昨日の米国市場は大きく上昇しました。
前日アフターのマイクロソフトとメタの決算を受けて、関連銘柄が連れ高となったようです。
一方で、製造業の景気は深刻な縮小が続いていますが、このまま景気後退入りしてしまうのでしょうか。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/1 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
経済指標の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.63%
・ダウ平均 …+0.21%
・NASDAQ100…+1.10%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に上昇していきました。
その後少し下げた後にヨコが続きましたが、大引けには急激に売り戻されました。

上昇幅を半分に減らしたわ!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲0.02%
・COIN(コインベース) …▲0.78%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.70%
・DDOG(データドッグ) …+4.07%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.09%
・MQ(マルケタ) …▲2.15%
・U(ユニティ) …+0.57%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.168から4.216に上昇しました。
為替は一時ドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

メガテックは強かったわね!

マグニフィセント7はTSLA以外が上昇しており、特にMSFT+7.63%、META+4.23%、AMZN+3.13%と大きく上げています。
メガテック以外にも大きく上昇した銘柄がありました。
・CARR(キャリア・グローバル)…+11.61%
・PWR(クアンタ・サービシズ)…+9.99%
・IDXX(アイデックス)…+8.95%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…+7.69%
・HMM(ハウメット・エアロスペース)…+6.82%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…+6.77%
・VST(ビストラ・エナジー)…+5.92%
・KIM(キムコ・リアリティ)…+4.85%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・BDX(ベクトン・ディッキンソン)…▲18.13%
・LLY(イーライリリー)…▲11.66%
・QCOM(クアルコム)…▲8.92%
・CFD(チャーチ・アンド・ドワイト)…▲7.01%
・VTR(ベンタス)…▲6.48%
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…▲6.44%
・EG(エベレスト・リ・グループ)…▲5.98%
決算結果が嫌気された銘柄は急落していますね。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+1.89%
・通信 …+1.18%
・資本財 …+0.84%
・一般消費財…+0.77%
・エネルギー…+0.51%
・不動産 …+0.18%
・公益事業 …+0.13%
・金融 …▲0.20%
・生活必需品…▲0.75%
・素材 …▲0.83%
・ヘルスケア…▲2.40%
マイクロソフトとメタの決算発表によって、情報技術と通信が大きく上昇しました。
一方で、ヘルスケアが大きく売られており、他にもディフェンシブセクターが弱い1日となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.63%上昇して、終値では5.604に上げています。
昨日の上昇で8連騰となったS&P500ですが、昨年8月以来の連騰で4月の下落から回復しています。
とはいえ、上ヒゲを付けて陰線で引けているため、今夜の相場に影響がありそうです。
なんとか50日移動平均線がを上抜けしましたが、テクニカル的にサポートされるかはわからない相場です。

とりあえず5月は上げからのスタートね!
FEAR&GREEDインデックスは35から47に上げてFEARからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
深刻な縮小圏に入ったISM製造業景気指数
昨日発表された4月の製造業景気指数は、関税の影響によって深刻な縮小となりました。
【4月】
結果…48.7(予想…47.9)
前回…49.0
・生産指数は4ポイント余り下げて44
・仕入れ価格指数はわずかに上昇
・新規受注は3カ月連続で縮小圏
・業種別では11業種が拡大
・6業種が縮小

大統領選挙でトランプ氏が当選してから景気は上向くと考えられていましたが、就任後に関税発表したことで急落が始まりましたね。
このまま下がっていくようだと景気後退が進んでしまいますので、トランプ政権もどこかで緩和措置を売ってくると考えています。

さすがに景気後退は望んでいないはずよ!
エヌビディアの輸出規制緩和を検討
米政府はエヌビディアに対するUAEへの販売制限緩和を検討しているとのこと。
トランプ大統領は、13ー16日の中東訪問でUAEを訪問する予定ですから、滞在期間中に交渉のカードとして利用するのかも知れません。
ちなみにこの規制はバイデン前大統領の任期中に発表された半導体規制のため、トランプ政権としてはリセットしても問題ないと考えているのでしょうね。

エヌビディアにとっては良いことやな
アップル決算は中国売上げ予想以上に低下
アフターマーケットで決算発表のあったアップルですが、中国での売上高が予想以上に低下したことを受けて株価は時間外で▲3.78%と急落しています。

iPhoneもiMacもiPadも売上高は予想をビートしており、アップストアやアップルTVなどのサービス部門も予想を上回っています。
とはいえ、成長率が鈍化していることや関税の影響を受けやすいことを受けて、今後の業績見通しが暗いと考える投資家が多かったようです。
アップルはオワコンと言われてからもなお、株価を上昇し続けてきた王者ですが、さすがに今回ばかりは厳しいのかも知れませんね。

それでも何だかんだ時価総額は1位よ!
5月の注目イベントについて
5月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/ 1 ISM製造業景気指数
*5/ 2 雇用統計
・5/ 5 ISM非製造業景気指数
*5/6~7 FOMC
*5/13 消費者物価指数(CPI)
・5/15 生産者物価指数(PPI)
・5/15 小売売上高
・5/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・5/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/1 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.63%
・ダウ平均 …+0.21%
・NASDAQ100…+1.10%
【経済トピックス】
・深刻な縮小圏に入ったISM製造業景気指数
・エヌビディアの輸出規制緩和を検討
・アップル決算は中国売上げ予想以上に低下
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
とはいえ、日中にはその上昇率を半分にまで縮小しているので、個人的にはそろそろ連騰も終わってしまうと考えています。
アップル以外にアマゾンも決算後に株価を落としていますので、最近の連騰によって気分が浮かれている投資家さんは、今夜少し覚悟が必要かも知れません。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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