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FOMC議事要旨『やらない代償よりやり過ぎた代償を選択』引き締め継続

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市場分析
こんなことがわかる記事

・10/12米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・FOMC議事要旨について
・9月の生産者物価指数(PPI)
・今週の注目決算

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ここ
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こんにちは!
円高に向かったら爆損する
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場はわずかに下落したことで、S&P500とナスダックは6日連続の下落となりました。

発表された9月の生産者物価指数(PPI)では、強い数字が示されたことで高止まりするインフレに警戒感が高まりました。

一方で、9月FOMCの議事要旨が公開されましたが、FRBは金融引き締めの手綱を緩める気はないようです。

今夜には消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、米国市場は山場を迎えています。

それでは10/12の米国市場を振り返りFOMC議事要旨『やらない代償よりやり過ぎた代償を選択』引き締め継続について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
FOMC議事要旨について解説してるで

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10/12米国市場の値動き

昨日の米国市場はわずかに下落したことで、S&P500とナスダックは6日続落となりました。

PPI、CPI、FOMC議事要旨、決算発表と米国市場は大きな山場を迎えていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

わずかに下落した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろってわずかに下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.28%
・ダウ…▲0.096%
・NASDAQ…▲0.10%

マーケットがオープンしても方向性がつかめない相場は、出来高が低いまま横ばいが続きましたが引けにかけて売られました。

9月の生産者物価指数(PPI)が発表されたことでインフレの高止まりが意識され、FOMC議事要旨により利上げ観測が高まったのに対して、相場が急落しなかったのは良い兆候かと考えています。

リッヒ
リッヒ

市場は織り込み済みなんかな

全体的にわずかに下落しており、多少ですが中型株の売り圧力が強かったようです。

ここ
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ハイパーグロース株はまちまちよ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+2.38%
・COIN(コインベース)…▲0.30%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.80%
・DDOG(データドッグ)…▲0.45%
・DOCS(ドクシミティー)…▲8.39%
・MQ(マルケタ)…+1.58%
・U(ユニティ)…▲1.09%

わずかに低下した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日終値の3.945から3.902とわずかに低下しました。

やはり4%の大台が意識されており、何度が4%ラインにタッチするも跳ね返されていました。

今夜発表されるCPI(消費者物価指数)によっては一気に4%を超えてくるでしょう。

ここ
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長期金利が4%を超えたら
株価は急落するわね!

高水準で停滞するVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、33.57と前日の33.63から変わりありませんでした。

VIXが33というのは決して低くない水準ですが、ここ3日間ほど高水準で停滞しています。

S&P500への恐怖はある程度保っていますが、CPIの結果次第では上にも下にも大きく変動する準備が整っているようです。

リッヒ
リッヒ

あく抜けはまだかいな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、大きく変動した銘柄が少なかったことがわかります。

ここ
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公益株がズタボロね!

AAPL(アップル)▲0.46%、NVDA(エヌビディア)▲0.74%、META(メタ)▲0.81%、BRK-B(バークシャーハサウェイ)▲1.24%など下落した大型株もありましたが、GOOG(アルファベット)+0.26%、MSFT(マイクロソフト)+0.15%、AMZN(アマゾン)+0.61%、TSLA(テスラ)+0.34%と上昇した大型株もありました。

中には2%以上といった急騰を見せる銘柄もありました。

10/12大きく上昇した銘柄

・PEP(ペプシコ)…+4.18%
・MRNA(モデルナ)…+8.28%
・NFLX(ネットフリックス)…+3.07%
・ORCL(オラクル)…+2.19%
・MAR(マリオット)…+2.22%
・HLT(ヒルトン)…+2.65%
・BKNG(ブッキングホールディングス)…+2.51%

リッヒ
リッヒ

ペプシコはいい決算出したみたいやな

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち3セクターが上昇8セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・生活必需品…+0.37%
・一般消費財…+0.33%
・エネルギー…+0.2%
・通信…▲0.07%
・情報技術…▲0.26%
・金融…▲0.34%
・ヘルスケア…▲0.41%
・素材…▲0.71%
・資本財…▲0.78%
・不動産…▲1.1%
・公益事業…▲3.05%

生活必需品、一般消費財、エネルギーセクターはわずかに上昇しましたが、公益事業セクターは▲3%以上の下落をしており月間ベースでも▲17%と急落しています。

インフレの動向と政策金利の見通しがハッキリするまでは、株式市場が安定することはなさそうですね。

ここ
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まずは今夜のCPIね!

