昨日の米国市場は久しぶりに下落しました。
S&P500の連騰は7でストップして、一旦の過熱を冷ますようです。
ここまで急速に上昇してきていますので、あまりにも割高というのも逆に怖いですからね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky10/7 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.38%
・ダウ平均 …▲0.20%
・NASDAQ100…▲0.55%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると急速に下落していきました。
その後はなんとか下落の勢いは止まったものの、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

久しぶりの下落ね!

ハイパーグロース株もボロボロやな
・AFRM(アファーム) …+1.04%
・COIN(コインベース) …▲2.67%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.28%
・DDOG(データドッグ) …▲1.80%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.88%
・MQ(マルケタ) …▲0.20%
・U(ユニティ) …▲3.01%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.158から4.125に下げました。
ドル円は急激にドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上げた銘柄と下げた銘柄が半々といったように見えます。

大型株が弱かったわね!

マグニフィセント7はAMZNが+0.40%上昇した以外6銘柄が下落。特にがTSLAが▲4.45%、GOOGが▲1.74%と大きく下落しています。
生活必需品などには大きく上昇した銘柄もありました。
・APP(アップラビン)…+7.64%
・PYPL(ペイパル)…+4.66%
・EL(エスティローダー)…+4.53%
・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ)…+3.83%
・DELL(デル)…+3.51%
・KVUE(ケンビュー)…+3.38%
・KR(クルーガー)…+3.21%
・ACGL(アーチ・キャピタル)…+3.01%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・STX(シーゲイト)…▲7.34%
・F(フォード)…▲6.14%
・DHI(DRホートン)…▲6.05%
・LRCX(ラムリサーチ)…▲5.90%
・AMAT(アプライドマテリアルズ)…▲5.52%
・TER(テラダイン)…▲5.23%
・NXPI(NXPセミコンダクターズ)…▲5.12%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+0.74%
・公益事業 …+0.26%
・エネルギー…+0.10%
・ヘルスケア…▲0.07%
・金融 …▲0.21%
・不動産 …▲0.39%
・通信 …▲0.54%
・資本財 …▲0.67%
・素材 …▲0.86%
・情報技術 …▲0.98%
・一般消費財…▲1.42%
前日とは打って変わってディフェンシブセクターが買われた1日となりました。
一方で、大型株を多く含むセクターは売られており、一般消費財はテスラ急落の影響を受けました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.38%下落して、終値では6,714に下げました。
7日連続で上昇していたS&P500ですが、昨日は8日ぶりに下落しました。
政府閉鎖が続いていることで不確実性が高まっているようです。
チャート的には上昇トレンドが崩れたというわけではありませんので、特に問題視するほどではなさそうです。
次に移動平均線まで下げるようなことがあれば、そこを買い場と考えるのか一旦の利確ポイントと考えるのかは決めておいた方が良さそうですね。

長期ホールドが楽でいいわね!
FEAR&GREEDインデックスは57から53に下げ、GREEDからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ミネアポリス連銀総裁は大幅利下げに慎重
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、大幅な利下げはインフレを再び加速させるリスクがあるとの見方を示しました。
『経済が供給能力を超えるペースで景気を押し上げようとすれば、物価が上昇することになる』と述べています。
確かに景気は徐々に成長スピードを鈍化させているのに対して、株価の上昇は止まりませんので違和感はありますね。

利下げは急がない方が良さそうね!
テスラ『モデルY』廉価版発表も株価下落
テスラはSVU『モデルY』の廉価版を発表しましたが、株価は▲4.45%下落して前日の上昇を打ち消しました。
人気車種をより手頃な価格にして、米国のEV向け税額控除廃止による影響を和らげる狙いがあったようですが、投資家の期待を上回るものではなかったようです。
新モデル価格を既存のモデルYより約11%安い水準に設定したようですが、それでも4万ドルでは高かったようです。

低価格モデルの投入が待たれるな
オラクルのクラウド事業利益率が予想を下回ると報道
オラクルのクラウド事業の利益率が多くのアナリスト予想を下回っているとの報道されたことで、同社の株価は一時▲7%以上急落しました。
同社の株価は年初来70%近く上昇しており、その大半はクラウド事業への期待です。
半導体の調達やデータセンター能力の拡充に必要な巨額投資が、オラクルの粗利益全体を圧迫しているようです。

それでも成長率は大きいわよ!
10月の注目イベントについて
10月に入りましたので、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*10/未定 雇用統計
・10/10 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*10/15 消費者物価指数(CPI)
・10/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・10/16 生産者物価指数(PPI)
・10/16 小売売上高
・10/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・10/28 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*10/28~29 FOMC
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【10/7 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.38%
・ダウ平均 …▲0.20%
・NASDAQ100…▲0.55%
【経済トピックス】
・ミネアポリス連銀総裁は大幅利下げに慎重
・テスラ『モデルY』廉価版発表も株価下落
・オラクルのクラウド事業利益率が予想を下回ると報道
昨日の米国市場は8日ぶりに下落しました。
政府閉鎖が続いても楽観が拡がっていた状況ですので、このあたりで多少の調整があっても何ら不思議ではありませんね。
過熱しすぎた相場はどこかで冷ましてあげないと大きな反動がありますので、ちょっとした押し目を迎えるかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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