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【チグハグな相場に買いは待った】長期金利が急騰するもハイテク株が急騰

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市場分析

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昨日の米国市場は長期金利が急騰したにも関わらず、ハイテク株が上昇するといった奇妙な現象が起きています。

10月に株価のリバウンドを期待している投資家にとって、注目の第1日目としては不安を含んだスタートとなりました。

一方で、先週末には米政府機関の閉鎖は回避することができたのは良いニュースでしたね。

それでは10/2の米国市場を振り返り、【チグハグな相場に買いは待った】長期金利が急騰するもハイテク株が急騰について解説していきます。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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10/2 米国市場の値動き

今週はじめとなった昨日の米国市場は方向感がつかめない相場となりました。

製造業の景気指数の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

方向性見えない米主要3指数

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.01%
・ダウ…▲0.22%
・NASDAQ…+0.67%

プレマーケットでは値動きのなかった相場は、マーケットがオープンするとナスダックは上昇、ダウは下落していきました。

ナスダックは一時+1%まで上昇しましたが、その後の売りにより上昇幅を失っていきました。

一方のダウは一度もプラス圏に上昇することはなく、バリュー株全般に厳しい相場となりました。

ここ
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GAFAMは強かったわよ!

リッヒ
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ハイパーグロース株はまちまちやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲3.86%
・COIN(コインベース)…+0.31%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.29%
・DDOG(データドッグ)…+0.82%
・DOCS(ドキシミティ)…▲0.14%
・MQ(マルケタ)…▲1.17%
・U(ユニティ)…▲2.71%

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.579から4.685に急騰しました。

製造業の景気指数が発表されると急上昇していった長期金利は、一時期4.7にまで急騰していきました。

その後少しは落ち着きましたが、それでも長期金利がここまで急騰する日は株式市場も耐え難い下落をすることが多いのですが、昨日は少し様子がおかしかったです。

リッヒ
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明日以降に注意やな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ハイテク株だけが上昇しているように見えます。

ここ
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メガテックが強かったわ!

マグニフィセント7は全て上昇していますが、バリュー株は大きく売られています。

とても長期金利が急騰した日の相場とは思えないヒートマップです。

昨日大きく上昇した銘柄

・NVDA(エヌビディア)…+2.95%
・GOOG(アルファベット)…+2.52%
・META(メタ)…+2.20%
・MSFT(マイクロソフト)…+1.92%
・AMZN(アマゾン)…+1.84%
・APPL(アップル)…+1.48%
・TSLA(テスラ)…+0.55%

他にもPFE(ファイザー)+2.32%やUNH(ユナイテッドヘルス)+2.06%と上昇しています。

これだけ見るとメガテックを中心に相場全体が上昇したと思えるような上昇率ですが、昨日は上昇銘柄以外はほとんど売られています。

一方で、昨日は公益事業がボロボロに売られています。NEE(ネクステラエナジー)の▲8.97%を中心に、ほとんどの銘柄が4%以上の急落をしています。

個別株で見ると金融ではWFC(ウェルズファーゴ)▲3.06%、BAC(バンクオブアメリカ)▲2.48%、SCHW(チャールズシュアブ)▲2.46%と下げており、小売りではTGT(ターゲット)▲3.51%、医療機器メーカーのDHR(ダナハー)は▲13.85%と急落しています。

ダナハーはヴェラルトを分離することを発表したことが嫌気されました。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち2セクターが上昇9セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・通信…+1.41%
・情報技術…+0.9%
・一般消費財…▲0.11%
・ヘルスケア…▲0.72%
・生活必需品…▲0.84%
・金融…▲1.07%
・資本財…▲1.08%
・素材…▲1.78%
・不動産…▲1.84%
・エネルギー…▲2.15%
・公益事業…▲4.51%

昨日はナスダックが上昇しているにもかかわらず、セクターとしては2セクターしか上昇していません。

ナスダックにはどれだけ通信や情報技術セクターの比率が大きいのかがわかりますね。

一方で、下落した9セクターの中でも公益事業やエネルギーセクターはそれぞれ▲4%、▲2%といった大きな下落となりました。

指数の値動きを見てもわかる通り、昨日はグロース株が上昇してバリュー株が下落したことがセクターパフォーマンスにも大きく影響していますね。

リッヒ
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公益事業はボロボロやな

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は値動きなく、終値では4,288と変わらずでした。(+0.01%)

