昨日の米国市場は2日連続の下落となりました。
レイバーデイ明けはトレンド転換が起こりやすいと言われますので、ここから少し売り込まれる可能性もありそうです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky9/2 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
製造業の景気が落ち込み続けているようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.69%
・ダウ平均 …▲0.44%
・NASDAQ100…▲0.79%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後は売り戻されていきましたが、引けにかけてジリジリと下落幅は縮小していきました。

何とか耐えたって感じね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲7.05%
・COIN(コインベース) …▲0.32%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.41%
・DDOG(データドッグ) …▲1.46%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.38%
・MQ(マルケタ) …▲3.06%
・U(ユニティ) …±0%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.232から4.265に上昇しました。
ドル円は急激にドル高に振れています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることが分かります。

テックが弱かったわね!

マグニフィセント7はすべて下落。NVDAが▲1.95%、AMZNが▲1.60%、TSLAが▲1.35%、AAPLが▲1.04%と大きく下げています。
相場全体は下げていますが、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・ULTA(アルタ)…+8.08%
・BIIB(バイオジェン)…+5.60%
・RL(ラルフローレン)…+4.75%
・TTWO(テイクツー・インタラクティブ)…+3.29%
・ROST(ロス・ストアーズ)…+2.78%
・DECK(デッカーズ)…+2.72%
・APA(アパッチ)…+2.67%
・IBKR(インタラクティブ・ブローカーズ)…+2.67%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・KHC(クラフト・ハインツ)…▲6.97%
・STZ(コンステレーション・ブランズ)…▲6.60%
・ALB(アルビマール)…▲6.34%
・GEV(GEベルノバ)…▲5.43%
・EFX(エキファックス)…▲4.79%
・ERIE(イリー・インデムニティー)…▲4.61%
・XYZ(ブロック)…▲4.28%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+0.11%
・エネルギー…+0.06%
・素材 …▲0.10%
・生活必需品…▲0.11%
・通信 …▲0.32%
・公益事業 …▲0.62%
・金融 …▲0.68%
・一般消費財…▲0.80%
・資本財 …▲0.93%
・情報技術 …▲1.08%
・不動産 …▲1.54%
多くのセクターが下げましたがヘルスケアとエネルギーが上げており、比較的ディフェンシブセクターが強い1日となりました。
一方で、大きく下げたのは不動産や情報技術といった景気敏感セクターが1%以上も売られています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.69%下落して、終値では6,415に下げました。
先週末にも下げていたS&P500ですが、昨日も売られて2日連続の下落となりました。
直近3ヶ月のサポートラインにタッチしており、4ヶ月ぶりに50日移動平均線に接近しています。
レイバーデイ明けというのに出来高はそこまで上がってきていませんので、機関投資家が参入してくれば更にボラティリティは高まると考えられます。
今は景気と雇用が弱ければ利下げ期待は高まるが、リセッション懸念も高まるといった複雑な相場です。

景気後退前に利下げして欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは64から62に下げてGREEDです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
関税受けて下がり続ける製造業の景気
昨日発表された8月のISM製造業景気指数では、6ヶ月連続で景気が縮小していることが示されました。
関税の影響で生産が落ち込み、製造業が低迷から抜け出せていない状況が続いています。
【8月】
結果…48.7(予想…49)
前回…48.0
とはいえ、一方的に景気が後退しているわけではなく、今回の統計では強弱入り交じっています。
・10業種が縮小、7業種は拡大
・受注残は一段と落ち込み
・新規受注は4.3ポイント上げ
・原材料の仕入れ価格は63.7に低下
製造業者はトランプ関税によるサプライチェーンの混乱に対応しており、価格転嫁によって景気を上向きにしようとしているようです。

早く拡大に向かうといいわね!
エヌビディア短期的に弱気相場へ
エヌビディアの株価が4日続落となり、4ヶ月ぶりに50日移動平均線を下回りました。
直近4日間で▲6.05%下落して2,860億ドルが吹き飛んでいます。
とはいえ、時価総額は依然として世界最大を維持しており4月の安値からは80%超えのリターンがあります。
重要なテクニカル指標を割り込んだことで、短期的にはモメンタムの弱さが示されました。
元々ボラティリティの高い銘柄ですから、一度下落がはじまると30%近い調整があってもおかしくはありません。

$130もあり得るな
テスラの価値は80%がロボット
テスラのイーロン・マスク氏は、同社の価値の約80%がヒト型ロボット事業からもたらされるとの見通しを示しました。
ヒト型ロボット『オプティマス』に注力する一方で、自動車事業の優先度をこれまで以上に下げています。
オプティマスの事業化に関しても不透明なところが多く、他社へのロボット納入が始まるのは2026年後半になるかもしれないと述べています。

ロボット企業になりつつあるわね!
9月の注目イベントについて
今週からは月が変わりましたので、9月の経済指標スケジュールも確認しておきましょう。
*9/ 5 雇用統計
・9/10 生産者物価指数(PPI)
*9/11 消費者物価指数(CPI)
・9/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/16 小売売上高
*9/17~18 FOMC
・9/26 PCEデフレーター
・9/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【9/2 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.69%
・ダウ平均 …▲0.44%
・NASDAQ100…▲0.79%
【経済トピックス】
・関税受けて下がり続ける製造業の景気
・エヌビディア短期的に弱気相場へ
・テスラの価値は80%がロボット
昨日の米国市場は2日連続で下落しました。
レイバーデイが明け長い夏休みを終えた機関投資家が市場に参入してきたようですが、彼らの目線は下を向いているようです。
決算は悪くなかったエヌビディアが下落をはじめており、市場のモメンタムは短期的に弱まっています。
ここ数年で投資をはじめたばかりの人にとってみれば、退屈な相場に感じるかも知れませんが、株式相場ってこんなもんって思った方がいいでしょうね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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