昨日の米国市場は大きく下落しました。
ハイテク株を中心に売りが加速し、NASDAQ100は10月末の高値から▲5.64%の下落となりました。
相変わらずオラクルがAIに対する不安材料を膨らませていますが、明るい兆しを見せる銘柄もありました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
ハイテク不調が続きますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.16%
・ダウ平均 …▲0.47%
・NASDAQ100…▲1.93%
プレマーケットではわずかに買われていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックを中心に下落していきました。
その後も買い戻されることなく、引けにかけてもズルズルと売られていきました。

ナスダックが弱かったわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲1.84%
・COIN(コインベース) …▲3.33%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.79%
・DDOG(データドッグ) …▲2.38%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.21%
・MQ(マルケタ) …±0%
・U(ユニティ) …▲1.77%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.151から4.153に上昇しました。
為替は1ドル155円64銭と少しドル高に戻しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったことが分かります。

テックが血の海ね!

マグニフィセント7はすべてが下落。TSLAが▲4.62%、NVDAが▲3.81%、GOOGLが▲3.21%と急落しています。
テックが売られる中で、エネルギーなどには大きな買いが入りました。
・TPL(テキサス・パシフィック)…+7.59%
・DVN(デボンエナジー)…+5.30%
・COP(コノコ・フィリップス)…+4.62%
・OXY(オキシデンタル・ペトロリアム)…+4.39%
・CMG(チポトレ)…+3.76%
・GIS(ゼネラル・ミルズ)…+3.38%
・TRGP(タイガ・リソーシズ)…+3.38%
・FANG(ダイヤモンドバックエナジー)…+3.36%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・GEV(GEベルノバ)…▲10.50%
・VST(ビストラ)…▲7.77%
・GNRC(ジェネラック)…▲6.78%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…▲6.74%
・NRG(NRGエナジー)…▲6.66%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲5.75%
・PLTR(パランティア)…▲5.57%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.60%
・素材 …+0.41%
・生活必需品…+0.39%
・不動産 …+0.29%
・金融 …▲0.23%
・ヘルスケア…▲0.41%
・公益事業 …▲0.75%
・一般消費財…▲1.19%
・資本財 …▲1.72%
・通信 …▲1.79%
・情報技術 …▲2.25%
エネルギーが大きくリバっていますが、それ以外の上げ幅は限定的。
一方で、情報技術は2%を超える急落で、1週間の騰落率も▲6.61%と11セクター中ワーストを記録しています。
他にも通信や資本財、一般消費財などが1%を超える大幅下落となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.16%下落して、終値では6,721に下げました。
前日には下落が止まるかに思えたS&P500ですが、昨日も下落してこれで続落は4日目。
これで5日前の高値からは▲2.6%の下げ幅となりました。
再び長い陰線をつけて50日移動平均線を割り込み、10月初旬の水準にまで下げています。
アノマリー的には年末は相場が上がりやすいといいますが、ここ数年上がった年の方が少ないようです。

20日過ぎからがチャンスよ!
FEAR&GREEDインデックスは47から39に下げ、NEUTRALからFEARに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
オラクルのデータセンターに出資見送り
ソフトウエア大手のオラクルが進めているデータセンターの資金調達を巡り問題が起きました。
長年AI投資を協力してきた資産運用大手ブルー・アウル・キャピタルが、出資を見送りました。
ブルー・アウルが抜けてもプロジェクトは進行しているとのことですが、同社のデフォルトに対する警戒は高まっています。

引き金にならなければいいわね!
ウォラー理事は利下げ支持も急ぐ必要ない
FRBのウォラー理事はおよそ1%ほど高い水準にある政策金利を、中立水準に戻すための追加利下げを支持した上で、急ぐ必要はないとの見解を示しました。
インフレが高止まりしていることを理由に、急いで利下げすることへ警戒しているようです。
次期FRB議長候補の1人として名前が挙がっているウォラー理事ですが、利下げを急がない発言はトランプ大統領のお眼鏡にかなわないでしょうね。

マイクロン来期に強気見通し
アフターで決算発表のあったマイクロンは、売上高もEPSも市場予想を上回り12-2月についても強気な予想を出したことで、株価は時間外で急騰しています。

AI向けコンピューティング部品の不足によって、マイクロンの価格決定権を強める要因となっているようです。
AI関連銘柄が不調な中で、マイクロンの株価は+168%と爆上げしています。

今後も見通しは良好ね!
12月の注目イベントについて
12月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【12/17 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.16%
・ダウ平均 …▲0.47%
・NASDAQ100…▲1.93%
【経済トピックス】
・オラクルのデータセンターに出資見送り
・ウォラー理事は利下げ支持も急ぐ必要ない
・マイクロン来期に強気見通し
昨日の米国市場は大きくしました。
AIへの投資が警戒される中で、オラクルにはさらなる不信感が高まっています。
一方で、マイクロンは来期以降も強気見通しを発表し、株価を上げるといった状況にあります。
同じようなAI銘柄と言えども、大きな出資があり価格競争中の銘柄と価格決定権のある銘柄ではこうも差が出るもんなんですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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