昨日の米国市場はわずかに下落しました。
政策金利の発表を前に、ウォール街も判断に苦しんでいるようです。
一方で、エヌビディアやJPモルガンなどの個別株には大きなニュースが飛び込んできました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/9 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
政策金利の発表直前ですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.09%
・ダウ平均 …▲0.38%
・NASDAQ100…+0.16%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に上昇していきました。
その後ダウが売られはじめると、引けにかけて3指数ともに下落していきました。

完ナスダックは耐えたわね!

ハイパーグロース株はまずまずやな
・AFRM(アファーム) …+0.46%
・COIN(コインベース) …+1.15%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.54%
・DDOG(データドッグ) …▲1.11%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.20%
・MQ(マルケタ) …+2.55%
・U(ユニティ) …+0.88%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.172から4.182に上昇しました。
為替は1ドル156円81銭と急激にドル高へ向かいました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

ヘルスケアが弱かったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。TSLAが+1.27%、GOOGが+1.07%と上げた一方で、METAが▲1.48%と下げています。
偏りのない相場となりましたが、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・NEM(ニューモント)…+5.72%
・APP(アップラビン)…+5.05%
・APO(アポロ・グローバル)…+4.74%
・KKR(ケーケーアール)…+4.25%
・FFIV(F5インク)…+3.94%
・HPE(ヒューレットパッカード)…+3.81%
・WBD(ワーナーブラザース)…+3.78%
・GLW(コーニング)…+3.22%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・AZO(オートゾーン)…▲7.17%
・CPB(キャンベルズ)…▲5.23%
・JPM(JPモルガン)…▲4.66%
・ROL(ローリンズ)…▲4.18%
・ORLY(オライリー)…▲3.93%
・UBER(ウーバー)…▲3.78%
・VRSN(ベリサイン)…▲3.34%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+0.87%
・生活必需品…+0.45%
・通信 …+0.30%
・エネルギー…+0.19%
・情報技術 …+0.14%
・一般消費財…+0.05%
・公益事業 …▲0.01%
・金融 …▲0.09%
・不動産 …▲0.41%
・資本財 …▲0.62%
・ヘルスケア…▲1.01%
素材が大きく上昇していますが、それ以外の上げ幅は限定的。
一方で、ヘルスケアが大きく下落しましたが、売られたセクターの下げ幅も限定的でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.09%下落して、終値では6,840に下げました。
2週間ほど好調な相場が続いていたS&P500ですが、今週は2日続落。
わずかな下げといえども、上がらない相場というのはもどかしいですね。
10月末の高値までは0.73%にまで広がっています。
ローソク足は長い上ヒゲを付けた十字線が発生していますので、売り圧力が強いことを示しています。
このところ横ばいが続いていますが、FOMCが明ければどちらかには進んでいくと考えています。

上に向かうと思うわ!
FEAR&GREEDインデックスは31から32に上げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
エヌビディアH200対中輸出を承認
トランプ大統領はエヌビディアのH200チップを中国に販売することを承認しました。
売上高の25%を政府に支払うことが条件となりますが、対中輸出が大きく緩和されました。
エヌビディアにとっては巨大なマーケットが解放されたことになりますが、株価は▲0.31%下落と冷めたものとなりました。

今後の売上に期待ね!
JPモルガン予想外の経費増加
JPモルガン・チェースの幹部は、来年の支出額が市場予想を大幅に上回ることを発表しました。
株価は▲4.66%と1日の下げ幅としては記録的なモノとなりました。
インフレによる構造的影響が示唆され、他行にも影響がないか懸念されています。

2022年を想起させるな
スペースXが史上最大級のIPOへ
イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXは、300億ドルを上回るIPO計画を進めていることが明らかになりました。
早ければ来年後半にも実現するとのことですが、間違いなく史上最大規模の上場となります。
すでにスターリンク事業は軌道に乗っていますので、上場後の株価上昇にも期待が持てそうです。

AIの次は宇宙事業ね!
12月の注目イベントについて
12月に入っていますので、経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*12/9・10 FOMC
・12/11 生産者物価指数(PPI)
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【12/9 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.09%
・ダウ平均 …▲0.38%
・NASDAQ100…+0.16%
【経済トピックス】
・エヌビディアH200対中輸出を承認
・JPモルガン予想外の経費増加
・スペースXが史上最大級のIPOへ
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
今年最後のFOMCを直前に、多くの投資家が警戒感を感じているようです。
一方で、エヌビディアのAIチップH200が中国への販売承認され、対中緩和が示唆されました。
巨大マーケットである中国への入り口が再び切り開かれるようなことがあれば、米メガキャップの売上急騰にも期待がかかります。
今年はトランプ劇場に振り回された1年となりますが、年末に向けて株価上昇して欲しいものですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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