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【テスラ決算ミスで時間外に急落】高騰した長期金利に株価は下落

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市場分析
こんなことがわかる記事

・10/19米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・注目の決算発表

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こんにちは!
エネルギー株に助けられている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は下落したことで3日連続の上昇期待を裏切る結果となりました。

ボラティリティの高い相場が続く中で、アフターマーケットではテスラの決算発表があり株価は急落しています。

株式市場が楽観視されはじめた中で、ゴールドマンサックスは市場にリスク警告を出しています。

それでは10/19の米国市場を振り返り【テスラ決算ミスで時間外に急落】高騰した長期金利に株価は下落について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
注目の決算発表について解説してるで

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10/19米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく上昇しましたが、市場を取り巻くマクロ経済を鑑みるとこのまま上昇を続けられるのかと言えば疑問符が付きそうです。

相場のボラティリティは高まっていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

売り圧力に押し戻された米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろって下落しましたが、何度か上昇をしようとしたところを押し返される場面がありました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.68%
・ダウ…▲0.30%
・NASDAQ…▲0.83%

プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると何とか上昇していきました。

ところが、方向性がつかめなかった市場は午後にかけて売り圧力が強まり、引けにかけてダラダラと下落していきました。

このところ反転の兆しが見えてきた相場でしたが、やはり警戒感は消え去ることはなさそうです。

リッヒ
リッヒ

まだあく抜けには早いか

全体的に下落してしますが、バリューよりグロースの売り圧力が強く小型株ほど弱い相場となりました。

ここ
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ハイパーグロース株も総崩れよ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲8.29%
・COIN(コインベース)…▲4.56%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.77%
・DDOG(データドッグ)…▲3.40%
・DOCS(ドクシミティー)…▲2.97%
・MQ(マルケタ)…▲7.08%
・U(ユニティ)…▲6.02%

急激に水準を切り上げてきた長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日終値の4.007から4.114にまで急激に上昇しました。

長期金利が4.1を超えるのは2008年6月以来、14年ぶりのことです。

今年に入ってから180%も急騰している長期金利ですが、8月からの3ヶ月だけで60%も高騰しています。

歴史的にも高水準に向かっている長期金利に対して、株式市場の上昇圧力が押し返されているように見えました。

ここ
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このまま上昇し続けることはないわ!

再び上昇したVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の30.50から30.76にまで上昇しました。

株価が上昇してもそれほど大きく下げることのなかったVIXですが、逆に株価が急落しても高騰するような場面も見られません。

先物市場も方向性がつかめないといった状況でしょうか。

リッヒ
リッヒ

機関投資家は短期的な取引をしてるっぽいな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全体的に下落を示す赤が大半を占めています。

ここ
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こんなの見たくないわ!

セクターによっては大きく下落している銘柄も多く、このところ好決算によって株価が押し上げられていた金融銘柄も反落しています。

唯一大きく上昇しているのがエネルギー銘柄ですが、原油価格の上昇によるものです。

エネルギー価格の上昇はインフレ圧力を強めることにもなるため、株式市場には逆風となりました。

10/19上昇したエネルギー銘柄

・XOM(エクソンモービル)…+2.97%
・CVX(シェブロン)…+3.25%
・EOG(EOGリソーシズ)…+4.90%
・DVN(デボンエナジー)…+3.11%
・APA(アパッチ)…+5.25%

リッヒ
リッヒ

テスラは決算良くなかったわりに上昇やな

一方で、これまで大きく下げてきた半導体銘柄が、昨日のような下落相場のわりに耐えていたのが印象的でした。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち1セクターのみが上昇10セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+2.17%
・情報技術…▲0.53%
・生活必需品…▲0.63%
・通信…▲0.71%
・資本財…▲0.95%
・公益事業…▲1.13%
・素材…▲1.33%
・金融…▲1.38%
・ヘルスケア…▲1.85%
・一般消費財…▲1.97%
・不動産…▲2.55%

エネルギーセクター以外は全てが下落して、2日連続で全セクターが上昇していた反転相場に水を差す結果となりました。

特に不動産セクターは2%以上の下落をしていますが、住宅ローンの急騰によって住宅着工件数が減少したことが嫌気されたようです。

ここ
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ハイテクが意外と踏ん張ったわね!

様子見の1日となったS&P500

昨日のS&P500はわずかに下落しましたが、ベアマーケットラリーのなかで様子見の1日となりました。

前日の記事でMACDが上を向いたことをお伝えしましたが、今週上昇が続くようなら50日移動平均線を試す展開になりそうですね。

終値では3,695にまで下落しましたが、まだ6月の安値付近でもみ合っています。

リッヒ
リッヒ

まだ方向感は掴めんな

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

9月の米住宅着工件数は市場予想以上に減少

昨日発表された9月の米住宅着工件数は、予想を下回り減少しました。

米住宅着工件数

〈9月〉
・結果…1,439千件(予想…1,465千件)
・前回…1,575千件(修正値…1,566千件)

政策金利の引き上げに伴い住宅ローン金利の上昇を受けて、住宅需要を減退させたようです。

更なる利上げを予定しているFRBですから、住宅需要はさらに減少していくことが予想されます。

ここ
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FRBの思惑とおりね!

