【2022年の悪夢再び】下落トレンドから抜けられない米国市場

市場分析
こんなことがわかる記事

・1/18米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は大きく下落しました。弱い経済データの発表により、リセッション懸念が高まったことが要因のようです。

予想以上に小売売上高が悪化しているなど、米国の経済成長は鈍化しているようです。

今後の決算発表次第では、株式市場はさらに悪い方向に向かうと考えています。

それでは1/18の米国市場を振り返り【2022年の悪夢再び】下落トレンドから抜けられない米国市場について解説していきます。

リッヒ
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記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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1/18米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落しました。

弱い経済指標の発表が影響しているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

そろって急落した米主要3指数

昨日の米国市場は、3指数そろって大きく下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲1.56%
・ダウ…▲1.81%
・NASDAQ…▲1.24%

プレマーケットで買われていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に上昇していきました。

このまま上昇相場となると思われた矢先に急落していき、引けにかけても買い戻されることなく大きな下落となってしまいました。

全体的に下落していますが、グロースよりもバリューの売り圧力が強かったようです。

ここ
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ハイパーグロース株もボコられたわ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲3.49%
・COIN(コインベース)…▲7.26%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.28%
・DDOG(データドッグ)…▲4.60%
・DOCS(ドクシミティー)…▲1.18%
・MQ(マルケタ)…▲0.92%
・U(ユニティ)…▲5.25%

急落した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.544から3.373に急落しました。

昨年10月にピークをつけた長期金利は下落トレンドを継続させており、現在の水準は2022年9月にまで巻き戻しています。

政策金利が0.75%引き上げられているうちは上昇を続けた長期金利ですが、ターミナルレートが近付くにつれて今後も低下していくと考えています。

リッヒ
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同様に円高トレンドも続くやろな

再び20を回復したVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の終値19.36から20.34に上昇しました。

およそ1週間ほど20を切る低水準となったVIXでしたが、さすがに昨日20を回復しています。

当ブログでも『そろそろ上昇します』とお伝えし続けていましたが、これまでのレンジ内で動くのであれば今後1ヶ月から2ヶ月かけて30に向かう公算が高いと考えます。

これからVIXが上がると考えるのであれば、CFDでVIXへの投資をすることができます。
長期投資とは別に市場のうねりを取りたいのであれば、お手軽に投資ができるCFD投資がおすすめです。今のうちに口座開設だけでもしておくと便利かと思います。(CFD投資の練習ができるデモ取引口座でも遊べます。)

CFD
リッヒ
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やっとワイのCFDもプラスに向かうわ

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことがわかります。

ここ
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久々の全面激安よ!

MRNA(モデルナ)が+3.32%、QCOM(クアルコム)+1.46%など、上昇した銘柄を探す方が難しい相場となりました。

ほとんどの銘柄が売られており、特にディフェンシブであるはずの生活必需品銘柄が大きく下落してしまっています。

1/18下落した生活必需品銘柄

・WMT(ウォルマート)…▲2.47%
・KO(コカ・コーラ)…▲3.03%
・PEP(ペプシコ)…▲2.52%
・PG(プロクター&ギャンブル)…▲2.68%
・GIS(ゼネラルミルズ)…▲4.21%

他にも比較的バリューなMCD(マクドナルド)▲2.94%、PFE(ファイザー)▲2.34%なども大きく下落しました。

一方で、メガテックの下落は限定的でAAPL(アップル)▲0.54%、GOOGL(アルファベット)▲0.19%、AMZN(アマゾン)▲0.61%程度の下落で済んでいます。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・素材…▲0.73%
・通信…▲0.85%
・情報技術…▲1.12%
・ヘルスケア…▲1.18%
・一般消費財…▲1.28%
・不動産…▲1.39%
・金融…▲1.54%
・資本財…▲1.56%
・エネルギー…▲1.72%
・公益事業…▲2.07%
・生活必需品…▲2.49%

ほとんどのセクターが1%以上といった大きな下落をしました。特に生活必需品セクターにおいては▲2.5%もの急落となり、1ヶ月のパフォーマンスもマイナスで11セクター最下位となりました。

ここ
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とにかく昨日は株式は全面安ね!

