昨日の米国市場は上昇しました。
特に大きな材料はありませんでしたので、相場も一休みといった状況です。
一方で、アマゾンがアフターで決算発表しましたが、時間外で株価を下げていますね。
もうビッグテックの時代は終わってしまったのでしょうか。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky2/6 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.36%
・ダウ平均 …▲0.28%
・NASDAQ100…+0.54%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウが下落する中でS&P500とナスダックは上昇していきました。
その後もダウはズルズルと下げる中で、引け間際には一時急落しましたが大引けには買戻しが入りました。

引けの急落には焦ったわ!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲1.67%
・COIN(コインベース) …▲1.73%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.79%
・DDOG(データドッグ) …±0%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.21%
・MQ(マルケタ) …▲1.81%
・U(ユニティ) …+0.38%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.424から4.436に上昇しました。
ドル円はさらに円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄がのほうが多かったように見えます。

エヌビディアが光ってるわ!

マグニフィセント7はTSLAの▲1.02%下落以外は上昇しており、特にNVDAが+3.08%の急騰、AMZNも+1.13%、METAが+1.01%と大きく上げました。
そこまでリスクオン相場ではなかったようですが、大きく上げた銘柄をピックアップしていきます。
・TPR(タペストリー)…+12.02%
・PM(フィリップモリス)…+10.95%
・PLTR(パランティア)…+9.79%
・YUM(ヤム・ブランズ)…+9.72%
・RL(ラルフローレン)…+%
・UBER(ウーバー)…+8.55%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+7.46%
・HLT(ヒルトン)…+4.86%
決算が良かった銘柄が急騰していますね。
一方で、大きく下落した銘柄もありました。
・SWKS(スカイワークス)…▲24.67%
・HII(ハンティントン)…▲18.32%
・HOLX(ホロジック)…▲10.10%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…▲10.09%
・PTC(ピー・ティー・シー)…▲9.56%
・F(フォード)…▲7.49%
・HON(ハネウェル)…▲5.64%
・CRM(セールスフォース)…▲4.92%
こちらも決算ミスの銘柄が急落していますね。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・金融 …+0.85%
・素材 …+0.79%
・生活必需品…+0.79%
・情報技術 …+0.53%
・通信 …+0.43%
・一般消費財…+0.41%
・不動産 …+0.36%
・資本財 …+0.17%
・公益事業 …+0.04%
・ヘルスケア…▲0.85%
・エネルギー…▲1.30%
直近1か月で好調な金融と素材が大きく上げています。やはり中期的にはトレンドが続きそうです。
昨日は珍しく情報技術と一般消費財、通信といったメガキャップを含むセクターが中間パフォーマンスでした。いつもは両極端なことが多いんですけどね。
一方で、エネルギーやヘルスケアはマイナスとなり、好調な相場に水を差しています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.36%上昇して、終値では6,083に上げています。
今年に続伸することの少ないS&P500ですが、昨日は3日連続の上昇となりました。
下ヒゲをつけての陽線は相場の底堅さを感じますが、直近では上値を切り下げているのが懸念されます。
2週間前につけた高値まであと0.58%のところまで回復していますが、今夜発表の雇用統計次第といったところでしょうか。

大きく上げることはなさそうね!
FEAR&GREEDインデックスは40から41に上げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
FRBに圧力はかけないとベッセント財務長官
ベッセント財務長官はFRBの判断に対して批判することを控えると述べました。
それよりも財務長官は10年債利回り低下につながる政策に重点を置いていると説明しました。
先月時点でトランプ大統領はパウエル議長に向かって『自分のほうが上手くやる』などと強く批判していましたので、これはかなりのインパクトがありました。

パウエル議長も安心ね!
アマゾン決算はガイダンスのミスで株価急落
アフターで決算発表のあったアマゾンは、売上高とEPSはビートするも利益見通しがコンセンサス予想に届かず、時間外で株価を▲4.14%急落させています。

注目のAWSの売上高は市場予想と一致しましたが、データセンターや自社製半導体に巨額を投じていることが利益を圧迫しているようです。
これでエヌビディア以外のマグ7の決算は出そろいましたが、決算後に株価を上げているのはメタくらいなものですね。

FANGも総崩れやな
雇用統計年次改正の影響は
今夜発表される雇用統計に注目が集まっていますが、毎年1月の雇用統計では前年3月までの12カ月間の年次ベンチマーク改定が発表されます。
事前予想では過去分の雇用者数の伸びが大幅な下方修正となる見通しですが、市場にどう影響があるのでしょうか。
労働市場の冷え込みを裏付ける内容になりそうですが、かなり前の話ですからそれほど相場に影響があるとは考えていません。

穏やかな冷え込みは歓迎ね!
2月の注目イベントについて
今週からは2月になりましたので、重要な経済指標をチェックしておきましょう。
*2/ 7 雇用統計
・2/ 8 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*2/12 消費者物価指数(CPI)
・2/13 生産者物価指数(PPI)
・2/14 小売売上高
・2/18 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・2/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/28 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【2/6 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.36%
・ダウ平均 …▲0.28%
・NASDAQ100…+0.54%
【経済トピックス】
・FRBに圧力はかけないとベッセント財務長官
・アマゾン決算はガイダンスのミスで株価急落
・雇用統計年次改正の影響は
昨日の米国市場は上昇しました。
雇用統計を前に指数はそれほど動いていませんが、個別株は企業決算によって大きく株価変動が起きています。
テスラ、グーグル、マイクロソフト、アップルに続いて、アマゾンまでが決算後に株価を落としていますが、そろそろFANGにしがみついてる場合ではなくなったことを認識する必要がありそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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