昨日の米国市場は大きく下落しました。
政府期間の閉鎖が終結に向かったというのに、失業率の発表がないといったニュースに市場は嫌気をしめしました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky11/13 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
政府閉鎖に関するニュースが影響したようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.66%
・ダウ平均 …▲1.65%
・NASDAQ100…▲2.05%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックを中心に下落していきました。
その後は3指数ともわずかに買い戻される場面もありましたが、引けにかけて売られ続けていきました。

最近ナスダックが弱いわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲7.31%
・COIN(コインベース) …▲6.86%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.95%
・DDOG(データドッグ) …▲2.58%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲2.43%
・MQ(マルケタ) …▲1.39%
・U(ユニティ) …▲7.22%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.088から4.123に上昇しました。
ドル円はかなりのドル高水準で押し戻されています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄が多かったことがわかります。

メガテックがヤバいわね!

マグニフィセント7はすべてが下落。TSLAは▲6.64%、NVDAが▲3.58%、GOOGが▲2.89%、AMZNが▲2.71%と大きく下げています。
テックを中心に売られていますが、中には大きく上げた銘柄もありました。
・LYB(リヨンデルバセル)…+5.10%
・CSCO(シスコシステムズ)…+4.62%
・DOW(ダウ)…+4.19%
・ALB(アルベマール)…+3.85%
・APA(アパ)…+3.35%
・BALL(ボール)…+3.16%
・IFF(インターナショナル・フレーバーズ)…+3.09%
・NKE(ナイキ)…+2.85%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・HOOD(ロビンフッド)…▲8.61%
・IBKR(インタラクティブ・ブローカーズ)…▲7.79%
・DIS(ウォルトディズニー)…▲7.75%
・GLW(コーニング)…▲7.47%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲7.44%
・STX(シーゲイト)…▲7.31%
・COIN(コインベース)…▲6.86%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが下落した1日となりました。

・エネルギー…▲0.15%
・生活必需品…▲0.28%
・ヘルスケア…▲0.38%
・公益事業 …▲1.28%
・不動産 …▲1.30%
・金融 …▲1.40%
・素材 …▲1.53%
・通信 …▲1.77%
・資本財 …▲1.96%
・一般消費財…▲2.42%
・情報技術 …▲2.62%
全セクターが下げるリスクオフ相場となりました。
それでもエネルギーや生活必需品、ヘルスケアなどのディフェンシブセクターの下げ幅は限定的。
一方で、メガテックの下落によって通信と情報技術が2%以上の大きな下落となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.66%下落して、終値では6,737に下げました。
4日連続で上昇していたS&P500ですが、昨日は反落して連騰はストップ。
これで10月末につけた高値まで、あと+2.28%まで広がってしまいました。
およそ1ヶ月ぶりの長い陰線をつけての下落によって、50日移動平均線までわずかとなっています。
今夜も下落するようなことがあれば、6ヶ月ぶりの移動平均線割れとなるかも知れません。

この辺で踏ん張って欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは34から24に下げ、FEARからEXTREME FEARに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
10月の雇用統計は失業率なしで発表
政府閉鎖の影響で公表が遅れていた10月の雇用統計は、失業率なしで発表されることが明らかになりました。
家計調査が実施されなかったことが要因のようですが、これは1カ月だけの措置だとのこと。
これでまた12月の利下げに対して、材料が一つ減ってしまったことになります。

据え置きの可能性が上がるわね!
SF連銀総裁12月利下げ判断は時期尚早
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、12月のFOMCで当局者が利下げを実施すべきかを判断するには時期尚早だと語りました。
『次の会合まで約4週間あり、その間に多くの経済データが発表される。』と中立な姿勢を示しています。
とはいえ、雇用統計やCPIなど正確なデータが得られなければ、追加利下げに踏み切る材料もなくなってしまいますね。

政府閉鎖の影響はこれからや
アップルとテンセントがアプリ内課金で合意
中国のテンセントは傘下のウィーチャットのプログラムで提供されるゲームやアプリ内の購入を、アップルが処理して売り上げの15%を同社に手数料として支払うことに合意しました。
スマートフォン業界の巨大企業である両社の争いは注目を集めていたが、1年ほどかけてようやく解決したようです。
合意された手数料率の15%はアップルの一般的な30%より大幅に低く、それでも同社にとっては新たな収入源が開かれたことになります。

中国での売り上げが上がるわね!
11月の注目イベントについて
11月になりましたので、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・11/14 小売売上高
・11/14 生産者物価指数(PPI)
・11/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・11/22 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・11/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・11/26 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・11/27 PCEデフレーター
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【11/13 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.66%
・ダウ平均 …▲1.65%
・NASDAQ100…▲2.05%
【経済トピックス】
・10月の雇用統計は失業率なしで発表
・SF連銀総裁12月利下げ判断は時期尚早
・アップルとテンセントがアプリ内課金で合意
昨日の米国市場は大きく下落しました。
10月失業率の発表がなくなることで、利下げ観測が遠のいたことが投資家に嫌気されました。
これまで上げ過ぎてきた相場に冷や水がかけられたようです。
とはいえ、企業決算を見れば米国の経済そのものは強いことが示されていますので、そこまで心配するような状況でもありません。
押し目を待っていた投資家にとっては、少し買っても良さそうな水準に下げてくれましたね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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