昨日の米国市場は上昇しました。
4月の消費者信頼感指数が発表され、5年ぶりの低水準だったことで株安が予想されたのですが、投資家はリスクを取ってでも買い向かったようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky4/29 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
ポジティブな関税ニュースが発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.58%
・ダウ平均 …+0.75%
・NASDAQ100…+0.61%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
特にダウが強く一度売り込まれる場面もありましたが、引けにかけては買い戻されていきました。

最近は場中で買い戻されるわね!

ハイパーグロース株もイイ感じやな
・AFRM(アファーム) …+2.50%
・COIN(コインベース) …+0.42%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.87%
・DDOG(データドッグ) …+0.56%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.87%
・MQ(マルケタ) …+3.78%
・U(ユニティ) …+0.86%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.206から4.172に低下しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇したことが分かります。

半導体は弱かったわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇しており、特にTSLAが+2.15%上げており好調をキープ。一方で、AMZNはネガティブなニュースによってプレで▲2%を超えるマイナスでしたが場中で回復しました。
相場全体に買いが入っていますが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・SBAC(SBAコミュニケーションズ)…+6.82%
・CDNS(ケイデンス・デザイン)…+5.77%
・HON(ハネウェル)…+5.40%
・ZBRA(ゼブラ・テクノロジーズ)…+5.16%
・SHW(シャーウィンウィリアムズ)…+4.80%
・AMT(アメリカン・タワー)…+4.75%
・LH(ラボコープ)…+4.71%
・FI(ファイサーブ)…+4.08%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・NXPI(NXPセミコンダクターズ)…▲6.94%
・REGN(リジェネロン)…▲6.87%
・BRO(ブラウン・アンド・ブラウン)…▲6.00%
・ARE(アレクサンドリア・リアルエステート)…▲5.73%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲3.41%
・PODD(インシュレット)…▲3.18%
・AMCR(アムコー)…▲3.12%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

・金融 …+0.83%
・生活必需品…+0.78%
・ヘルスケア…+0.78%
・公益事業 …+0.67%
・一般消費財…+0.63%
・情報技術 …+0.55%
・資本財 …+0.53%
・通信 …+0.46%
・不動産 …+0.41%
・素材 …+0.28%
・エネルギー…▲0.57%
すべてのセクターは1%未満といった限定的な変動。
金融や生活必需品、ヘルスケアなどのディフェンシブセクターが比較的堅調でした。
一方で、原油価格の急落によってエネルギーセクターだけが下落していますが、関税問題が解決することで原油価格が反発するようなことになればエネルギーセクターの一段高も期待できます。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.58%上昇して、終値では5.560に上げています。
4月初旬の急落から回復を見せているS&P500ですが、6日連続の上昇となったことであと0.92%でマイナスから回復します。
2月からの下落トレンドからも抜けたようで、50日移動平均線を目前にまでリバウンドしていますね。
出来高が細っていますので大きな材料があれば急落することにもつながりそうですが、MACDは上昇トレンドに向かっています。
今週のメガテック決算さえクリアできればATHを目指すことも期待できそうです。

6日間で7.81%上昇したわ!
FEAR&GREEDインデックスは37から38に上げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
自動車業界の関税負担を軽減
トランプ大統領は自動車業界に影響を及ぼしている関税の負担を軽減する大統領令に署名しました。
関税の重複を防ぐ狙いがあるようで、5月3日から予定されている自動車部品に対する25%の関税についても変更が加えられるようです。
偉大なアメリカを取り戻そうとしているトランプ大統領ですが、自国の主要産業の衰退を招いてしまっているようにも見えますけどね。

ここから緩和措置が続くといいわね!
消費者信頼感5年ぶりの低水準
コンファレンスボードが発表した4月の消費者信頼感指数は5年ぶりの低水準に落ち込み、前月の93.9から86に低下して市場予想の88も下回りました。
トランプ関税による経済と労働市場の先行きに悲観的な見方が強まりました。
先日発表されたミシガン大学による消費者調査とも一致しており、消費者は雇用と経済に不安を抱えているようです。

ホンマ関税って誰トクなんやろ
アマゾン関税コスト表示報道を否定
アマゾンが自社のECサイトで関税コスト表示の計画があるとの報道を否定しました。
トランプ政権は敵対的な行為だと非難したことを受けて、株価は一時▲2.5%ほど下げていましたが誤解を解いたことで下げ幅を縮小しました。
アマゾンは5月1日の引け後に決算発表を予定していますが、関税の影響が今後の見通しにどう影響するのかに注目が集まっています。

不確実性が高まっているわね!
5月の注目イベントについて
明日から5月になりますので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/ 1 ISM製造業景気指数
*5/ 2 雇用統計
・5/ 5 ISM非製造業景気指数
*5/6~7 FOMC
*5/13 消費者物価指数(CPI)
・5/15 生産者物価指数(PPI)
・5/15 小売売上高
・5/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・5/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【4/29 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.58%
・ダウ平均 …+0.75%
・NASDAQ100…+0.61%
【経済トピックス】
・自動車業界の関税負担を軽減
・消費者信頼感5年ぶりの低水準
・アマゾン関税コスト表示報道を否定
昨日の米国市場は上昇して6日続伸となりました。
トランプ大統領が就任して100日が経過したようですが、すでに130を超える大統領令に署名しているようです。
関税政策によって世界中の経済が不確実性に晒されているようですが、本当に強いアメリカを取り戻すことができるのでしょうか。
各国との関係も悪化しているようですが、トランプ大統領の思惑通りには進んでいない様子です。
米国株投資家としては株価だけは何とか底上げして欲しいところです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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