昨日の米国市場は下落しました。
指数が下げた以上にセクター間でプラスマイナスがハッキリと分かれた1日となりました。
AIのリスク回避のために投資家が大きく舵を切ったことが明らかで、我々もこのままだと渦に巻き込まれてしまうかも知れませんので、早急な判断が必要になるかも知れません。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
2/27 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
インフレ指標の発表や大型買収から大型出資などのニュースがありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.43%
・ダウ平均 …▲1.05%
・NASDAQ100…▲0.30%

続落は痛いわね!
2月はダウが+0.17%と上げ幅を縮小する中で、S&P500が▲0.87%、NASDAQ100が▲2.32%下げた1ヶ月となりました。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は3.949%に下げ、3ヶ月ぶりに3%台となりました。
為替(ドル円)
為替は1ドル156円00銭とわずかに円高に向かいました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、テックと金融が大きく下げていることが分かります。

メガテックがヤバいわね!

マグニフィセント7はAAPLが+1.81%上げた以外、6銘柄が下落。AMZNが▲12.24%、METAが▲9.54%、MSFTが▲8.73%、GOOGが▲7.76%、NVDAが▲7.29%、TSLAが▲6.48%と大きく下げています。
メガテックと金融が大きく売られた反面、資金は他のセクターに流れ込んでいます。
・DELL(デル)…+21.93%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+20.84%
・XYZ(ブロック)…+16.82%
・NFLX(ネットフリックス)…+13.77%
・AES(エーイーエス)…+6.34%
・ADSK(オートデスク)…+5.32%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…+5.25%
・IQV(アイキューヴィア)…+4.79%
ワーナーの買収はパラマウントに決まり、ネットフリックスが降りたことで株価はそれぞれ爆上げしていますね。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.57%
・生活必需品…+1.45%
・ヘルスケア…+1.33%
・通信 …+1.32%
・素材 …+0.74%
・公益事業 …+0.48%
・不動産 …+0.04%
・資本財 …▲0.13%
・一般消費財…▲0.34%
・情報技術 …▲1.90%
・金融 …▲2.18%
エネルギーや生活必需品、ヘルスケアや通信といったセクターが大きく上げています。
一方で、金融と情報技術が大きく売られており、投資家はAIの脅威から資金を回避させたようです。
昨日は単なる売買というよりも、明確にセクターローテーションが起きた1日となったようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.43%下落して、終値では6,878に下げました。
2月も高値を目指す場面があったS&P500ですが、昨日も下落して今月のパフォーマンスを▲0.87%で終えました。
再び50日移動平均線を下に切り、年初来リターンを+0.49%に縮小させました。
長い下ヒゲを付けて陽線で引けていることが救いではありますが、このままメガテックから資金が抜けるようなことがあれば、続落は避けられないかも知れません。

やっぱり上げきれなかったわね!
FEAR&GREEDインデックスは44から43に下げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
AI脅威と信用の2重苦で金融株が無差別売り
AI脅威論とプライベートクレジットに関する悪材料がに振り回され、2月は金融株が無差別に売り込まれました。
銀行株指数は4.9%下落して、昨年12月の水準にまで押し下げられています。
2つの不確実性がなくなるまでは、今後金融株が上昇することはないのかも知れません。

さすがに厳しい状況ね!
根強いインフレを示唆した1月PPI
昨日発表された1月の生産者物価指数(PPI)は、予想を上回る伸びにより根強いインフレを示唆しました。
コアPPIは前月比0.8%上昇して、市場予想の0.3%を大幅に上回りました。
前年同月比でも3.6%の上昇と、FRBが利下げに踏み切るには程遠いインフレ率となりました。

こりゃ利上げまであり得るな
OpenAIが過去最大の調達を完了
AI開発大手の米OpenAIは、最大規模となる1100億ドルの資金調達を完了させ8400億ドルの企業評価となりました。
アマゾンは500億ドル、ソフトバンクグループとエヌビディアはそれぞれ300億ドルを投じているとのこと。
ライバルのアンソロピックは3800億ドルですから、企業評価としては大きく引き離したとも言えますね。

AIへの不確実性は増すばかりね!
3月の注目イベントについて
来週からは3月になりますので、重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・3/ 3 ISM製造業景気指数
・3/ 5 ISM非製造業景気指数
・3/6 小売売上高
*3/ 6 雇用統計
*3/11 消費者物価指数(CPI)
・3/13 PCEデフレーター
・3/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・3/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・3/18 生産者物価指数(PPI)
・3/17・18 FOMC
・3/31シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【2/27 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.43%
・ダウ平均 …▲1.05%
・NASDAQ100…▲0.30%
【経済トピックス】
・AI脅威と信用の2重苦で金融株が無差別売り
・根強いインフレを示唆した1月PPI
・OpenAIが過去最大の調達を完了
昨日の米国市場は下落しました。
メガテックや金融から大きな資金が流出し、リスク回避姿勢が強まっています。
ここにきてインフレ指標まで上昇してきて、利下げ観測はさらに後退しています。
株式市場にとっては厳しい状況が続いていますが、相場は常に上げ続けるわけではないので、ここが耐え時だと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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