レジスタンスに押し戻されたS&P500

昨日のS&P500は、昨年から続く下落トレンドのレジスタンスに押し戻され大きく下落しました。

S&P500は終値で3,928にまで下げ、200日移動平均線も下抜けしてしまいました。大きな陰線は4日分を包んでしまい、チャート的にも良くない形状となりました。

なんとか50日移動平均線の上にはいますが、これを下に切ってしまうようなら再び安値を掘り下げる展開となると考えています。

ここ
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決算発表次第ね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

大幅に低下した生産者物価指数(PPI)

12月の生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが、前月比で▲0.5%低下はパンデミック以来最大となりました。

12月の生産者物価指数(PPI)

【PPI(総合)】
・前年比…6.2%(予想…6.8%)
 前回…7.4%(改定値…7.3%)
・前月比…▲0.5%(予想…▲0.2%)
 前回…0.3%(改定値…0.2%)
【コアPPI】
・前年比…5.5%(予想…5.4%)
 前回…6.2%
・前月比…0.1%(予想…0.2%)
 前回…0.4%(改定値…0.2%)

前年比の6.2%は予想を大幅に下回り、前回よりも1.2%低下しました。

コア前年比は予想を少し上回りましたが、インフレは確実に鎮静化に向かっています。これで2月のFOMCでの利上げ幅は0.25%となることが確実視されました。

生産者物価指数(PPI)とは、『Producer Price Index』を略して『PPI』と呼ばれ、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標です。
全調査対象の物価動向を示した『総合指数』の他、製造段階別(原材料、中間財、最終財)、品目別、産業別などさまざまな分類があります。

予想よりも悪化した12月の小売売上高

12月の小売売上高の発表がありましたが、市場予想よりも悪化して1年ぶりの大幅減となりました。

12月の小売売上高

【売上高】
・前月比…▲1.1%(予想…▲0.9%)
・前月…▲0.6%(修正値…▲1.0%)
【コア売上高】
・前月比…▲1.1%(予想…▲0.4%)
・前月…▲0.2%(修正値…▲0.6%)

13のカテゴリーうち自動車や家具など10のカテゴリーで減少しており、ガソリンスタンドの売上高は4.6%の大幅な減少、サービス分野である飲食店も0.9%の減少でした。

ここ
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景気後退懸念が高まったわね!

小売売上高は米国内で販売されている小売業・サービス業の売上高を集計したもので、米国の個人消費の動向を表している。個人消費の動向が景気全体に与える影響も大きいため、注目度の高い指標。全体に占める売上高の割合が最も大きい自動車を除いたコア部分の注目度が高い。

インフレ鈍化の見通しが示されたベージュブック

FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、物価上昇が今後1年でさらに鈍化する見通しが示されました。

調査対象企業は全般的に、この先数ヶ月間はほとんど成長がないと予想していますから、企業決算も厳しいことになりそうですね。

ベージュブックとは米国にある12の地区の連邦準備銀行が、それぞれ管轄する地区の経済状況をまとめた「地区連銀経済報告」を指します。表紙の色がベージュ色であることが呼ばれの所以。

パウエル議長がコロナに感染

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。

ワクチン接種とブースター接種は済ませているとのことで、感染による症状は軽いと報道されました。

議長の任期は2026年5月15日までのパウエル議長ですが、今年70歳になりますから無理することなく早く元気になってもらいたいですね。

リッヒ
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米国市場はパウエルはんにかかっとるで

アップルがスマートホーム市場に参戦

スマートホームと言えば、これまではアマゾンの『アレクサ』などが有名でしたが、アップルがiPadを利用してスマートホーム市場への参戦に取り組んでいます。

iPadで温度や照明の調整などができるようになれば、もはやアップル製品は『家電』となるんでしょうね。

ここ
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なんて呼び掛けるのか興味あるわね!

