昨日の米国市場は上昇しました。
大手銀行株の堅調な決算が好感されて相場が押し上げられたようです。
また、ASMLも好決算を発表し、AIが先端装置の需要を押し上げていることを示しました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky10/15 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
いよいよ決算シーズンに突入しましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.40%
・ダウ平均 …▲0.04%
・NASDAQ100…+0.68%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットしても上昇していきました。
その後下落に転じると一時はマイナス圏まで沈みますが、反転するも買い圧力は弱く引けにかけて売り戻されていき、大引けには買戻しが入りと目まぐるしい1日となりました。

なかなか荒れた相場だったわね!

ハイパーグロース株もまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.19%
・COIN(コインベース) …▲1.54%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.02%
・DDOG(データドッグ) …▲0.53%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.52%
・MQ(マルケタ) …+0.42%
・U(ユニティ) …+2.27%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.024から4.028に上げました。
ドル円はわずかに円高に向かいはじめています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落が半々といったように見えます。

続落しなくてよかったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。GOOGが+2.24%、TSLAが+1.38%と大きく上げています。
半導体を中心に大きく昇した銘柄も多かったようです。
・BG(ブンゲ)…+12.96%
・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ)…+9.40%
・FSLR(ファーストソーラー)…+8.90%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+6.46%
・PLD(プロロジス)…+6.33%
・KLAC(KLA)…+5.98%
・MRNA(モデルナ)…+5.60%
・MS(モルガンスタンレー)…+4.71%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・AXON(アクソン)…▲8.47%
・PGR(プログレッシブ)…▲5.78%
・TDG(トランスダイム)…▲5.70%
・MSI(モトローラ)…▲4.71%
・GEV(GEベルノバ)…▲4.42%
・ALL(オールステート)…▲4.34%
・IT(ガートナー)…▲4.03%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・公益事業 …+1.27%
・通信 …+1.24%
・不動産 …+1.23%
・情報技術 …+0.80%
・素材 …+0.57%
・ヘルスケア…+0.51%
・生活必需品…+0.29%
・エネルギー…+0.21%
・一般消費財…+0.13%
・金融 …▲0.02%
・資本財 …▲0.29%
公益事業や通信、不動産といったセクターが1%を超える大きな上昇。
一方で、資本財と金融がマイナスとなり、大手銀行は好決算で上げている代わりに保険関係が弱かったようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.40%上昇して、終値では6,671に上げました。
先週末の大きな下落から回復したいS&P500ですが、昨日も上昇しきれませんでした。
チャートを見ると上にも下にも長いひげをつけており、方向性が見えずに迷っている相場となりました。
残念ながらトレンドラインに押し戻されていますので、強い抵抗線として意識されてしまったようです。
とはいえ、上昇トレンドは崩れていませんので、この先の相場にも期待できそうです。

なかなか強いトレンドね!
FEAR&GREEDインデックスは30と変わらずFEARのままでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ベッセント財務長官が米中貿易停戦を提案
トランプ大統領が米中の貿易戦争を煽り立てていますが、ベッセント財務長官は長期停戦を呼び掛けています。
両国は高関税を90日間適用停止とすることで合意していましたが、11月にはその期限が切れます。
中国のレアアース輸出規制が先送りにならないようだと、再び関税のつり上げ合戦がはじまってしまうかも知れません。

何とか火消しして欲しいわね!
ベージュブック発表で『米経済は変化なし』
昨日発表されたベージュブックでは、米経済活動はほとんど変化が見られず、雇用水準も安定を維持したと示されていました。
関税の影響で物価の上昇が続いており、個人消費は若干減少しているようです。
12地区連銀のうち3地区がわずかな拡大、5地区は変化なし、4地区はやや軟化といった状況です。

こう着状態やな
FRBマイラン理事『利下げ緊急性高まる』
FRBのマイラン理事は貿易摩擦による不確実性の高まりから、迅速に利下げを進める重要性が高まっているとの認識を示しました。
マイラン理事は年末までに政策金利を1.25ポイント引き下げることを支持していた当局者です。
ドットプロット中央値では年内あと2回の利下げが予想されていました。

利下げがないと逆サプライズね!
10月の注目イベントについて
10月も中盤に入りましたが、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*10/未定 雇用統計
・10/16 生産者物価指数(PPI)
・10/16 小売売上高
・10/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・10/28 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*10/28~29 FOMC
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【10/15 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.40%
・ダウ平均 …▲0.04%
・NASDAQ100…+0.68%
【経済トピックス】
・ベッセント財務長官が米中貿易停戦を提案
・ベージュブック発表で『米経済は変化なし』
・FRBマイラン理事『利下げ緊急性高まる』
昨日の米国市場は上昇しました。
大手銀行株より決算シーズンの突入しましたが、おおむね好調な滑り出しのようです。
一方で、米中貿易摩擦が激化するなかで、レアアースのゆくえが市場に大きな影響を与えそうです。
どちらにせよ11月には方向性が見えてくるはずですから、慌てて投資するような場面ではなさそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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