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【トランプ大統領が国防生産法を発動】低水準のCPIにも足元のインフレ再燃に警戒

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市場分析

昨日の米国市場はわずかに下落しました。

地政学的リスクへの警戒が続く中で、原油備蓄の緊急放出が承認されましたが、一時的な処置に過ぎないと原油価格は上昇しました。

一方で、インフレ指標が発表されましたが、所詮は戦争前の水準であることから市場は冷ややかにこれを見ているようです。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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3/11 米国市場の値動き

昨日の米国市場はわずかに下落しました。

原油価格は再上昇していますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500   …▲0.08%
・ダウ平均  …▲0.61%
・NASDAQ100…+0.03%

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ほぼ寄り天だったわね!

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.228%に上げています。

為替(ドル円)

為替は1ドル158円943銭とドル高が進んでいます。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったことがわかります。

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エネルギー銘柄が買われたわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。TSLAが+2.15%と大きく上げていますが、他は1%未満の小幅な値動きでした。

再び原油価格の急騰によってエネルギー銘柄が大きく上げていました。

昨日大きく上昇した銘柄

・MOS(モザイク)…+10.08%
・ORCL(オラクル)…+9.18%
・CF(シーエフ・インダストリーズ)…+9.16%
・VLO(バレロエナジー)…+6.46%
・SNDK(サンディスク)…+5.90%
・MPC(マラソン・ペトロリアム)…+5.35%
・OXY(オキシデンタル・ペトロリアム)…+4.63%
・PSX(フィリップス66)…+4.31%

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは2セクターが上昇9セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+2.22%
・情報技術 …+0.53%
・通信   …▲0.20%
・一般消費財…▲0.22%
・資本財  …▲0.28%
・ヘルスケア…▲0.44%
・公益事業 …▲0.69%
・素材   …▲0.71%
・金融   …▲0.84%
・不動産  …▲0.97%
・生活必需品…▲1.17%

原油価格の上昇によりエネルギーセクターが大きく上げています。

情報技術も何とか上げているものの、その他のセクターはマイナス。

特に生活必需品や不動産などは大きく下げました。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.08%下落して、終値では6,775に下げました。

戦争開始から下げ続けているS&P500ですが、昨日も下げてしまいました。

短い陰線でしたが上ヒゲも下ヒゲも付けており、市場の迷いが表れています。

昨年12月の安値と2月までの安値のレンジ内にありますが、どちらかにブレイクすればそれがトレンドとなってしまいそうですね。

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下抜けは勘弁よ!

FEAR&GREEDインデックスは28から27に下げましたが、EXTREME FEAR寄りのFEARのままです。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

トランプ大統領が国防生産法を発動

トランプ大統領は南カリフォルニア沖での石油生産再開に道を開くため、冷戦時代の権限である「国防生産法」を発動する準備を進めています。

イラン戦争による原油供給ひっ迫の緩和を狙ったものだが、市場はこれを冷ややかに見ているようです。

一方で、国際エネルギー機関は大規模な緊急石油備蓄の放出を承認しましたが、こちらも原油価格を下げるには至りませんでした。

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戦争が終わらなきゃ下がらないわね!

イランが停戦の条件を提示

イランは停戦の条件として、米国およびイスラエルが将来イランを攻撃しないことを米国が保証するよう求めているとのこと。

現在の戦争が終結した後にイスラエルが再び攻撃することを懸念しているようですが、アメリカがこれを保証するかどうかは明らかにしていません。

それを求めるのであればまず自国がイスラエルを攻撃しないと保証することが先だと思うんですけどね。

リッヒ
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都合のいい条件やな

低水準のCPIにも足元のインフレ再燃に警戒

2月の消費者物価指数(CPI)が発表され、市場予想通りで先月からも上がっていないインフレ指標でしたが、あくまで戦争前の水準ですので参考にはならないようです。

2月消費者物価指数(CPI)

【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…2.4%(予想…2.4%)
・前回…2.4%
〈前月比〉
・結果…0.3%(予想…0.3%)
・前回…0.2%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…2.5%(予想…2.5%)
・前回…2.5%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.2%)
・前回…0.3%

戦争がなければインフレは終結したと勝利宣言を出しても良いくらいにまでは下げていましたが、ホント残念ですね。

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来月からはまた上がりそうね!

3月の注目イベントについて

3月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

3月の注目イベント

・3/13 PCEデフレーター
・3/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・3/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・3/18 生産者物価指数(PPI)
・3/17・18 FOMC
・3/31シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね

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まとめ

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昨日の米国市場のまとめ

【3/11 米国市場の値動き】
・S&P500   …▲0.08%
・ダウ平均  …▲0.61%
・NASDAQ100…+0.03%
【経済トピックス】
・トランプ大統領が国防生産法を発動
・イランが停戦の条件を提示
・低水準のCPIにも足元のインフレ再燃に警戒

昨日の米国市場はわずかに下落しました。

終わらない戦争を巡り原油価格が再び上昇をはじめています。

トランプ大統領が国防生産法を発動しようが、国際エネルギー機関が石油の備蓄を放出しようが、戦争が終わらなければ原油価格は落ち着かないようです。

一方で、インフレ指標はせっかく下げていたのですが、これも戦争前のデータということで市場の期待にはならなかったようです。

昔は『遠くの戦争は買い』と言われていましたが、以前のように物理的な距離が遠くであろうと、世界経済はつながってしまっているので、どこで戦争が起ころうとも株式市場は『売り』なんでしょうね。

投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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