高インフレと企業業績の下方修正でリセッション入りが予想される米国市場

市場分析
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こんなことがわかる記事

・10/10米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・今週の注目決算
・9月のCPI予想について

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こんにちは!
ドルベース含み損が最大になった
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は下落したことで、先週からの続落は4日に伸びてしまいました。

ほとんどの経済指標が利上げ観測を高める中で、株式市場においては強い逆風が吹いています。

今週には消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、相場には緊張感が高まっています。

そんな中で今週から続々と第3四半期の企業決算が発表されます。

来期以降の業績見通しが心配される中で、どのような決算が示されるのでしょうか?

それでは10/10の米国市場を振り返り高インフレと企業業績の下方修正でリセッション入りが予想される米国市場について解説していきます。

リッヒ
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記事の後半では重要な経済ニュースや
今週注目の決算について解説してるで

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10/10米国市場の値動き

昨日の米国市場は4日連続の下落となりましたが、先週の上昇は完全に打ち消されてしまいました。

今週にはCPIの発表がありますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

CPIを前に警戒感高まる米主要3指数

昨日の米国市場は4日連続となる下落となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.73%
・ダウ…▲0.33%
・NASDAQ…▲1.06%

プレマーケットでは買われていた相場でしたが、マーケットがオープンすると大きく下落していきました。

場中は何度か買い圧力に支えられたものの、プラス圏内に戻ることなく引けにかけて下落していきました。

やはり今週発表される消費者物価指数(CPI)が強く意識されており、市場は不透明感が高まっているようです。

リッヒ
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インフレ率次第では急落も覚悟や

全体的にわずかに下落していますが、バリューよりグロースの売り圧力が強かったようです。

ここ
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ハイパーグロース株も良くなかったわ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲1.64%
・COIN(コインベース)…+0.06%
・CRWD(クラウドストライク)…▲6.28%
・DDOG(データドッグ)…▲4.59%
・DOCS(ドクシミティー)…▲1.65%
・MQ(マルケタ)…▲1.81%
・U(ユニティ)…▲3.48%

休場によって動かなかった長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は債券市場の休場に伴い取引はありませんでした。

ヒタヒタと水準を切り上げている長期金利ですから、このまま今週のどこかで4%を上回る可能性もあります。

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結局株式市場は長期金利次第なの!

急騰を続けるVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の31.36から32.45にまで上昇しました。

先週から続伸しているVIXですが、週をまたいでも30を超える高水準で推移しています。

先週末の強い雇用統計を受けて利上げ観測が高まったことが要因でしょう。

リッヒ
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CPIの発表でどうなることやら

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落を示す赤の方が多いことがわかります。

ここ
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半導体株はヤバいわね!

ところどころ大きく上昇した緑も散見され、MRK(メルク)+3.29%、TWTR(ツイッター)+2.4%、NFLX(ネットフリックス)+2.33%、MRNA(モデルナ)+3.44%などが上昇しました。

先週のニュースでバイデン大統領が中国への半導体輸出を制限することを発表したことを受けて、引き続き半導体銘柄は俗託しています。

10/10続落した半導体銘柄

・NVDA(エヌビディア)…▲3.36%
・QCOM(クアルコム)…▲5.22%
・AVGO(ブロードコム)…▲4.95%
・ON(オンセミコンダクター)…▲4.47%
・MPWR(モノリシック・パワー・システムズ)…▲5.04%

リッヒ
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SOXLは1日で▲10.1%の下落や

他にもMSFT(マイクロソフト)▲2.13%、CRM(セールスフォース)▲3.09%、F(フォード)▲6.88%、GM(ゼネラルモーターズ)▲3.96%、PYPL(ペイパル)▲6.27%などの下落が目立ちました。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち3セクターが上昇8セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・生活必需品…+0.17%
・資本財…+0.14%
・素材…+0.09%
・公益事業…▲0.22%
・金融…▲0.64%
・通信…▲0.69%
・ヘルスケア…▲0.8%
・一般消費財…▲1.05%
・不動産…▲1.13%
・情報技術…▲1.88%
・エネルギー…▲1.99%

3セクターがプラスと言えども微々たる上昇のため、昨日は軟調な相場だったと言えそうです。

特にエネルギーセクターと情報技術セクターは、1日で▲2%近い下落をしました。

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それでもエネルギーは週間でプラスよ!