英国の9月インフレ率は10%を超える

英国の9月の消費者物価指数(CPI)の発表がありましたが、前年同月比で+10.1%と40年ぶりの高水準となりました。

7月にも10.1%をつけましたが8月には10%をわずかに割り込み9.9%だった英国のインフレ率ですが、再びポンドが下落したことで相対的にドルが強くなり、円安を助長する結果となりました。

家計をひっ迫しているの光熱費負担を軽減する政府の支援の手が緩めば、来年にはインフレ率12%を超える恐れがあると言います。

ここ
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円安はどこまでも進行しそうよ!

ゴールドマンサックスがリスク警告

ゴールドマンサックスは市場はリセッションのリスクを反映していないと警告しています。

多くの市場関係者が米経済は1年以内にリセッション(景気後退)入りするとしながらも、ポートフォリオマネージャーはリセッションリスクを反映していないと指摘しました。

同時に、ディフェンシブ銘柄をオーバーウェイト(買い推奨)とし、景気循環株をアンダーウェイト(売り推奨)としました。

ゴールドマンサックスの推奨

【オーバーウェイト】
・ヘルスケア、生活必需品、通信サービス、エネルギー、耐久消費財、アパレル
【アンダーウェイト】
・工業、素材、自動車、メディア、半導体
【ニュートラル】
・ソフトウエア、金融、一般消費財、不動産、公益事業

リッヒ
リッヒ

半導体はまだまだ下がるってことか

ここ
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本格的なリセッションが来るなら
もっとディフェンシブ銘柄を
組み入れろってことね!

昨日発表された注目決算

昨日も注目の企業決算が発表されましたが、市場に大きな影響を与えそうな決算についてピックアップしていきます。

昨日の注目決算

10/19(水)
・PG(プロクター&ギャンブル)
・TSLA(テスラ)
・IBM(アイビーエム)

PG(プロクター&ギャンブル)のQ1決算

生活必需品バリュー株の代表とも言えるPG(プロクター&ギャンブル)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想をビートしました。

PGのQ1決算

Q1結果
〇売上高…$20.6B(予想$20.37B)
〇EPS…$1.57(予想$1.56)
ガイダンス(通年)
✖売上高…$77.78-79.39B(予想$79.99B)
〇EPS…$5.81ー6.04(予想$5.84)

プレマーケットで決算を発表したプロクター&ギャンブルは売上高ガイダンスをミスしましたが、株価は場中で+0.93%と上昇しました。

ドル高が続く中でグローバル展開しているプロクター&ギャンブルにとっては、売上高の確保は難しいかも知れませんね。

TSLA(テスラ)のQ3決算

米大手電気自動車メーカーのTSLA(テスラ)の決算は、EPSはコンセンサス予想をビートしたのですが売上高をミスしました。

TSLAのQ3決算

✖売上高…$21.45B(予想$22.5B)
〇EPS…$1.05(予想$1.03)

ドル高の進行や生産・出荷のボトルネックが響いたとイーロン・マスクCEOはプレス発表しました。

ここ
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第4四半期はいいって言ってたわ!

アフターマーケットで決算発表のあったテスラの株価は▲6.28%と急落しています。

当初より生産台数の減少が発表されていたのですから、売上高がショートするってわかっていたと思うのですが市場は許してくれなかったようです。

リッヒ
リッヒ

下げた今が買い場かも知れんな

IBM(アイビーエム)のQ3決算

ダウ銘柄のIBM(アイビーエム)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

IBMのQ3決算

〇売上高…$14.11B(予想$13.54B)
〇EPS…$1.81(予想$1.79)

アフターマーケットで決算を発表したアイビーエムの株価は、時間外で+2.91%と上昇しています。

今週の注目決算

今週も米国市場では注目の決算発表が続きますが、重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。

来週の注目決算

10/20(木)
・AAL(アメリカン航空)
・PM(フィリップモリス)
・T(AT&T)
10/21(金)
・VZ(ベライゾン)
・AXP(アメリカン・エキスプレス)

今夜には高配当銘柄のフィリップモリスやAT&Tなどの決算発表が予定されていますので、今後も引き続き企業決算はウォッチしていきたいと思っています。

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【テスラ決算ミスで時間外に急落】高騰した長期金利に株価は下落 まとめ

【テスラ決算ミスで時間外に急落】高騰した長期金利に株価は下落をまとめます。

まとめ

【10/19の米国市場の値動き】
・S&P500…+0.96%
・ダウ…+1.19%
・NASDAQ…+0.93%
・長期金利は4.144に高騰
・VIXは再び30.76に上昇
【経済トピックス】
・9月の米住宅着工件数は市場予想以上に減少
・英国の9月インフレ率は10%を超える
・ゴールドマンサックスがリスク警告

昨日の米国市場は下落したことで10月の月間上昇率もわずかとなってしまいました。

決算発表が変動要因となっている市場において、テスラの決算ミスは今夜の市場に影響を与えるのでしょうか。

どちらにせよ11月のFOMCまでの経済指標の発表や企業決算が相場を左右すると考えられます。

ダウンリスクが大きいうちは多くの資金を相場に入れることは待っておいた方が良さそうですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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最後まで読んでくれてありがとう!
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