昨日の米国市場は大きく下落しました。
トランプ大統領の関税政策について、最高裁は意見公表を見送ったことで不確実性が高まりました。
また、生産者物価指数や小売売上高などの経済指標が発表され、ベージュブックの公表など市場に影響のある出来事が集中しました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
1/14 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
重要な経済指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.53%
・ダウ平均 …▲0.09%
・NASDAQ100…▲1.07%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがしてもナスダックを中心に下落していきました。
その後も何度か買い戻されそうな場面もあり、引けにかけてはジリジリと上げていきました。

今年はじめての続落ね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲4.42%
・COIN(コインベース) …+1.25%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.56%
・DDOG(データドッグ) …▲2.46%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲2.64%
・MQ(マルケタ) …▲1.77%
・U(ユニティ) …▲7.95%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.181から4.136に低下しました。
為替は1ドル158円42銭と少し円高に戻しています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったように見えます。

テックが大炎上ね!

マグニフィセント7はすべてが下落。METAが▲2.47%、AMZNが▲2.45%、MSFTが▲2.40%と大きく下げており、昨年までの相場けん引役がウソのようです。
大人気のFANG+は見るも無残な大炎上ですね。
一方で、エネルギー株などには、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・LYB(リヨンデルバセル)…+6.84%
・DOW(ダウ)…+6.44%
・MOS(モザイク)…+5.46%
・WY(ウェアーハウザー)…+4.60%
・EPAM(EPAMシステムズ)…+4.44%
・NOC(ノースロップ・グラマン)…+4.42%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…+4.39%
・ACN(アクセンチュア)…+4.24%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・APP(アップラビン)…▲7.61%
・INTU(インテュイット)…▲6.39%
・APTV(アプティブ)…▲6.03%
・ABNB(エアビーアンドビー)…▲5.20%
・BIIB(バイオジェン)…▲5.04%
・WFC(ウェルズファーゴ)…▲4.61%
・MLM(マーチン・マリエッタ)…▲4.36%
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.91%
・生活必需品…+1.01%
・素材 …+0.93%
・不動産 …+0.88%
・ヘルスケア…+0.86%
・公益事業 …+0.64%
・資本財 …+0.15%
・金融 …+0.12%
・通信 …▲0.64%
・情報技術 …▲1.37%
・一般消費財…▲1.55%
相変わらずエネルギーと生活必需品が強いですね。今年に入りもう何度目かのワンツーです。
ゴールドやシルバーの続伸により、素材も順調に買われています。
ディフェンシブセクターが買われていく一方で、一般消費財や情報技術は大きく売り込まれています。
もう完全に昨年からの巻き戻しがはじまっているようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.53%下落して、終値では6,926に下げました。
今年はじめての続落となったS&P500ですが、今年一番大きな下落となりました。
ローソク足を見ると窓を開けての下落ではじまり、長い下ヒゲを付けた陰線で引けています。
何とか買い支えられているように見えますが、いつまで続くかわからない状況です。
これで年初来リターンは+1.20%にまで縮小しており、1月のスタートダッシュは失敗に終わった模様です。

そろそろ反発して欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは56と変わらずGREEDのままでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
PPI加速でインフレ再燃懸念
昨日発表された11月の生産者物価指数(PPI)では、前月からわずかにインフレペースが加速していることがわかりました。
エネルギー価格の急騰が製造業に大きく影響しているようです。
【PPI(総合)】
・前年比…+3.0%(予想…+2.7%)
前回…+3.1%(速報値…+3.3%)
・前月比…+0.2%(予想…+0.2%)
前回…+0.1%
【コアPPI】
・前年比…+3.0%(予想…+2.6%)
前回… ー
・前月比…±0%(予想…+0.2%)
前回… ー
PPIのデータの一部はPCE価格指数の算出に取り込まれるため、エコノミストや投資家は注意を払っていますね。

FRBも注目しているわ!
パウエル議長2月議会証言を見送りか
FRBのパウエル議長は、2月に予定されている次回の議会証言を見送る可能性があることがあるとのこと。
FRB本部の改修工事を巡る議会証言に関連して、刑事訴追を示唆する大陪審への召喚状を受け取ったのことで、偽証の疑いをかけていることが明らかになしました。
FRBの議長は年2回、議会で証言することが義務付けられていますが、パウエル議長が立たない場合は誰か代わりにやるんでしょうかね。

これも異例な出来事やな
小売売上高が予想を上回る伸び示す
昨日発表された昨年11月の小売売上高は前月比0.6%増と、市場予想の0.5%増を上回り7月以来の大きな伸びとなりました。
自動車販売の持ち直しやホリデーシーズンの堅調な消費が支えたようです。
政府機関の閉鎖による影響で発表が遅れていましたが、13業種のうち10業種が増加していた結果となりました。

富裕層が消費を支えてるようだわ!
1月の注目イベントについて
2026年になりましたので、1月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・1/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*1/27・28 FOMC
・1/29 PCEデフレーター
・1/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【1/14 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.53%
・ダウ平均 …▲0.09%
・NASDAQ100…▲1.07%
【経済トピックス】
・PPI加速でインフレ再燃懸念
・パウエル議長2月議会証言を見送りか
・小売売上高が予想を上回る伸び示す
昨日の米国市場は続落しました。
不安視されていたトランプ大統領の関税政策を巡る最高裁の判断は、来週以降に先送りされました。
経済指標はなんとか耐えている状況に見えますが、今年の利下げ観測はかなり後退していまいました。
また、銀行株からはじまった決算発表は、不安を膨らませる結果となっていますが、当分は企業決算が市場に大きな影響を与えそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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