昨日の米国市場は下落しました。
サービス業の景気が低迷していることがわかり、今後の見通しに不確実性が高まったようです。
またもや関税のニュースで相場が踊らされていますが、そろそろ落ち着いて欲しいですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky8/5 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
相変わらずトランプ氏の動向が注目されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.49%
・ダウ平均 …▲0.14%
・NASDAQ100…▲0.73%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると一旦は上昇するも、その後落していきました。
その後は買い戻される場面もありましたが、引けにかけて下落していきました。

期待ハズレの1日だったわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …+0.09%
・COIN(コインベース) …▲6.34%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.88%
・DDOG(データドッグ) …▲4.45%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.63%
・MQ(マルケタ) …▲0.71%
・U(ユニティ) …▲0.21%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.194から4.208に上昇しました。
為替は急速に円高となりました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落したことがわかります。

PLTRが強かったわね!

マグニフィセント7は1銘柄が上昇して6銘柄が下落しました。AMZNが+0.99%と上げましたが、METAが▲1.66%、MSFTが▲1.47%と大きく下げています。
多くの銘柄が売られた中でも、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・AXON(アクソン)…+16.41%
・PLTR(パランティア)…+7.85%
・LDOS(レイドス)…+7.45%
・BR(ブロードリッジ)…+6.79%
・ADM(アーチャーダニエルズ・ミッドランド)…+6.00%
・PFE(ファイザー)…+5.18%
・UNH(ユナイテッドヘルス)…+4.16%
・J(ジェイコブズ・ソリューションズ)…+3.78%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・IT(ガートナー)…▲27.55%
・VRTX(バーテックス)…▲20.60%
・TDG(トランスダイム)…▲11.94%
・ZBRA(ゼブラ・テクノジーズ)…▲11.35%
・FIS(フィデリティ)…▲8.54%
・HSIC(ヘンリー・シャイン)…▲7.41%
・ETN(イートン)…▲7.36%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+1.30%
・エネルギー…+0.46%
・不動産 …+0.44%
・一般消費財…+0.13%
・資本財 …▲0.09%
・金融 …▲0.14%
・生活必需品…▲0.17%
・ヘルスケア…▲0.38%
・公益事業 …▲0.86%
・通信 …▲0.87%
・情報技術 …▲0.94%
多くのセクターが売られた中でも、素材やエネルギー、不動産などは買われた1日となりました。
一方で、情報技術をはじめ多くが売られていますが、それでも1%未満といった限定的な下げで耐えています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.49%下落して、終値では6,299に下げました。
前日には大きく回復していたS&P500ですが、再び押し戻されてしまいました。
MACDも徐々に下降気味ですので、このまま上げていける雰囲気はありませんね。
何か良いニュースがなければ、高値更新は難しいかも知れませんね。

ここで踏ん張って欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは57から55に下げましたが、NEUTRALと変わりませんでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ISMサービス業の活動は停滞
昨日発表された7月のISM非製造業景気指数は、予想を下回り大幅に低下してサービス業の活動はほぼ停滞していることが示されました。
【7月】
結果…50.1(予想…51.5)
前回…50.8
これまでは堅調な経済と雇用によって支えられてきた米国でしたが、急激に崩れ始めたことで相場にも大きな影響があったようです。

このままではヤバそうね!
ベッセント長官が次期FRB議長候補を辞退
ベッセント財務長官は次期FRB議長候補になることを望まないと、トランプ大統領に伝えたといいます。
同氏は現職を続けたいとの意向のようですが、トランプ氏にとってはクーグラーFRB理事が抜ける穴に次期議長候補をあてがいたいと考えているようです。
トランプ大統領は次期議長候補に4人ほど検討しているようですが、早期利下げを推進する人物を送り込むんでしょうね。

トランプさんフラれたな
1週間以内に医薬品と半導体に関税
トランプ大統領は半導体と医薬品に対する関税を1週間以内に発表すると述べました。
医薬品には当初小幅な関税をかけるが、1年から1年半の間に150%に引き上げ、最終的には250%にするとのこと。
『半導体に関しても発表するが、これは別カテゴリーだ』とも述べています。

ちょっと極端すぎるわね!
8月の注目イベントについて
8月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*8/12 消費者物価指数(CPI)
・8/14 生産者物価指数(PPI)
・8/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・8/15 小売売上高
・8/15 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【8/5 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.49%
・ダウ平均 …▲0.14%
・NASDAQ100…▲0.73%
【経済トピックス】
・ISMサービス業の活動は停滞
・ベッセント長官が次期FRB議長候補を辞退
・1週間以内に医薬品と半導体に関税
昨日の米国市場は下落しました。
サービス業の景気はほぼ横ばいとなり、雇用に続いて景気まで低迷をはじめました。
関税問題が落ち着いてきたとはいえ、実体経済への影響はこれからになりますので、いつまでも企業が元気でいられるかはわかりません。
今回の決算ではそこまでの影響はなかったかもしれませんが、第3四半期決算では業績悪化する企業も出てくる可能性がありますね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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