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【米国株は4日連続の下落】24年ぶりの円安にどう対応するか?

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市場分析
こんなことがわかる記事

・8/31米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・ドル高に対してどう対処すべきか

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こんにちは!
夏の終わりがさみしい
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は4営業日連続で下落したことで、S&P500指数は3ヶ月前の水準にまで低下しました。

ジャクソンホール会合以降の株式市場は完全に意気消沈していますね。

一方で、為替は24年ぶりの円安となり我々の生活にも大きな影響が出そうな状況です。

ここまでドル高が進行した市場で、米国に投資をしている人はどう対応すれば良いのでしょうか?

それでは8/31の米国市場を振り返り【米国株は4日連続の下落】24年ぶりの円安にどう対応するか?について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースと
為替対策について解説してるで

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8/31米国市場の値動き

昨日の米国市場は、前日に続いて下落しました。

ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

買い支えのない米主要3指数

昨日の米国市場は、前日に続き3指数揃って下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.67%
・ダウ…▲0.88%
・NASDAQ…▲0.58%

プレマーケットでは買われていた相場も、マーケットがオープンすると急落していきました。

その後はヨコヨコするも買い支えなく低下しています。

ジャクソンホール会合が始まる前からの悪い流れは断ち切れそうにないようです。

リッヒ
リッヒ

今週は下げ続けそうやな

全面的に下落した相場でしたが、小型グロース株の下げ幅は比較的限定的だったようです。

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ハイパーグロース株はそれなりだったわ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲0.47%
・COIN(コインベース)…▲0.34%
・CRWD(クラウドストライク)…▲5.53%
・DDOG(データドッグ)…+0.33%
・DOCS(ドクシミティー)…+1.84%
・MQ(マルケタ)…+2.10%
・U(ユニティ)…+0.35%

連日の上昇となった長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、連日の上昇となりました。

1週間の長期金利を眺めると、今週に入り上昇と続けていることがわかります。

8月の初旬には2.5にまで低下していた長期金利ですが、1ヶ月で25%も急騰して月末時点では3.196にまで上昇しました。

また、2年債利回りも3.5を超える高水準で、逆イールドカーブは広がる一方です。

若干低下したVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日と比較すると若干低下しました。

株式市場が続落する中で恐怖指数は上昇しないといった不思議な現象が起きていますが、VIXが高騰する時は株価はもっと暴落するんじゃないかと思うと恐ろしいですね。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が続落していることがわかります。

ここ
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早く反転して欲しいわね!

META(メタ・プラットホーム)が+3.67%と高騰していますが、フェイスブックとインスタグラムの優良機能を計画中だとのことが発表されたのが要因でしょうか。

他にもコミュニケーションセクターが連れ高となり、CMCSA(コムキャスト)が+1.32%、NFLX(ネットフリックス)が+1.32%と上昇しています。

一方で、相場全体が下落する中でヘルスケア銘柄の中には、わずかながら上昇が見られました。

8/31急落したヘルスケア銘柄

・BMY(ブリストル・マイヤーズ)…+0.31%
・AMGN(アムジェン)…+0.49%
・GILD(ギリアドサイエンス)…+1.55%
・ABT(アボット・ラボラトリーズ)…+0.44%
・MDT(メドトロニック)…+0.77%

リッヒ
リッヒ

不況に強いヘルスケアやな

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、前日に続き11セクター全てが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・通信…▲0.2%
・ヘルスケア…▲0.44%
・不動産…▲0.44%
・生活必需品…▲0.66%
・公益事業…▲0.69%
・一般消費財…▲0.71%
・資本財…▲0.8%
・情報技術…▲0.85%
・金融…▲0.9%
・エネルギー…▲1.02%
・素材…▲1.22%

全てのセクターがそこまで大きな下落ではありませんでしたが、エネルギーと素材セクターは▲1%以上の下げを見せています。

インフレの初期に大きく上げてきたセクターは、今後は少しツラい展開が待っているかも知れませんね。

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

8月の米ADP雇用者数

昨日は8月の米ADP雇用者数の発表がありました。

ADP雇用者数

・結果…13.2万人(予想…29.5万人)
・前回…26.8万人

8月の米民間雇用者数は、高いインフレと金利上昇を背景に鈍化しているようです。

業種別でみると、娯楽、ホスピタリティー、運輸、公益、建設などが増加した一方で、金融、ヘルスケア、サービス、教育などが減少したようです。

雇用の鈍化が見られれば、賃金上昇に歯止めとなりインフレ抑制につながるといった、株式市場にとっては良いニュースとなりそうにもかかわらず、昨日の株価は下落してしまいました。

リッヒ
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雇用統計の方が重視されるんやな

エヌビディア中国に輸出停止命令

米大手半導体メーカーのNVDA(エヌビディア)は、人工知能(AI)向けの主力半導体2種について、中国への輸出を停止するよう米当局から命じられました。

これを受けて場中で▲2.42%下げたうえにアフターマーケットでも▲6.56%と急落しました。

AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)にも同様の通知が出ているとのことで、場中で▲2.38%下げた株価はアフターマーケットで▲3.74%急落しています。

ここ
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半導体企業にはツラい相場が続くわね!