昨日は変化のなかったS&P500ですが、チャートを見る限りダウントレンドからは抜けることができないことがわかります。

このまま4,200を目指したのちにサポートラインで反発してくれたらいいのですが、それを下に切ってしまわないか注意が必要ですね。

個人的にはもう少し前に反発してくれるのではないかと考えています。

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今のチャートではもう少し待ちたいわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

1年ぶり高水準のISM製造業景気指数

昨日発表された9月のISM製造業景気指数は、市場予想を上回り前月よりも上昇しました。

まだ分岐点の50には達していませんが、1年ぶりの高水準となったことで最悪期は抜けたことを期待させました。

ISM製造業景気指数

【9月】
結果…49.0(予想…47.9)
前回…47.6

およそ1年前に50を切ったことで景気は縮小に向かった米国の製造業ですが、景気拡大まであと一歩のところまで上昇してきました。

・生産の指数が52.5に上昇
・雇用の指数も51.2に拡大
・新規受注は49.2で1年ぶりの高水準
・仕入れ価格指数は43.8と低下

景気拡大の兆しを受けて株価は上昇していきましたが、債券利回りも上昇しました。

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債券市場はまだまだ慎重だわね!

ISM製造業景気指数とは、全米供給管理協会が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気縮小とされています。
毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表され、製造業(300社以上)の購買責任者を対象にンケート調査を実施して、新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに算出する。

つなぎ予算可決で米政府封鎖回避へ

米政府機関の閉鎖を回避するための『つなぎ予算案』を可決して、バイデン大統領はこれに署名しました。

政府機関閉鎖となれば経済にも混乱を招きかねない状況でしたが、11/17までは問題を先送りとしました。

米国市場の不安要素のひとつが解消したことで、株価の上値が軽くなると考えられましたが、

リッヒ
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問題を先送りしただけやな

出荷台数減少したテスラ通年の販売目標据え置き

テスラが発表した7-9月の出荷台数は43.5万台とアナリスト予想の45.6万台を下回りました。

前期(4-6月)の46.6万台よりも下回りましたが、通年の販売目標は180万台に据え置きとのこと。

イーロン・マスクは200万台もあり得ると強気の姿勢を見せたこともありますが、現実は180万台も厳しいのかも知れませんね。

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18日には決算発表よ!

10月の注目イベントについて

10月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

10月の注目イベント

・10/ 4 ISM非製造業景気指数
・10/ 6 雇用統計
・10/11 生産者物価指数(PPI)
*10/12 消費者物価指数(CPI)
・10/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・10/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・10/17 小売売上高
・10/19 フィラデルフィア連銀景気指数
・10/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 コンファレンスボード消費者信頼感指数

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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まとめ

【チグハグな相場に買いは待った】長期金利が急騰するもハイテク株が急騰をまとめます。

まとめ

【10/2米国市場の値動き】
・S&P500…+0.01%
・ダウ…▲0.22%
・NASDAQ…+0.67%
・長期金利は4.685に急騰
【経済トピックス】
・1年ぶり高水準のISM製造業景気指数
・つなぎ予算可決で米政府封鎖回避へ
・出荷台数減少したテスラ通年の販売目標据え置き

昨日の米国市場はナスダックが大きく上昇する中で、ダウは下落しました。

長期金利が急騰する中でちぐはぐな相場となりましたが、今後の値動きにも注意したいところです。

一方で、政府機関の閉鎖は回避できたようですが、これも一時的な先送りですので再び問題になりそうですね。

10月の相場は強いことが予想されていますが、企業決算次第となりそうですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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コメント

  1. yoshi より:

    10月の相場は強いことが予想されているんですね。参考にさせて頂きます。

    • ここ屋 より:

      yoshiさんこんにちは
      10月の米国市場はアノマリー的にも強い実績がありますね。
      特に夏枯れ相場の後の10月はリバウンドする過去事例がいくつか見られます。
      現在の市場のセンチメントはネガティブだからこそチャンスがあると考えています。
      まぁ大型株の決算結果次第になりそうですが(汗

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