再び安値を切ってきたS&P500

昨日はS&P500が下落したことで、再び6月の安値を切ってきました。

終値ベースでは9月30日の年初来安値までは下げませんでしたが、先週頭の上昇を完全に打ち消す形となりました。

恐らく13(木)に発表されるCPI(消費者物価指数)まではグズグズした相場が続き、インフレ指標が出た瞬間にどちらかに大きく振れると考えられます。

リッヒ
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このまま年初来安値を掘り下げそうやな

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

企業決算はガイダンスに注意

今週からいよいよ決算シーズンに突入する米国市場ですが、アナリストは企業業績のガイダンスに警鐘を鳴らしています。

今期の決算はまだ強い数字を打ち出す企業が多いと予想される中で、来期以降のガイダンスの見通しは下方修正される公算が高いようです。

先週には半導体メーカーのアドバンスド・マイクロ・デバイセズガイダンスの下方修正をしたように、過去にはエヌビディア、ナイキ、フォードなども業績予想の引き下げを発表しています。

今後発表される企業決算でも、次々と弱いガイダンスが提示されることでリセッションの引き金にもなりかねません。

今週の注目決算

10/12(水)
・PEP(ペプシコ)
10/13(木)
・DAL(デルタ航空)
・BLK(ブラックロック)
・DPZ(ドミノピザ)
10/14(金)
・UNH(ユナイテッドヘルス)
・JPM(JPモルガン・チェース)
・MS(モルガンスタンレー)
・WFC(ウェルズファーゴ)
・C(シティグループ)

ブレイナード副議長は積極利上げに慎重

FRBの副議長であるブレイナード氏は、現在の積極的な利上げに対して『金融政策はしばらく抑制的なものになる』と述べました。

これまでに実施した利上げが経済に効果を及ぼすまでには時間がかかり、それを慎重に見守る必要があるとしています。

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これ以上急速に利上げしても
即効性はないわね!

JPモルガンCEOはリセッション入りを予想

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、米国市場が6-9か月後にリセッション入りすると予想しています。

米国経済については今のところ好調だが、多くの経済指標や世界的問題によってリスクが高まっていると指摘しました。

年初来で▲25%ほど下落している株式市場ですが、リセッション入りすればここからさらに▲20%下げる可能性があるとコメントしました。

CPI上振れで暴落も

今週の木曜日(10/13)には9月CPI(消費者物価指数)の発表が予定されています。

現在の米国市場に多大な影響を与えているインフレですが、果たしてFRBの目論見通り低下しているのでしょうか?

下の表に9月CPIの予想値と前回のインフレ率を示しますが、どうやら市場予想はそれほどインフレ率が低下しているとは考えていないようです。

9月消費者物価指数(CPI)

【CPI】
〈前年比〉
・結果…???%(予想…8.1%)
・前回…8.3%
〈前月比〉
・結果…???%(予想…0.2%)
・前回…0.1%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…???%(予想…6.5%)
・前回…6.3%
〈前月比〉
・結果…???%(予想…0.5%)
・前回…0.6%

市場は前年比の8.1%といった予想を上振れないかに注目していますが、FRB的にはコアCPIに注視しているようです。

どちらにせよインフレが高止まりしているようなら、利上げ観測の高まりから株価は急落することが予想されます。

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高インフレと企業業績の下方修正でリセッション入りが予想される米国市場 まとめ

高インフレと企業業績の下方修正でリセッション入りが予想される米国市場をまとめます。

まとめ

【10/10の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.73%
・ダウ…▲0.33%
・NASDAQ…▲1.06%
・長期金利は3.888と動かず
・VIXは32.45に上昇
・半導体、石油関連は大幅安
【経済トピックス】
・企業決算はガイダンスに注意
・ブレイナード副議長は積極利上げに慎重
・JPモルガンCEOはリセッション入りを予想

昨日の米国市場は下落したことで4日続落となりました。

不透明性が高まる米国市場において、まだ株価が上昇する要素はそろっていないようです。

今週には生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、特にインフレ率に関しては市場の最重要指標とされています。

決算発表もスタートを切る中で、相場がここからさらに急落する場面も想定できそうです。

今はまだ無理なポジションをとるタイミングではないようですが、コツコツと下落相場を拾っていきたいと考えています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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