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【上げ下げくり返す米国市場】ウォーシュ議長が講演で利上げ示唆

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市場分析

昨日の米国市場は下落しました。

ジャクソンホール会合でのウォーシュFRB議長の講演がありましたが、利上げ観測が高まったことを受け、株式市​場では慎重姿勢が強まったようです。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
リッヒ

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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8/28 米国市場の値動き

昨日の米国市場は反落しました。

利上げ観測が高まっていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

・S&P500   …▲0.25%
・ダウ平均  …▲0.02%
・Nasdaq100…▲0.70%

FEAR&GREEDインデックスは58から54に下げて、GREEDからNEUTRALに変わりました。

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.730%に急騰しました。

為替(ドル円)

為替は1ドル160円079銭と急速にドル高に向かいました。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったことが分かります。

マグニフィセント7は5銘柄が上昇。AMZN+3.97%、GOOGL+1.74%、MSFT+1.68%、AAPL+1.63%と上昇する中で、NVDAが▲4.58%、TSLAが▲1.71%と下げています。

半導体は売られていますが、大きく上昇した銘柄も多かったようです。

・WDAY(ワークデイ)…+5.76%
・DPZ(ドミノピザ)…+5.40%
・LULU(ルルレモン)…+5.05%
・NOW(サービスナウ)…+4.54%
・SLB(SLB)…+4.22%
・EBAY(イーベイ)…+3.59%
・CHTR(チャーター・コミュニケーションズ)…+3.57%
・BG(ブンゲ)…+3.50%

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは5セクターが上昇6セクターが下落した1日となりました。

・通信   …+1.44%
・一般消費財…+1.36%
・生活必需品…+0.57%
・金融   …+0.26%
・エネルギー…+0.05%
・不動産  …▲0.41%
・ヘルスケア…▲0.75%
・資本財  …▲1.01%
・公益事業 …▲1.12%
・情報技術 …▲1.41%
・素材   …▲1.52%

通信と一般消費財セクターが1%を超える大きな上昇。

一方で、素材や情報技術など4セクターが1%を超える大きな下落となりました。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.72%下落して、終値では7,730に下げました。

前日に反発していたS&P500ですが、昨日は下げて再び高値からは遠のきました。

一時は+0.5%上げる場面もありましたが、上ヒゲを付けて反落。上げては下げてを4往復も繰り返す日々が続いています。

8月も残り1営業日となりましたが、+2.96%にまで縮小した上げ幅を伸ばすことができるのでしょうか。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

ウォーシュ議長が講演で利上げ示唆

ジャクソンホール会合で講演したウォーシュ議長は、追加利上げの可能性を示唆しました。

『インフレ率が目標の2%に向かって​いるとの確信が得られなければ、FRBにはやるべき仕事がある』と述べています。

これまででもっとも明確なサインとして受け止められ、市場の利上げ観測は一気に上昇。

次回FOMCでの利上げ観測は、40%から60%にまで高まっています。

reuters.com

確かにインフレ率が目標の2%に近付いていない状況ですから、利上げもやむなしといったところでしょうか。

FRBと財務省の目的は相反せず

シカゴ地区連銀のグー​ルズビー総裁はFRBと財務省の目的が相反す​るとは考えて​いないと述べました。

長期金利​の上昇抑制に向けた最近の財務省の動きに関​して、​債務管理の問題は政府の管‌轄と⁠しながらも、目的は同じと考えているようです。

reuters.com

また、インフレへの対応が⁠足元​のFRBの最重要課題​というウォーシュ議長の見解​に同意すると述べています。

ホルムズ海峡通航船は7隻に大幅減

27日にホルム‌ズ海峡を通航したコモディティー運搬船は7隻で、前日の17隻か​ら大きく減少し、10日間移動​平均の15隻を下回りました。

米国と⁠イランの対立が続く中、市​場は海峡の再開を巡るイラ​ンとオマーンの協議を注視しているようです。

reuters.com

一方で、⁠紅海​側を通航した商品運搬船は17隻で、ホルムズ海峡よりも多くなっていますね。

9月の注目イベントについて

来週から9月になりますので、重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

【9月の注目イベント】
・9/ 1 ISM製造業景気指数
・9/ 3 ISM非製造業景気指数
*9/ 4 雇用統計
・9/10 生産者物価指数(PPI)
*9/11 消費者物価指数(CPI)
・9/11 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/16 小売売上高
*9/15~16 FOMC
・9/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 PCEデフレーター
・9/30シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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【8/28 米国市場の値動き】
S&P500   …▲0.25%
・ダウ平均  …▲0.02%
・Nasdaq100…▲0.70%

【経済トピックス】
・ウォーシュ議長が講演で利上げ示唆
・FRBと財務省の目的は相反せず
・ホルムズ海峡通航船は7隻に大幅減

昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。

ジャクソンホール会合でのウォーシュ議長の発言は、これまででもっとも今後の利上げを明らかにするものでした。

これまでフォーワードガイダンスを示すことのなかった新議長ですが、今後はさらに先の話をすることになるのかも知れません。

それにしても本当に利上げとなれば、株式市場にとっては厳しい日々が続いてしまいそうですね。

投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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