昨日の米国市場は上昇しました。
堅調なGDPを受けて利下げ観測が後退しましたが、株式市場には楽観が拡がっています。
S&P500は高値を更新して今年もクリスマスラリーがやってきたようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky12/23 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
経済指標の発表もありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …+0.46%
・ダウ平均 …+0.16%
・NASDAQ100…+0.50%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると一旦押し戻されるも上昇していきました。
その後もジリジリと上げていきますが、引けにかけてダウだけが売られていきました。
イイ感じに上げてきたわね！
ハイパーグロース株はボコボコやな
・AFRM（ｱﾌｧｰﾑ） …▲3.73%
・COIN（ｺｲﾝﾍﾞｰｽ） …▲2.26%
・CRWD（ｸﾗｳﾄﾞｽﾄﾗｲｸ）…▲0.89%
・DDOG（ﾃﾞｰﾀﾄﾞｯｸﾞ） …▲0.43%
・DOCS（ﾄﾞｷｼﾐﾃｨ ） …▲3.22%
・MQ（ﾏﾙｹﾀ） …▲2.17%
・U（ﾕﾆﾃｨ） …▲2.25%
10年債利回り（長期金利）
昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の4.165から4.159に低下しました。
為替は1ドル156円21銭と急激に円高に向かっています。
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S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったこが分かります。
NVDAが輝いてるわね！
マグニフィセント7は6銘柄が上昇、METAのみが下落。NVDAが+3.0%、AMZNが+1.62%、GOOGLが+1.48%と大きく上昇しました。
特に大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・EXE（ｴｸｽﾊﾟﾝﾄﾞ･ｴﾅｼﾞｰ）…+3.09%
・FCX（ﾌﾘｰﾎﾟｰﾄ･ﾏｸﾓﾗﾝ）…+2.49%
・AVGO（ブロードコム）…+2.30%
・JBL（ジェイビル）…+2.30%
・EQT（EQT）…+1.91%
・CTRA（ｺﾃﾗ･ｴﾅｼﾞｰ）…+1.80%
・LYV（ﾗｲﾌﾞﾈｰｼｮﾝ）…+1.66%
・D（ﾄﾞﾐﾆｵﾝ･ｴﾅｼﾞｰ）…+1.61%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・MRNA（モデルナ）…▲7.48%
・FSLR（ﾌｧｰｽﾄｿｰﾗｰ）…▲5.34%
・BF.B（ﾌﾞﾗｳﾝ･ﾌｫｰﾏﾝ）…▲5.20%
・NCLH（ﾉﾙｳｪｰｼﾞｬﾝ･ｸﾙｰｽﾞ）…▲4.78%
・PAYC（ペイコム）…▲3.50%
・CPB（キャンベルズ）…▲3.05%
・IDXX（アイデックス）…▲2.82%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。
・通信 …+0.80%
・エネルギー…+0.77%
・情報技術 …+0.70%
・公益事業 …+0.40%
・素材 …+0.36%
・金融 …+0.22%
・ヘルスケア…+0.03%
・一般消費財…+0.02%
・資本財 …▲0.06%
・不動産 …▲0.22%
・生活必需品…▲0.40%
1％以上変動したセクターはなく、それほど活発な1日ではありませんでした。
通信、エネルギー、情報技術あたりが買われており、市場全体は穏やかなものでした。
一方で、前日に続き生活必需品は売られ、ディフェンシブセクターには厳しい相場が続いています。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.46%上昇して、終値では6,909に上げました。
このところ調子が上がってきたS&P500ですが、昨日も上げて4日連続の上昇となりました。
これで今年37回目の高値更新となり、今年もどうやら2ケタ上昇の可能性が濃厚となってきました。
クリスマスイブに高値更新なんて、まさにクリスマスラリーですね。
年末まで上げ続けて欲しいわ！
FEAR&GREEDインデックスは56から59に上げましたが、GREEDと変わりません。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
7-9月GDP4.3％増は2年ぶり高成長
7－9月のGDPは前期比年率4.3%増加と2年ぶりの高い成長率を記録。
前期の3.8%増よりも大幅に上げて、市場予想の3.3%増を大幅に上回りました。
底堅い個人消費が米経済を支えているようですが、来年の利下げ観測が後退するとの見方もあります。
良いニュースは悪いニュースね！
消費者信頼感指数5ヵ月連続で低下
12月の消費者信頼感指数は5ヵ月連続で低下して、89.1に下げています。
物価高と労働市場の動向は年間を通じて消費者を不安にしているようです。
エコノミストの予測では来年も失業率は改善が見込めず、引き続き消費者信頼感の重しになるとのこと。
これは利下げを後押しするな
ベッセント長官インフレ目標の設定をレンジで
ベッセント財務長官はFRBが目標としている2％のインフレ率を見直すことを支持する考えを示しました。
インフレ目標を1.5－2.5%、あるいは1－3%といったレンジに切り替えることを提案し、小数点レベルまで厳密さを求めるという考え方はばかげている述べています。
インフレ率が2.0%に下がるまで高金利を続けるなよといったメッセージに聞こえますね。
さすがトランプ氏の側近ね！
12月の注目イベントについて
12月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数（PMI）
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
経済指標を確認するのに
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まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【12/23 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.46%
・ダウ平均 …+0.16%
・NASDAQ100…+0.50%
【経済トピックス】
・7-9月GDP4.3％増は2年ぶり高成長
・消費者信頼感指数5ヵ月連続で低下
・ベッセント長官インフレ目標の設定をレンジで
昨日の米国市場は上昇しました。
GDPや消費者信頼感指数の発表がありましたが、どちらも利下げ観測への影響は限定的だったようです。
今の相場には楽観が拡がっており、大きなニュースが出ない限りは上げていってくれそうですね。
2週間ぶりに高値更新となったS&P500ですが、連日更新といったラリーになって欲しいところです。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう！
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