昨日の米国市場はS&P500が横ばいの中、ダウが大きく上昇しました。
大型ハイテク株が売られる中で防衛株や小型株が物色され、Russell2000は高値を更新しています。
雇用統計を前に慎重な市場ですが、メガテックの時代は本当に終わってしまうのでしょうか。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
1/8 米国市場の値動き
昨日の米国市場はS&P500が横ばい、ダウが上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.01%
・ダウ平均 …+0.55%
・NASDAQ100…▲0.57%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックが下落する中で、ダウは上昇していきました。
その後もこの流れは変わらず、S&P500は横ばいな1日となりました。

今年はダウが強いわね!

ハイパーグロース株はボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲1.73%
・COIN(コインベース) …▲0.14%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.14%
・DDOG(データドッグ) …▲7.61%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲5.92%
・MQ(マルケタ) …▲0.82%
・U(ユニティ) …▲0.18%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.153から4.167に上昇しました。
為替は1ドル156円82銭と少しドル高に戻しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上げた銘柄の方が多かったことが分かります。

半導体が弱かったわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。AMZNが+1.96%、GOOGLが+1.07%、TSLAが+1.02%と上げ、NVDAが▲2.15%、MSFTが▲1.11%と大きく下げています。
ハイテク株は下げていますが、代わりに大きく上昇した銘柄もありました。
・APA(アパ)…+8.47%
・TPL(テキサス・パシフィック)…+7.66%
・SW(スマーフィット・ウェストロック)…+6.71%
・IP(インターナショナル・ペーパー)…+6.37%
・HII(ハンチントン・インゴールズ)…+6.18%
・LYB(リヨンデルバゼル)…+6.08%
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…+5.94%
・HAL(ハリバートン)…+5.89%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・STX(シーゲイト)…▲7.72%
・DDOG(データドッグ)…▲7.61%
・FIX(コンフォート・システムズ)…▲6.15%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…▲6.10%
・ADSK(オートデスク)…▲5.86%
・MRNA(モデルナ)…▲5.66%
・PWR(クアンタ・サービシーズ)…▲5.43%
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+2.22%
・生活必需品…+1.96%
・一般消費財…+1.77%
・不動産 …+0.98%
・資本財 …+0.96%
・金融 …+0.70%
・素材 …+0.68%
・通信 …+0.41%
・公益事業 …+0.30%
・ヘルスケア…▲0.96%
・情報技術 …▲1.40%
トランプ大統領の発信によって、不動産や防衛関連を含む資本財が大きく売られています。
他にもこのところ好調だった金融や素材なども含め、7セクターが1%以上の大きな下落となりました。
一方で、ヘルスケアは1.2%と大きく上昇。セクター特有の好材料によって下落相場の中でも買われていましたね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.01%上昇して、終値では6,921に上げました。
前日には上ヒゲを付けて下落していたS&P500ですが、昨日はほぼ横ばいとなりました。
年初から5営業日が経過してリターンは+1.12%の上昇となり、アノマリー通りであれば今年は上昇の年となる公算が高まりました。
とはいえ、中間選挙の年は相場が弱含む可能性がありますので、まだ楽観するには早いと言えそうです。

それでも期待しちゃうわよ!
FEAR&GREEDインデックスは47から46に下がりましたがNEUTRALのままでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
中国でエヌビディアのAI半導体承認へ
中国は今四半期中にもエヌビディアのAI半導体「H200」輸入を一部承認する方針とのこと。
安全保障上の懸念から、H200は軍事分野や機密性の高い政府機関、重要インフラ、国有企業での使用は禁止される見通し。
中国という巨大マーケットで勝利を得たエヌビディアですが、株価は▲2.15%の下落と冴えませんでした。


織り込み済みだったわね!
NY連銀調査で消費者の雇用認識は悪化
ニューヨーク連銀の消費者調査では、失職後に再就職できると見込む確率は43.1%と調査開始以来12年間で最低となりました。
1年先のインフレ期待は3.4%で11月の3.2%から上昇しています。
失業率とインフレの舵取りをしているFRBですが、1月の政策金利は据え置かれる公算が高まっています。


景気後退にならんとええな
FRB次期議長が今月中にも決定
ベッセント財務長官が、トランプ大統領はFRB議長の後任について今月中に決める見込みだと述べました。
スイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラム(19-23日)前にも発表される可能性もあるとのこと。
後任候補者は4人いるとされていますが、ハセット国家経済会議委員長とウォーシュ元FRB理事の可能性が高いようです。


サプライズはあるのかしら!
1月の注目イベントについて
2026年になりましたので、1月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*1/ 9 雇用統計
・1/10 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*1/13 消費者物価指数(CPI)
・1/14 生産者物価指数(PPI)
・1/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・1/15 小売売上高
*1/27・28 FOMC
・1/29 PCEデフレーター
・1/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【1/8 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.01%
・ダウ平均 …+0.55%
・NASDAQ100…▲0.57%
【経済トピックス】
・中国でエヌビディアのAI半導体承認へ
・NY連銀調査で消費者の雇用認識は悪化
・FRB次期議長が今月中にも決定
昨日の米国市場はS&P500が横ばいとなる中で、ダウと小型株は上昇しました。
昨年まで相場をけん引してきた大型株は失速し、資金は割安な銘柄に移っているようです。
今夜には雇用統計の発表がありますので、ここで更に今年の流れがハッキリするかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。


最後まで読んでくれてありがとう!
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