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予想を上回る米雇用統計で国債利回り上昇『リスクオフムード高まる』

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市場分析
こんなことがわかる記事

・2022年1月の米雇用統計について
・米国10年債利回りの状況
・相場が上昇した理由
・AMZN(アマゾン)の決算結果

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こんにちは!
来週の下落を危惧する『ここ屋』よ!

2/4に米雇用統計(1月)が発表されました。

1月の雇用者数は市場予想を上回る結果に、米国債券利回りは素早く反応しています。

新型コロナウイルスの感染拡大により事業を休止させている企業があるにも関わらず、雇用者数は大きく増加しており、2022年に入っても強い雇用情勢が続いているようです。

今回発表された雇用統計の結果と、米国市場にもたらす影響について解説していきます。

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予想を上回る米雇用統計で国債利回り上昇

新型コロナウイルスのオミクロン株による感染者の急増に、米国の労働環境は急変しています。

慢性的な人出不足の中で時給は急騰し、小売業をはじめとした企業業績に大きな影響を与えているようです。

それでは米雇用統計(1月)の結果について見ていきましょう。

米雇用統計(2022年1月)

米雇用統計(1月)

雇用者数…46.7万人増(予想15万人増)前月19.9万人増
失業率…4.0%(予想3.9%)前月3.9%
平均時給…5.7%(予想5.2%)前月4.7%

2021年12月の雇用者数は当初(1月)の発表では19.9万人増でしたが、51万人に上方修正されました。

2倍以上に修正って、はじめの発表はどんな情報精度なんでしょうかね。

おそらく今回の46.7万人増も、来月には大幅修正されるんじゃないかと思っています。

ちなみに、1月の雇用者数の市場予想は40万人減から38万5000人増と広い幅があったそうです。

リッヒ
リッヒ

もはや予想不可能ってことやな

一方で、失業率に関してはオミクロン株による感染拡大が進む中でも、先月に続いて低い数値に抑えられています。

引用:Yahooファイナンス

今回の雇用統計で失業率の低下が再認識されたことで、FFレートの引き上げは加速されることが予想されされました。

素早く反応した米国債利回り

雇用統計の発表後に米国債利回りは素早く反応し、大きく上昇しています。

年明けに高騰した米10年債利回りも1ヶ月ほど1.8前後で安定していましたが、雇用統計の発表とともに2年ぶりに1.9へ高騰しました。

強い雇用統計はFFレート引き上げのペースを早める可能性をあげるため、市場にリスクオフムードが漂いました。

FRBの2大使命

FRB(米中央銀行)の2大使命は『雇用の最大化』と『物価の安定』です。
米国の雇用は失業率4%で正常を示しており、コロナショックによる失業率の急増は沈静化されたと考えられています。
一方で、物価の安定については目標と大きく乖離している状況で、2%を目指すインフレは現在7%と40年ぶりの高水準で続伸しています。
FRBはインフレ退治のために、FFレートを上昇させることでコントロールを計っています。

FFレートの引き上げは長期金利の上昇につながり、シーソーの関係にある株式にとっては逆風となります。

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強い雇用を受けても堅調な株式市場

長期金利の上昇を受けてボラティリティの高い株式市場は一気に下落するものだと思われましたが、比較的堅調な相場となった1日でした。

最近大きく売られていたグロース株を中心に上昇しています。

1週間の指数の値動きを見るとNASDAQ100以外にもS&P500やDowジョーンズ、Russell2000も上昇しました。

先週の金曜日から4営業日連続の上昇も木曜日には大きく売り戻されましたが、金曜日は反転上昇しています。

ここ
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金曜日も引けにかけて
大きく売り戻されたのは気になるわね!

債券トレーダーは先行して市場を織り込む

今回の雇用統計を受けて米10年債利回りは急騰しました。

一方で、株式市場も上昇するといった矛盾した1日でしたが、どちらが正しい反応だったのでしょうか?

株式の上昇を期待する我々個人投資家には残念なお知らせですが、おそらく債券トレーダーが正解な反応を示しました。

慎重な債券トレーダーは常に先行して市場を織り込むといった傾向にあります。

株式市場が上昇した要因

株式市場は長期金利の上昇により、リスクプレミアムが減少し株価は下落するべき相場でしたが、正しい反応をすることなく上昇しました。

その要因のひとつには、AMZN(アマゾン)の好決算が影響しているようです。

AMZN(アマゾン)は世界最大級のeコマースを保有しながらも、AWSクラウドサービスを展開する米国を代表する大企業です。

しかし、アマゾンの株価は1年半といった長期でレンジ相場から抜けることができない状況です。

前回決算をミスしたAMZNでしたが、今回も期待されていなかったAMZNが予想を大きく上回る結果を発表しました。

売上高は予想$137.68Bに対して$137.41Bとややショートしたのですが、EPSが予想$3.61に対して$27.75と大幅にビートしました。

これにより1日で13.54%もの高騰をみせ、市場全体の上昇に貢献しました。

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予想を上回る米雇用統計で国債利回り上昇まとめ

予想を上回る米雇用統計で国債利回り上昇『リスクオフムード高まる』をまとめます。

まとめ

予想を上回る米雇用統計で国債利回り上昇
・雇用者数…46.7万人増(予想15万人増)前月19.9万人増
・失業率…4.0%(予想3.9%)前月3.9%
・平均時給…5.7%(予想5.2%)前月4.7%
・前月の雇用者数は51万人に上方修正
・米10年債利回りは1.9を超える急騰
・長期金利上昇するも株式市場は上昇
・AMZNの好決算は相場上昇をけん引

今週は上昇した米国市場でしたが、雇用統計の結果を見て債券トレーダーはリスクオフ。

債券は売られ利回りは急騰しました。

株式は上昇で終わった今週の市場でしたが、来週には強い雇用による金利上昇が続くようですと、株価急落なんてこともあり得る状況です。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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