昨日の米国市場は上昇しました。
関税戦争が沈静化しつつあるとの期待から、S&P500は5日続伸となりました。
セルインメイというアノマリーがありますが、今年は当てはまらないのかも知れませんね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/16 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.70%
・ダウ平均 …+0.78%
・NASDAQ100…+0.43%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると一旦下落する場面もありました。
その後は買戻しが続き、引けにかけても上昇していきました。

ダウが強かったわね!
週間ベースで見るとS&P500は+5.27%、ダウは+3.41%、NASDAQ100は+6.81%の上昇となりました。

ハイパーグロース株はイイ感じやな
・AFRM(アファーム) …+1.58%
・COIN(コインベース) …+9.01%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.72%
・DDOG(データドッグ) …+0.45%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲10.08%
・MQ(マルケタ) …+0.80%
・U(ユニティ) …+7.49%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.431から4.445に上昇しました。
為替は再び円高に向かいはじめました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇したことがわかります。

ヘルスケアは反発したわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落。TSLAが+2.09%、GOOGが+1.23%上げましたが割と限定的な変動でした。
ヘルスケアを中心に大きく上昇した銘柄もあったようです。
・UNH(ユナイテッド・ヘルス)…+6.40%
・MRNA(モデルナ)…+5.12%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+4.98%
・FI(ファイサーブ)…+4.73%
・HUM(ヒューマナ)…+4.61%
・LW(ラム・ウェストン)…+3.98%
・CI(シグナ・グループ)…+3.91%
・LLY(イーライリリー)…+3.50%
一方で、大きく下げた銘柄もわずかにありました。
・AMAT(アプライド・マテリアルズ)…▲5.25%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲4.15%
・TTWO(テイクツー・インタラクティブ)…▲2.41%
・HSY(ハーシー)…▲2.36%
・KLAC(KLAコーポレーション)…▲1.84%
・AVGO(ブロードコム)…▲1.73%
・ACN(アクセンチュア)…▲1.71%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+1.66%
・公益事業 …+1.28%
・生活必需品…+1.17%
・不動産 …+1.17%
・資本財 …+0.99%
・一般消費財…+0.71%
・通信 …+0.69%
・金融 …+0.53%
・素材 …+0.41%
・情報技術 …+0.22%
・エネルギー…▲0.20%
直近のパフォーマンスがワーストだったヘルスケアが大きく上昇しました。
それでもまだ1年で▲30%のマイナスですから、ここからのリバウンドはもっともアップサイドが大きいと考えられます。
他にも公益事業や生活必需品といったディフェンシブセクターが買われた1日となりました。
一方で、エネルギーセクターのみが売られていますが、景気後退リスクが低減すれば原油価格は上昇すると予測できます。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.70%上昇して、終値では5,958に上げています。
5日連続の上昇となったS&P500ですが、6,000の大台目前となりました。
4月初旬の安値からの回復は+19.58%と、強気相場目前です。
2月につけた年初来高値まであと3.12%のところまで迫っていますので、今月中にも更新の期待が高まります。

セルインメイはどこへやらね!
FEAR&GREEDインデックスは69から71に上げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ関税2-3週間以内に決定へ
トランプ大統領は貿易相手国に対する関税率を向こう2-3週間以内に決定すると述べました。
全ての相手国と協定を交渉するだけの余力が政権にないことをあげ、各国に書簡を送付することになるようです。
150カ国が合意締結を希望しているようですが、90日間の猶予のうちで合意に至らない国も出てきそうですね。


主要国との交渉は続いてるわ!
ミシガン大消費者マインドは過去2番目の低さ
昨日発表された5月のミシガン大学消費者信頼感(速報値)は、予想以上に悪化して過去二番目の低さとなりました。
【5月】
□結果…50.8(予想…53.4)
前月…52.2
□1年先インフレ期待…7.3%
(予想…6.5%)前月…6.5%
□5-10年先インフレ期待…4.6%
(予想…4.4%)前月…4.4%
関税を巡る懸念が高まる中で、インフレ期待は大きく上昇して消費者センチメントは低下しているようです。


関税問題解決して欲しいな
米信用格付けムーディーズが引き下げ
信用格付け会社のムーディーズが、米国の信用格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」へと1段階引き下げました。
減税の恒久化を進めたいトランプ政権ですが依然として支出抑制の見通しが不明なため、格下げの理由は政府債務の増加を理由に挙げています。
ベッセント財務長官は『連邦財政は持続不可能な軌道にある』と指摘していますが、政府はこれを避けることができるのでしょうか。


いつも通り何とかなるはずよ!
5月の注目イベントについて
5月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/16 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.70%
・ダウ平均 …+0.78%
・NASDAQ100…+0.43%
【経済トピックス】
・トランプ関税2-3週間以内に決定へ
・ミシガン大消費者マインドは過去2番目の低さ
・米信用格付けムーディーズが引き下げ
昨日の米国市場は上昇して、週間ベースの上げ幅は今年2番目の大きさでした。
関税発表から一時はどうなることかと心配した投資家も多かったと思いますが、振り返ってみればわずか3ヶ月間で回復の見込み。
この程度で狼狽売りしているようだと、資産形成は非効率なものになってしまいます。
個人的には米国株投資をする上で『すべての下落は押し目のチャンス』くらいに考えていた方が良いと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。


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