安値を更新してしまったS&P500

昨日は米国市場が下落たことで、S&P500は年初来安値を更新してしまいました。

終値では3,577となり2020年11月の水準にまで低下しています。

このまま下落を続けるようならコロナショック前の3,390をターゲットに急落していく公算が高いです。

今夜に発表されるCPI(消費者物価指数)次第では、ここから年内に▲20%急落なんて相場の可能性もあります。

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

9月FOMC議事要旨

昨日公開された9月FOMC議事要旨では、FRBの利上げに対する断固たる決意を感じるものでした。

特に印象的だったのが『インフレ抑制に向けた行動が少な過ぎた場合の代償は、やり過ぎた場合の代償よりも大きい可能性が高い』といった見解でした。

やはりFRBはリセッション入りや株式市場の暴落といったリスクよりも、インフレが高止まりして米経済が混乱することを避ける選択肢をとるようです。

リッヒ
リッヒ

来年いっぱいまでは高金利が続きそうやな

146円後半でも為替介入ナシ

東京外国為替市場では円が対ドルで1ドル=146円台後半をつけたことに対して、日銀は為替介入することはありませんでした。

9/22には1ドル=146円に届く前に為替介入に踏み切った日銀でしたが、今回は介入しなかったことで一段と円安が加速しました。

ワシントン入りしている黒田総裁は『2%の物価目標を持続的、安定的に達成するまで金融緩和を継続する必要がある』と述べていることから、これからも円安トレンドは続きそうですね。

このままいくと1998年8月に記録した1ドル=147円66銭を超える可能性がありますが、2回目の為替介入はこのあたりじゃないかと推測できます。

ここ
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ますますドル転しにくくなったわ!

予想を上回る生産者物価指数(PPI)

9月の生産者物価指数(PPI)が発表されましたが、予想を上回る強い数字が示されました。

9月生産者物価指数(PPI)

【PPI】
〈前年比〉
・結果…8.5%(予想…8.4%)
・前回…8.7%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.1%)
・前回…▲0.1%(修正値…▲0.2%)
【コアPPI】
〈前年比〉
・結果…7.2%(予想…7.3%)
・前回…7.3%(修正値…7.2%)
〈前月比〉
・結果…0.3%(予想…0.2%)
・前回…0.4%(修正値…0.3%)

前年比では前月よりは低下したものの予想を超えた8.5%が示され、前月比でも予想を超えてインフレ率が上昇しています。

消費者物価指数(CPI)の先行指標ともされる生産者物価指数(PPI)ですから、今夜発表されるインフレ率に注目が集まります。

大注目の9月消費者物価指数(CPI)

今夜には9月の消費者物価指数(CPI)の発表が控えています。

インフレが高止まりしているのか鎮静化に向かっているのか、世界中の投資機関が注目をしています。

発表を前に事前の市場予想を整理しておきましょう。

9月消費者物価指数(CPI)

【CPI】
〈前年比〉
・結果…???%(予想…8.1%)
・前回…8.3%
〈前月比〉
・結果…???%(予想…0.2%)
・前回…0.1%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…???%(予想…6.5%)
・前回…6.3%
〈前月比〉
・結果…???%(予想…0.5%)
・前回…0.6%

再び予想を超える高いインフレ率が発表されるようなら、長期金利は高騰して株価は暴落する公算が高いです。

昨日発表された注目決算

第3四半期の企業決算が発表されはじめましたが、市場に大きな影響を与えそうな企業決算が発表されましたので確認していきましょう。

ペプシコQ3決算

米国を代表する食品メーカーのPEP(ペプシコ)の決算は、売上高もEPSもコンセンサス予想を上回る結果となりました。

PEPのQ3決算

〇売上高…$21.97B(予想$20.78B)
〇EPS…$1.97(予想$1.84)

5年ほど決算ミスのないペプシコですが、地合いの悪い相場の中でも好決算を受けて+4.18%と急騰しています。

ペプシコの好決算に続いて生活必需品セクターも好決算を出してくれるといいですね。

今週の注目決算

本日以降も米国市場では注目の決算発表が続きますが、重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。

今週の注目決算

10/13(木)
・DAL(デルタ航空)
・BLK(ブラックロック)
・DPZ(ドミノピザ)
10/14(金)
・UNH(ユナイテッドヘルス)
・JPM(JPモルガン・チェース)
・MS(モルガンスタンレー)
・WFC(ウェルズファーゴ)
・C(シティグループ)

週末にはいよいよ金融関係の決算発表が予定されていますので、今後も引き続き企業決算はウォッチしていきたいと思っています。

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FOMC議事要旨『やらない代償よりやり過ぎた代償を選択』引き締め継続 まとめ

FOMC議事要旨『やらない代償よりやり過ぎた代償を選択』引き締め継続をまとめます。

まとめ

【10/12の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.28%
・ダウ…▲0.096%
・NASDAQ…▲0.10%
・長期金利は3.902と微減
・VIXは33.57と変わりなし
・必需品、消費財、エネルギーは上昇
・S&P500は安値を更新
・ペプシコは好決算で株価高騰
【経済トピックス】
・9月FOMC議事要旨が公開
・146円後半でも為替介入ナシ
・予想を上回る生産者物価指数(PPI)

昨日の米国市場はわずかに下落したことで、S&P500は6日続落となりました。

生産者物価指数(PPI)では強い数字が示され、9月FOMC議事要旨ではFRBの利上げに対する強い姿勢が示されました。

今夜発表される消費者物価指数(CPI)次第では、利上げ観測が高まることで市場の混乱を招く可能性もあります。

とはいえ、われわれ個人投資家は推測で行動することなく、結果を受け入れるしかないんですけどね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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