昨日の米国市場はわずかに下落しました。
ハイテク株に買いが戻ったと思いましたが、後半にその勢いは失速しました。
12月FOMCに向かい利下げの実現性に不安が広がっているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky11/14 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.05%
・ダウ平均 …▲0.65%
・NASDAQ100…+0.06%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後は3指数とも売り戻されていき、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

ダウが売られたわね!
週間ベースで見るとS&P500は+0.08%、ダウは+0.34%の上昇、NASDAQ100は▲0.21%の下落となりました。

ハイパーグロース株もイマイチやな
・AFRM(アファーム) …▲3.65%
・COIN(コインベース) …+0.30%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.47%
・DDOG(データドッグ) …▲0.52%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.20%
・MQ(マルケタ) …▲1.61%
・U(ユニティ) …▲1.18%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.123から4.148に上昇しました。
ドル円はかなりのドル高水準で押し戻されています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったように見えます。

ハイテク株は少し戻したわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。NVDAが+1.77%、MSFTが+1.37%と上げていますが、AMZNが▲1.22%、GOOGが▲0.77%と下げています。
テックに買いが戻っていますが、大きく上げた銘柄をピックアップしていきます。
・DASH(ドアダッシュ)…+6.02%
・MU(マイクロン)…+4.17%
・WBD(ワーナーブラザース)…+4.02%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+3.79%
・GEV(GEベルノバ)…+3.61%
・TPL(テキサス・パシフィック)…+3.41%
・VLO(バレロ・エナジー)…+3.40%
・FANG(ダイヤモンドバックエナジー)…+3.34%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・SOLS(ソルスティス)…▲4.75%
・BMY(ブリストル・マイヤーズ)…▲4.07%
・PYPL(ペイパル)…▲3.86%
・NFLX(ネットフリックス)…▲3.64%
・LRCX(ラムリサーチ)…▲3.30%
・UNH(ユナイテッドヘルス)…▲3.21%
・XYL(ザイレム)…▲3.08%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8クターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.21%
・情報技術 …+0.57%
・不動産 …+0.21%
・資本財 …▲0.02%
・公益事業 …▲0.05%
・生活必需品…▲0.19%
・ヘルスケア…▲0.38%
・金融 …▲0.64%
・通信 …▲0.74%
・一般消費財…▲0.80%
・素材 …▲0.94%
エネルギーが1%を超える大きな上昇をしましたが、他はそれほど大きな変動はありませんでした。
それでも情報技術は反発を見せていますが、上向きのトレンドは終わってしまったようです。
一方で、素材や一般消費財などは下げており、多くのセクターが下げた1日となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.05%下落して、終値では6,734に下げました。
2日連続でわずかな下落となったS&P500ですが、今週は+0.08%とほぼ横ばいとなりました。
これで10月末につけた高値まで、あと2.33%まで広がってしまいました。
寄りでは6ヶ月以上ぶりに50日移動平均線を下回っていましたが、場中で何とか回復しています。
もう移動平均線がサポートラインとして機能することはないかも知れませんね。

年末まで上げてくれるとは限らないわね!
FEAR&GREEDインデックスは24から22に下げ、EXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
9月の雇用統計11/20に発表
政府機関閉鎖の影響で延期されていた9月の雇用統計が、11月20日に公表すると明らかにされました。
9月の雇用統計のデータ収集は政府閉鎖が始まる前の時点で完了していたとのこと。
10月の雇用統計は失業率なしで発表されるとされていますので、12月FOMCでの影響は大きいと考えられます。


利下げ観測が遠のくわね!
追加利下げはインフレ圧力高める
カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は、追加利下げは労働市場を支える効果よりも、高インフレを定着させるリスクの方が大きいと述べています。
同氏は10月の会合でも利下げに反対し、据え置きを主張しています。
同じ会議に出席したダラス連銀のローガン総裁も、追加の利下げを支持しない考えを示しています。


こりゃ利下げないかもな
10月CPIいつ発表されるかわからない
昨日発表される予定だった10月の消費者物価指数(CPI)に関して、労働統計局はデータを完全には収集できなかったことを明らかにしました。
労働統計局は『正確性を評価し、十分なデータが集まっていることを確認する必要がある』と述べました。
雇用統計に続きインフレ指標まで発表されないとなると、もう利下げの手掛かりはなくなってしまいますね。


据え置きが濃厚になってくるわね!
11月の注目イベントについて
11月になりましたので、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・11/14 小売売上高
・11/14 生産者物価指数(PPI)
・11/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・11/22 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・11/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・11/26 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・11/27 PCEデフレーター
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【11/14 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.05%
・ダウ平均 …▲0.65%
・NASDAQ100…+0.06%
【経済トピックス】
・9月の雇用統計11/20に発表
・追加利下げはインフレ圧力高める
・10月CPIいつ発表されるかわからない
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
失業率に続けてCPIまで発表されないとなると、利下げに対する手掛かりはなくなってしまいます。
連銀総裁のコメントも利下げには消極的なモノが目立ってきましたから、12月FOMCでは据え置きの可能性が固まってきました。


ただ利下げが先送りになっただけですので、慌てる必要は何もありませんけどね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。


最後まで読んでくれてありがとう!
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