインベース)…▲5.77%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…▲4.93%
・NEM(ニューモント)…▲4.11%
・INCY(インサイト)…▲3.45%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲3.43%
・LLY(イーライリリー)…▲2.47%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・一般消費財…+1.56%
・通信 …+1.28%
・資本財 …+0.92%
・生活必需品…+0.52%
・金融 …+0.27%
・不動産 …+0.25%
・情報技術 …+0.23%
・公益事業 …+0.10%
・ヘルスケア…▲0.22%
・エネルギー…▲0.45%
・素材 …▲0.70%
グーグルやアマゾンなどの大型株がけん引して一般消費財と通信が大きく上げています。
一方で、素材やエネルギー、ヘルスケアなど、上昇相場に乗り切れないセクターもありました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.52上昇して、終値では6,173に上げました。
今週は好調が続くS&P500ですが、昨日の上昇によって2月19日につけた高値を4ヶ月ぶりに更新しました。
50日移動平均線がもう少しで200日をゴールデンクロスしそうな勢いです。
出来高も伴っていますので、来週の上昇も期待が持てそうです。

このままぶち抜けて欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは62から65に上げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
7月関税引き上げベッセント氏は延長を示唆
トランプ大統領は上乗せ関税の一時停止措置が終了するしたら関税を引き上げる構えを強めていますが、 ベッセント財務長官は主要貿易相手との協議が9月1日まで一時停止措置を延長する可能性があることを示唆しました。
上乗せ関税を発動するか延長するかはトランプ大統領の一存にかかっているということでしょうか。

また不確実性が増えたわね!
FRB次期議長に利下げする人物を指名する
トランプ大統領はFRBの次期議長に、利下げを望む人物を指名すると表明しました。
『金利を今の水準に維持しようとか、そういう考えの人間は選ばない。』と断言しています。
パウエル氏に対する批判を一段と強めているトランプ大統領ですが、任期満了まで議長が続けられるのでしょうか。

また批判が強まったな
エヌビディア時価総額4兆ドルが視野に
今週の水曜日にはATHを更新したエヌビディアですが、近く時価総額が4兆ドルに達する可能性が出てきました。
現在の時価総額が3.85兆ドルですから、4兆ドルまではあと3.9%上昇で届くことになります。
今年に入り中国のDeepSeekが台頭したことで株価は一時▲37%ほど急落しましたが、そこから3ヶ月で67%も急騰しています。

来週にも4兆ドル超えの可能性あるわね!
7月の注目イベントについて
来週から早くも7月ですから、7月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・7/ 1 ISM製造業景気指数
・7/ 3 ISM非製造業景気指数
*7/ 3 雇用統計
*7/15 消費者物価指数(CPI)
・7/16 生産者物価指数(PPI)
・7/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・7/17 小売売上高
・7/18 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/29~30 FOMC
・7/30 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/27 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.52%
・ダウ平均 …+1.00%
・NASDAQ100…+0.39%
【経済トピックス】
・7月関税引き上げベッセント氏は延長を示唆
・FRB次期議長に利下げする人物を指名する
・エヌビディア時価総額4兆ドルが視野に
昨日の米国市場は上昇してS&P500は高値を更新しました。
関税問題はトランプ大統領次第といった懸念はなくなっていませんが、市場にはすでに楽観が拡がっているようです。
個人的にも資産が半年ぶりに2億円を回復しましたので、退職に向けて一安心といったところです。
おっ❗️2億復活っ‼️
— ここ屋@米国株投資家 (@RamTky) June 28, 2025
心おぎなく退職できそうです😭 pic.twitter.com/FGooS0DF6m
『夏枯れ相場』といったアノマリーもありますが、今年は『サマーラリー』となって欲しいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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