昨日の米国市場は上昇しました。
雇用統計の結果を受けて景気後退懸念が和らいだようです。
さらには次回の米中通商協議が9日に行われると明らかになったため、緊張緩和への期待が広がったことも株高につながりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky6/6 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
雇用統計が発表されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.03%
・ダウ平均 …+1.05%
・NASDAQ100…+0.99%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後は上げ幅を縮小していきましたが、再び反発していき大引けには少し戻り売りしています。

週末の利確は少なかったわ!
週間ベースで見るとS&P500は+1.50%、ダウは+1.17%、NASDAQ100は+1.97%の上昇となりました。

ハイパーグロース株もいい感じやな
・AFRM(アファーム) …+5.76%
・COIN(コインベース) …+2.90%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.18%
・DDOG(データドッグ) …+0.34%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.63%
・MQ(マルケタ) …▲0.55%
・U(ユニティ) …+1.37%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.391から4.508に上昇しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇したことがわかります。

いい反発だったわね!

マグニフィセント7はすべてが上昇して、TSLAが+3.67%、GOOGは+3.25%、AMZN+2.72%と大きく上げています。
全体的に強かった相場の中でも、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・PLTR(パランティア)…+6.51%
・MRNA(モデルナ)…+5.13%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…+4.83%
・DAL(デルタ航空)…+4.32%
・TER(テラダイン)…+4.27%
・TGT(ターゲット)…+4.06%
・APA(アパッチ)…+3.64%
・BBY(ベストバイ)…+3.63%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・LULU(ルルレモン)…▲19.80%
・AVGO(ブロードコム)…▲5.00%
・MOS(モザイク)…▲4.40%
・NEM(ニューモント)…▲3.94%
・POOL(プール)…▲3.69%
・DLTR(ダラー・ツリー)…▲2.24%
ルルレモンやブロードコムの下落は決算結果を受けて株価が反応しています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

・通信 …+1.62%
・エネルギー…+1.43%
・一般消費財…+1.26%
・金融 …+1.23%
・ヘルスケア…+1.00%
・資本財 …+0.86%
・不動産 …+0.86%
・情報技術 …+0.53%
・公益事業 …+0.32%
・生活必需品…+0.23%
・素材 …▲0.42%
2日連続で通信セクターが大きく上昇しています。
他にもエネルギーや一般消費財、金融やヘルスケアが1%超えの上げ幅。
一方で、素材セクターのみがマイナスとなり、生活必需品や公益事業などの上げ幅は限定的でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.03%上昇して、終値では6,000に上げています。
今週は好調だったS&P500ですが、昨日の上昇によって大台の6,000を回復しました。
6,000を回復したのは2/21から3ヶ月半ぶりのことです。
とはいえ、何か景況感が良くなったわけでも関税リスクが低下したわけでもありませんから、ただ警戒感が弱まっただけなのかも知れません。
これで年初来では+2.02%の上昇となり、2月につけた高値までは残り2.4%のところにまで回復しました。

このまま高値を目指すわよ!
FEAR&GREEDインデックスは58から63に上げGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
雇用者数減速でも失業率は安定
昨日発表された5月の雇用統計では、雇用者数の伸びが減速して前回も下方修正されました。
失業率は市場予想と一致し前月からも変わっていません。
【失業率】
結果 4.2%(予想 4.2%)
前回 4.2%
【非農業部門雇用者数】
結果 13.9万人増(予想 12.6万人増)
前回 14.7万人増(速報値17.7万人増)
【平均時給】
(前年同期比)
結果 3.9%増(予想3.6%増)
前回 3.9%増(速報値3.8%増)
(前月比)
結果 0.4%増(予想0.3%増)
前回 0.2%増
トランプ政権の関税政策が経済にどう影響するのかを見極めるために、雇用主は慎重になっているようです。
失業率が上昇していないことと平均時給が堅調だった結果を受けて、株式市場はこれを好感しています。

安心できる結果だったわね!
トランプ大統領FRBに1%の利下げ要求
トランプ大統領はFRBのパウエル議長に対して、再び利下げの要求して政策金利を1%引き下げるよう促しました。
FRBの手遅れは最悪だと言いながら、『EUは10回も利下げしているのに我々は1度も実施していない』と書き込んでいます。
FRBも3回の利下げをしているんですけどね。

ロケット燃料になる言うとるな
トランプVSイーロンの応酬は1日で区切り
前日にはトランプ大統領とイーロン・マスク氏によるSNSでの激しい応酬がありましたが、マスク氏が対立の沈静化を図る姿勢を示したことで一旦の区切りとなりました。
一方で、トランプ大統領は大型減税・歳出法案やその他の経済政策の実現に注力する意向であることを示しました。
前日には1日で14%も下落したテスラですが、昨日は3.67%反発。それにしても大きな損害となりましたね。

テスラはイーロンが1番のリスクね!
6月の注目イベントについて
6月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*6/11 消費者物価指数(CPI)
・6/12 生産者物価指数(PPI)
・6/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/17 小売売上高
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/6 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.03%
・ダウ平均 …+1.05%
・NASDAQ100…+0.99%
【経済トピックス】
・雇用者数減速でも失業率は安定
・トランプ大統領FRBに1%の利下げ要求
・トランプVSイーロンの応酬は1日で区切り
昨日の米国市場は上昇しました。
トランプ大統領とイーロン・マスクの罵り合いは1日で収束し、マスク氏が法案を受け入れざるを得ない形となりました。
また、雇用者数は減少するも失業率は安定しており、関税政策がそこまで経済へ影響を与えていないことが示されました。
米国の経済が減速する前に、各国との関税政策が合意に至ることを願うばかりです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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