昨日の米国市場はS&P500が3日連続の上昇となりました。
米国史上最長の政府閉鎖がまもなく終結するとの見方が広がり、FRBが今後の方針を見極める材料が得られるとの期待が高まったようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky11/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.54%
・ダウ平均 …+0.81%
・NASDAQ100…+2.20%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとダウが上昇するもナスダックは下落していきました。
その後は3指数ともに買われていき、ダウが上げ幅を拡大するなかでS&P500もプラ転しました。

ナスダックは売られたわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲1.25%
・COIN(コインベース) …▲4.38%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.14%
・DDOG(データドッグ) …▲0.93%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.34%
・MQ(マルケタ) …+5.44%
・U(ユニティ) …▲3.90%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.120から4.081に低下しました。
ドル円はドル高水準でヨコヨコが続いています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことがわかります。

ヘルスケアが強かったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。AAPLが+2.16%と大きく上げる中で、NVDAは▲2.96%、TSLAが▲1.26%と大きく下げています。
相場全体は強くヘルスケアを中心に大きく上げた銘柄が多かったようです。
・VTRS(ヴィアトリス)…+10.13%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+9.77%
・MRNA(モデルナ)…+6.66%
・DXCM(デクスコム)…+6.00%
・FDX(フェデックス)…+5.45%
・MRK(メルク)…+4.84%
・PFE(ファイザー)…+4.59%
・AMGN(アムジェン)…+4.57%
一方で、大きく下げた銘柄もあったようです。
・APP(アップラビン)…▲8.66%
・VST(ビストラ)…▲4.84%
・MU(マイクロン)…▲4.81%
・COIN(コインベース)…▲4.38%
・LRCX(ラムリサーチ)…▲4.32%
・HPE(ヒューレットパッカード)…▲4.15%
・TPR(タペストリー)…▲3.81%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+2.40%
・エネルギー…+1.20%
・生活必需品…+1.19%
・不動産 …+1.06%
・素材 …+0.61%
・金融 …+0.46%
・通信 …+0.35%
・公益事業 …+0.08%
・一般消費財…+0.05%
・資本財 …▲0.12%
・情報技術 …▲0.77%
ヘルスケアが2%を超える大きな上昇をしています。
どちらかといえばこれまでS&P500の足枷となっていたヘルスケアですが、実は直近3ヶ月のパフォーマンスはダントツのトップです。どうやらセクターローテーションが起きているようです。
また、エネルギーも1%を超える上昇ですが、こちらは直近1ヶ月でトップパフォーマンスです。
一方で、メガテックの下落によって情報技術が下げていますが、前日の急騰の反落だと考えています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.21%上昇して、終値では6,846に上げました。
前日には大きく上昇したS&P500ですが、昨日も上げ幅は限定的でした。
これで3日続伸して10月末につけた高値まで、あと+0.65%のところまで戻しています。
わずかですが11月のリターンもプラ転しています。
政府機関の閉鎖が正式に終結すれば、更なる上昇も期待できそうです。

年末まで上昇して欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは32から31に下げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
上院つなぎ予算可決で政府閉鎖が解除へ
米議会上院は連邦政府の閉鎖を終わらせるためのつなぎ予算案を可決して、史上最長を更新している政府閉鎖の終結に向けて大きく前進しました。
41日間に及ぶ政府閉鎖により航空便の混乱や食料支援の後れも深刻化していますので、いち早い終結が待たれています。
とはいえ、民主党内ではこの可決に納得していない議員もおおいため、今後もまだ議会はねじれることが予想されます。

とりあえずは良かったわね!
週に1万1250人の削減ADP雇用調査
ADPの雇用調査によると10月の後半には、米労働市場が前半に比べて減速したことを示唆しました。
10月の4週間で週当たり平均1万1250人の人員が削減されたことになります。
10月には雇用が改善されたとのデータも出ていましたが、どうやらまだ労働市場の安定とはほど遠いようです。

政府発表の雇用統計が待たれるな
米企業のCEOは経済見通し楽観的
決算発表が続く米国市場ですが、企業のCEOは経済の先行きに楽観的な見方を示しています。
集計によると決算説明会で「景気減速」といった表現が使われた回数は2007年以来の低水準とのこと。
貿易摩擦の懸念がくすぶり、政府機関閉鎖により経済指標の発表が滞っているのに、何か根拠でもあるんでしょうかね。

企業業績が強いのはイイことよ!
11月の注目イベントについて
11月になりましたので、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*11/13 消費者物価指数(CPI)
・11/14 小売売上高
・11/14 生産者物価指数(PPI)
・11/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・11/22 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・11/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・11/26 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・11/27 PCEデフレーター
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【11/11 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.54%
・ダウ平均 …+0.81%
・NASDAQ100…+2.20%
【経済トピックス】
・上院つなぎ予算可決で政府閉鎖が解除へ
・週に1万1250人の削減ADP雇用調査
・米企業のCEOは経済見通し楽観的
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
政府機関の閉鎖が終結まであと一歩となったことで、市場への楽観も広がっているようです。
一方で、雇用に関してはそこまでの安心材料はなく、政府発表の雇用統計が待たれます。
どちらにせよ株高が続く中で、いつか来るであろう株価調整が先送りになってくれる方が、資産は増えるというものです。
株安を待っていた投資家にとっては、まだまだ苦しい期間が続きそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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