マイクロソフト1万人の雇用削減へ

マイクロソフトが1万人の雇用削減する計画があることを明らかにしました。

全体の5%にあたる人員を削減するにあたり12億ドルの費用が必要となり、EPSは12セント縮小することになります。来期の決算あたりで影響が出そうですね。

今月の注目イベントについて

今月も重要な経済指標の発表をはじめ、米国市場に大きな影響を与えそうなイベントが目白押しです。

1月の注目のイベント

・1/19 フィラデルフィア連銀景況指数
・1/27 PCEデフレーター確報値(11月)
・1/31 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(12月)
・1/31~2/1 FRB政策金利(FOMC)

1月も重要な経済指標の発表が続きます。今後も注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。

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注目の決算発表

昨日発表された企業決算のうち、注目の決算についてピックアップしていきます。

・SCHW(チャールズ・シュワブ)
・PLD(プロロジス)

SCHW(チャールズ・シュワブ)のQ4決算

銀行業務、資産管理を行い金融サービスを提供するSCHW(チャールズ・シュワブ)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を下回りました。

SCHWのQ4決算

Q4結果
✖売上高…$5.5B(予想$5.56B)
✖EPS…$1.07(予想$1.09)

プレで決算発表のあったチャールズ・シュワブの株価は、決算ミスによって▲2.53%と下落しました。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、大きく上昇しており3ヶ月のリターンは+24%も上昇していました。

上昇トレンドを形成してきたチャールズ・シュワブですが、サポートラインを切ってしまうようだと、下落に転じてしまう可能性がありますね。

ここ
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少し株価を冷ます必要がありそうね!

PLD(プロロジス)のQ4決算

物流施設など産業用不動産の保有、運営、開発している不動産会社であるPLD(プロロジス)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

PLDのQ4決算

Q4結果
〇売上高…$1.75B(予想$1.42B)
〇EPS…$0.63(予想$0.6083)

プレで決算発表のあったプロロジスの株価は、好決算を受けて相場の地合いが悪い中でも+1.01%の上昇をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、およそ3ヶ月では+25%ほどの上昇をしています。

年初来のリターンは一般消費財、素材に次いで3番目に良いパフォーマンスの不動産セクターですから、今年はまだ強いトレンドを維持できそうです。

今週の注目決算

今週も米国市場では注目の決算発表が続きます。重要と思われる決算についてピックアップしましたので、スケジュールの確認をしておきましょう。

今週の注目決算

1/19(木)
・PG(プロクター&ギャンブル)
・NFLX(ネットフリックス)
1/20(金)
・SLB(シュルンベルジェ)
・STT(ステート・ストリート)

日本時間の明日の明け方には、ネットフリックスの決算発表があります。

昨年にはネットフリックスの決算が悪かったことで、米国市場全体が急落するといった『ネットフリックスショック』がありました。

このところ株価を大きく上昇させてきているネットフリックスですが、悪い決算を出すようなら2022年の悪夢再来なんてことにもなりかねませんね。

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まとめ

【2022年の悪夢再び】下落トレンドから抜けられない米国市場をまとめます。

まとめ

【1/18の米国市場の値動き】
・S&P500…▲1.56%
・ダウ…▲1.81%
・NASDAQ…▲1.24%
・長期金利は3.373に急落
・VIXは20.34に反発
【経済トピックス】
・大幅に低下した生産者物価指数(PPI)
・予想よりも悪化した12月の小売売上高
・インフレ鈍化の見通しが示されたベージュブック
・パウエル議長がコロナに感染
・アップルがスマートホーム市場に参戦
・マイクロソフト1万人の雇用削減へ

昨日の米国市場は大きく下げたことで、投資家の上昇期待を打ち砕く結果となりました。

これまでは弱い経済指標が出ることで、利上げ観測の減速から株価が上昇するといった状況でしたが、現在は弱い経済=リセッション懸念となり株安となります。

今後も弱い企業決算が連発されるようなら、株式市場は一段安を目指す展開となりそうです。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
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最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!

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