昨日の米国市場はわずかに下落しました。
週末には中国との貿易協議を控えているため、投資家は積極的な取引を控えたようです。
一方で、FRBの好感は利下げに対して消極的な意見が続いているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/9 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
週末の中国との貿易交渉が気になりますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.07%
・ダウ平均 …▲0.29%
・NASDAQ100…▲0.01%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後は何度か上昇をトライするも、売り圧力に打ち勝つことはできませんでした。

今週はヨコヨコだったわね!
週間ベースで見るとS&P500は▲0.47%、ダウは▲0.16%、NASDAQ100は▲0.20%の下落となりました。

ハイパーグロース株はボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲14.47%
・COIN(コインベース) …▲3.48%
・CRWD(クラウドストライク)…▲4.21%
・DDOG(データドッグ) …▲1.23%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.27%
・MQ(マルケタ) …+2.45%
・U(ユニティ) …▲0.44%
AFRMは決算が失望されて急落。MQは決算後3日で+17.95%の急騰です。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.380から4.382に上昇しました。
為替は再び円高に向かいはじめました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が入り交じっていることがわかります。

ヘルスケアが続落してるわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。TSLAが+4.72%と大きく上昇。他6銘柄は1%未満の限定的な変動でした。
指数が横だったわりに大きく上昇した銘柄もあったようです。
・PODD(インシュレット)…+20.88%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…+12.60%
・SOLV(ソルベンタム)…+5.40%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+5.17%
・EQT(イーキューティー)…+4.16%
・TXN(テキサス・インストゥルメンツ)…+4.00%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…+3.52%
・APA(アパッチ)…+3.34%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・AKAM(アカマイ)…▲10.76%
・EXPE(エクスペディア)…▲7.30%
・TKO(TKOグループ)…▲5.50%
・VST(ビストラ・エナジー)…▲3.66%
・REGN(リジェネロン)…▲3.63%
・DECK(デッカーズ)…▲3.62%
・VTRS(ビアトリス)…▲3.52%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.16%
・素材 …+0.92%
・不動産 …+0.56%
・一般消費財…+0.42%
・公益事業 …+0.24%
・金融 …+0.17%
・情報技術 …+0.07%
・資本財 …▲0.01%
・通信 …▲0.47%
・生活必需品…▲0.56%
・ヘルスケア…▲1.09%
原油価格の上昇によってエネルギーセクターが続伸。原油はまだまだ安い水準にありますので、これからもまだアップサイドは大きいと考えています。
他にも素材や不動産といった比較的小型なセクターが上昇。
一方でヘルスケアが続落。1週間で▲4.63%と急落しています。
生活必需品を含めてディフェンシブセクターが弱い相場が続いていますね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.07%下落して、終値では5,659に下げています。
先週までの1ヶ月間で大きく上昇してきたS&P500ですが、今週はレンジ相場となりました。
大統領選前の下値5,700がレジスタンスとなり、上値を押さえつけられています。
週末には中国との貿易交渉がありますので、週明けにブラックマンデーのならないことを祈りましょう。

貿易交渉進んで欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは62のままでGREEDと変わりませんでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ大統領 対中関税80%が適切
トランプ大統領は米中貿易協議を前に、中国に対する関税を80%とする考えを示しました。
『中国は米国に市場を開放すべきだ。中国にとっても良いことで閉鎖的な市場はもはや機能しない。』と述べています。
米中の当局者が貿易戦争の緩和に向けて公に協議するのはこれが初めてのことです。


緩和が進んで欲しいわ!
FRB年内の利下げないとオプション市場の予想
FRBが年内に利下げをしないことに賭けるポジションがオプション市場で急速に拡大しているとのこと。
市場は3回の利下げを織り込んでいますので、もしも利下げなしとなれば市場にはそれなりの混乱が生じることになりそうです。


確かにFRB高官のトーンは利下げを積極的に考えている人はいませんので、失業率が上がらないのであれば利下げはしない可能性があります。


関税によりインフレ次第やろな
アトランタ連銀総裁 金利調整は賢明ではない
アトランタ連銀のボスティック総裁は、『先行きがほとんど見通せない中で金融政策を調整するのは賢明ではない』と述べています。
貿易政策を巡る不確実性と経済への懸念を踏まえると、金利据え置きが妥当との判断のようです。
当初予想していたより不確実性が長く続くとみているとのことですから、年内利下げ予想回数は減ると考えていた方が良さそうです。


3回はなさそうね!
5月の注目イベントについて
5月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*5/13 消費者物価指数(CPI)
・5/15 生産者物価指数(PPI)
・5/15 小売売上高
・5/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・5/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/9 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.07%
・ダウ平均 …▲0.29%
・NASDAQ100…▲0.01%
【経済トピックス】
・トランプ大統領 対中関税80%が適切
・FRB年内の利下げないとオプション市場の予想
・アトランタ連銀総裁 金利調整は賢明ではない
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
週末には中国との貿易交渉が控えており、投資家が積極的に買い向かうことはありませんでした。
一方で、不確実性が広く長く続くと考えられており、利下げ観測が後退しているようです。
関税を巡る不確実性を少しでも解消できるように、ベッセント財務長官には頑張って欲しいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。


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