昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
S&P500は小幅な上昇でしたが、直近9日間で8日が上昇という好調な相場が続きます。
翌週にFOMCを控えた中で、FRBも市場関係者も労働市場に関するニュースに敏感になっているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
クリックでランキングの応援してください!
ランキング押し上げて欲しいです。

Xの相互フォロー待ってるわ!
Follow @RamTky12/4 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
失業保険申請件数が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.11%
・ダウ平均 …▲0.07%
・NASDAQ100…▲0.10%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックを中心に下落していきました。
その後も買いと売りが拮抗し、引けにかけても大きな値動きはありませんでした。

完全に様子見モードね!

ハイパーグロース株はボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲1.36%
・COIN(コインベース) …▲1.04%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.11%
・DDOG(データドッグ) …▲1.82%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.43%
・MQ(マルケタ) …±0%
・U(ユニティ) …▲1.05%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.075から4.092に上昇しました。
為替は1ドル155円05銭とジリジリと円高へ向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

メガテックも割れてるわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。METAが+3.43%、NVDAが+2.11%、TSLAが+1.74%と上げた一方で、AMZNが▲1.41%、AAPLが▲1.21%と下げています。
偏った傾向はあまり見られませんでしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・DG(ダラージェネラル)…+14.01%
・SNDK(サンディスク)…+9.74%
・GEV(GEベルノバ)…+4.51%
・DELL(デル)…+4.01%
・Q(クニティ)…+3.96%
・HRL(ホーメルフーズ)…+3.82%
・EME(エムコア)…+3.82%
・CRM(セールスフォース)…+3.66%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・INTC(インテル)…▲7.45%
・LYB(リヨンデルバセル)…▲6.24%
・ALB(アルビマール)…▲5.81%
・LEN(レナー)…▲4.79%
・KR(クローガー)…▲4.62%
・WYNN(ウィンリゾーツ)…▲4.42%
・ON(オンセミコンダクタ)…▲4.13%
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

・資本財 …+0.71%
・通信 …+0.47%
・エネルギー…+0.41%
・金融 …+0.40%
・情報技術 …+0.36%
・素材 …+0.10%
・公益事業 …▲0.10%
・不動産 …▲0.21%
・一般消費財…▲0.31%
・ヘルスケア…▲0.45%
・生活必需品…▲0.53%
資本財や通信などが上昇していますが、どれも上げ幅は限定的。
一方で、生活必需品やヘルスケアなどのディフェンシブセクターが下落していますが、こちらもそれほど大きなマイナスではありませんでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.11%上昇して、終値では6,857に上げました。
月曜日には下落していたS&P500ですが、その後の3日間は続伸しています。
わずかな上げ幅ですが、直近の9日間で8日が上げているという好調な相場です。
これで10月末につけた高値までは残り0.49%となり、近日中の高値更新が現実的なモノになってきました。
来週にはFOMCが控えていますので、そこで大きな反応があると考えられます。

上だったらいいわね!
FEAR&GREEDインデックスは26から39に上げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
失業保険申請件数が予想外の減少
昨日発表された先週の新規失業保険申請件数は、予想外に減少して2022年以来の低水準となりました。
感謝祭が影響したとも言えそうですが、継続受給者数も減っており思ったより雇用主は労働力を減らしていないことが示されました。
政府発表の雇用統計はありませんでしたが、FOMCを前にFRBは労働市場をどう見ているのかに注目が集まります。

意外に底堅いのね!
メタバース関連予算30%削減
メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグCEOは、メタバース構想へのリソースを大幅に削減する見通し。
同社幹部はメタバース関連部門の来年の予算を最大30%削減する案を検討しているとのこと。
早ければ来年1月にも関連部署でのレイオフが実施される可能性もありますね。

これで株価も回復して欲しいな
グーグルAI半導体が収益のけん引役に期待
GoogleのAI半導体が将来的に収益を大きくけん引する可能性があると期待されています。
自社の半導体への期待によってアルファベットの株価は10-12月期に入り31%上昇しています。
もう半導体と言えどもエヌビディア一強の時代ではないのかも知れませんね。

まだ優位性は残っているわ!
12月の注目イベントについて
今週からは12月に入りましたので、経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・12/ 4 ISM非製造業景気指数
・12/5 PCEデフレーター(11月)
・12/ 6 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*12/9・10 FOMC
・12/11 生産者物価指数(PPI)
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【12/4 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.11%
・ダウ平均 …▲0.07%
・NASDAQ100…▲0.10%
【経済トピックス】
・失業保険申請件数が予想外の減少
・メタバース関連予算30%削減
・グーグルAI半導体が収益のけん引役に期待
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
大きな変動ではありませんが、直近9日間で8日が上昇するといった好調な相場が続いています。
労働市場に関するニュースも続いていますが、FRBはこれをどう捉えているのでしょうか。
来週にはFOMCが控えており0.25%利下げは確実視されていますが、発表されるドットプロットでは来年の利下げ予想が示されます。
利下げに対して積極的な姿勢が示されるようなら、年末への株式上昇が期待できそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典』がもらえるURLです。















コメント