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これ以上ドル高が進んだらどうすればいいの?

今年に入りドル円をはじめとする世界の為替に大きな動きが続いています。

インフレを背景に利上げに転じた米国に対して、わが日本は相変わらずのゼロ金利政策を推し進めています。

ここまでドル高が進んだ中で、我々個人投資家はどう対応すればいいのでしょうか?

米国のインフレによって円安が始まった

2022年2月末にロシアがウクライナに侵攻すると、原油や小麦を中心としたコモディティ価格が高騰しました。

もともと物価高に苦しんでいた米国にとっては、地政学リスクがプラスされたことを受けて更なる高インフレに襲われました。

歴史的な高インフレを抑えたい米国は、今年3月より政策金利を上昇させる選択をしました。

金利の上昇はインフレを抑える役目があると共に、為替に対しても影響があることから円安・ドル高が進行していきました。

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利息がもらえるドルが買われるのね!

円安の流れは止まらない

米国の政策金利が上げられていくのに対して、日本の政策金利と言えば『ゼロ金利政策』が続けられています。

日本銀行は長年続くデフレに対して継続的なインフレ(2%)を目指すために、利回りが上がるごとに債権を買い続けるといった『指値オペ』を実施しています。

これによって日本円の利回りが上昇しないことに対して、米ドルの利息がどんどん上昇(現在3.1%程度)することによってドルが買われ続けるといった構図が成り立ちます。

2023年も利下げはしないと考えられる米国ですから、当面のあいだは円安方向に向かう公算が高いと言えそうです。

2022年3月から急上昇するドル円

ドル高が進んで取るべき行動

それでは我々個人投資家はドル高が進んだら、どのような行動をとれば良いのでしょうか?

ここでは、いくつかの選択肢を紹介したいと思います。

ドル高どうする?

①為替は気にしないで投資を続ける
②積立投資は継続して行う
③何もしない
④ドル資産を円転する

それでは順に見ていきましょう。

①為替は気にしないで投資を続ける

海外株式に投資をする場合には、『為替リスク』が付きまといます。

為替リスクは可避できるものではなく、タイミングを計るのも難しいこととされています。

各国の政治や経済、地政学リスクなどによって変動する為替ですから、投資をする上では『気にしない』が正解と言えそうです。

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『為替は水もの』って言うわよ!

②積立投資は継続して行う

こちらは『ドル高だからこうする』といったものとは少し異なりますが、『積立投資は何があっても継続する』といった理念に準じることです。

株価が上がろうが下がろうが、為替が大きく変動しようが、タイミングを計ることをしないのが積立投資です。

いくらドル高だからと言って積立投資を中断してしまうと、株価が上昇したときに機会損失となってしまいます。

リッヒ
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積立投資はほっとくのが1番や

③何もしない

選択肢のひとつとして『何もしない』があげられます。

何もしないとは、購入もしない代わりに売却もしないといったことです。

為替が大きく上昇してもいつかは収束します。

タイミングを計って失敗してしまうリスクを考えれば『何もしない』ことがリスクヘッジとなります。

また、何もしない方法にはもう一つの意味があります。

ドル高が進む中で日本円からドル転すると日本人にとってみると『損』をすることになります。

同じ1ドルを100円で買える時もあったのに対して、現在は1ドルを購入するのに140円近く支払う必要があります。

1株が100ドルの米国株を購入するとしても、1万円で買えたはずが今では14,000円もします。

今後いくら株価が上がったとしても、為替がっ下がってしまったら円ベースでの利益はなくなってしまいます。

今は何もせず円高に戻ってくるのをじっと待つのも選択肢の一つと言えそうです。

④ドル資産を円転する

もっとも積極的な選択肢はドル資産を円転することです。

例えば現在保有しているドル資産の株式が、1ドル100円の時に購入したものであれば、株価が上昇していなかったとしても円ベースでは40%の利益となります。

そこでドル高の今、円転することで大きな利益を得ることができます。

この場合は、再び円高に戻るまでは投資できないといったデメリットもありますが、『このまま米国株は下落を続け、そのうち円高に戻る』と予想するのであれば、最も効率の良い投資法と言えそうです。

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【米国株は4日連続の下落】24年ぶりの円安にどう対応するか? まとめ

【米国株は4日連続の下落】24年ぶりの円安にどう対応するか?をまとめます。

まとめ

【8/31の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.67%
・ダウ…▲0.88%
・NASDAQ…▲0.58%
・長期金利は3.196に上昇
・VIXは25.87に若干低下
・全セクターがわずかに下落
【経済トピックス】
・8月の米ADP雇用者数の発表
・エヌビディア中国に輸出停止命令

昨日の米国市場は、4営業日連続の下落となりました。

今夜にはISM製造業景気指数の発表も控えており、雇用統計や消費者物価指数なども続々と発表されます。

9月にはボラティリティの高い相場が続きそうですから、大きなリスクを取りたい人以外は静観していた方が安全かも知れませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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