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利上げはすでに織り込まれたのか?【FRBとの対話を終えた市場が反発】

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市場分析
こんなことがわかる記事

・6/2米国市場の値動き
・FRB要人による利上げに対する発言
・2022年のFFレートの利上げ予想

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こんにちは!
今週も上昇の週になってほしい
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日は大きな上昇をした米国市場でしたが、どうやら下落の原因となってきた『利上げ』に対する『対話』が終わったようです。

インフレはピークを越えて利上げを織り込んだ相場は、これからも上昇してくれるのではないかと期待を持たせてくれます。

『まだまだ下落は限定的』『下落相場の本番はこれから』などとリセッションを懸念する声も聞こえてきますが、一旦の底打ちはしたのではないかと市場が予想することで株価が上昇しているようです。

それでは6/2の米国市場の値動きを振り返り、『FRBとの対話を終えた市場』について解説していきましょう。

リッヒ
リッヒ

RFBメンバーの意見も聞いていくで

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6/2米国市場の値動き

昨日は大きく株価を切り上げた米国市場ですが、上昇の要因は何だったのでしょうか?

また、上昇相場はこのまま続くのでしょうか?

気になる点はいくつかありますが、まずは昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

寄り底となった米国市場

昨日6/2の米国市場は、3指数とも大きなプラスで引けた1日となりました。

6/2の米主要3指数

・S&P500…+1.84%
・ダウ…+1.33%
・NASDAQ…+2.69%

寄り付きはグズグズと下落する場面も見せましたが、マーケットオープンより1時間もするとそこからは上昇祭りが始まりました。

引けにかけてほぼ1直線に上昇した相場は、明日につながる強い買い圧力を感じました。

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明日もこの調子で上がって欲しいわね!

全体的に買い注文は広がりましたが、バリューよりもグロースの方が大きく上昇したようです。

リッヒ
リッヒ

昨日もハイグロ強かったな

1日中横ばいだった長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、一昨日の終値とほぼ変わらない2.9前半の利回りで停滞しました。

これが3%台に乗せると株式市場にも緊張感が広がるんでしょうが、債券トレーダーも短期的な利上げは織り込んだようにも見えます。

リッヒ
リッヒ

3ヶ月くらいは安定しそうやな

6月から開始されるQT(バランスシートの縮小)が、債権市場にどう影響するのかはまだまだわかりませんが、これから債券市場から大量の資金が抜けることは避けられません。

このあたりを債券トレーダーがどう捉えるのでしょうかね?

ジワジワと下落をはじめたVIX

5月は30付近で高止まりしていたS&P500恐怖指数のVIXは、25を切るまでに下げてきました。

なかなか恐怖が抜けなかった株式市場も、これからは活気が戻ってきてくれるのでしょうか。

ここ
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買い圧力が増してきたわね!

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500ヒートマップを眺めると、一部のセクターを除き全体的に上昇しました。

ヘルスケアとエネルギーに下落している銘柄も見えますが、3%以上も上昇した銘柄も目立ちました。

6/2に大きく上昇した銘柄

・FB(メタ)…+5.42%
・GOOG(アルファベット)…+3.16%
・AMZN(アマゾン)…+3.15%
・TSLA(テスラ)…+4.68%
・NVDA(エヌビディア)…+6.94%
・NFLX(ネットフリックス)…+6.31%
・CRM(セールスフォース)…+7.00%
・COST(コストコ)…+6.70%

昨日のような全体的に上昇する相場では、今年に入って売り込まれてきた銘柄ほど大きく上昇する傾向にあります。

一方で、ガイダンスを下方修正したMSFT(マイクロソフト)は▲4%近い下落からスタートするも、相場全体の地合いに助けられてプラスで終えることができました。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、エネルギーセクター以外の10セクターが上昇しました。

セクター別パフォーマンス

・一般消費財…+3.18%
・情報技術…+2.9%
・通信…+2.64%
・不動産…+2.42%
・素材…+2.38%
・資本財…+2.29%
・金融…+1.53%
・生活必需品…+1.4%
・ヘルスケア…+1.13%
・公益事業…+0.92%
・エネルギー…▲0.06%

一般消費財セクターはTSLA(テスラ)以外にもレジャー関連銘柄の上昇もあり、大きく上昇しています。

一方で、エネルギーセクターは原油価格が値上がりしたにもかかわらず、株価は上昇しなくなった状況を見ると、一時期のエネルギーフィーバーは終わってしまったのかも知れません。

リッヒ
リッヒ

そろそろエネルギー株の
保有比率を落とした方がええかもな

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市場はFRBとの対話が終わったのか

出典元:Bloomberg

以前まではFRB要人がタカ派コメントを出すたびに、市場は下落の反応を示してきましたが、ここにきて利上げに対する下落反応は薄れてきたようです。

利上げタカ派コメントにも反応しなくなった市場

ハト派で有名なFRB副議長であるブレイナード氏が、9月の利上げ休止の可能性が低いことを示唆しました。

今までなら、利上げに積極的な発言があるたびに下落してきた米国市場でしたが、昨日のブレイナード氏のタカ派発言にも相場が上昇しているところを見ると、そろそろ利上げは市場に織り込みが完了したのかも知れません。

政策金利は年内にも3%を超えるのか

中立金利を2.5%程度と考えるFRB理事も多い中で、タカ派で有名なセントルイス連銀のブラード総裁は、年内に3.5%まで引き上げるべきだと主張しました。

少し前までなら、こんな発言を受ければナーバスな市場は敏感に反応して、大きな下落をしてきました。

しかし、インフレの鎮静化をそう遠くない将来に見据えた市場は、大幅な利上げすら織り込んで上昇相場を築いています。

Fed Watchによると、2022年12月までの政策金利は3%まで上昇することを予想しています。

3.5%まで利上げさせるのであれば、残り5回のFOMC全てで0.5%づつアップさせるか、どこかで0.75%の仕上げを実施する必要があります。

さすがにそこまでの急速な利上げは考えにくいのですが、もし現実的に3.5%まで上昇させるのであれば市場の混乱は避けらないと思います。

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利上げはすでに織り込まれたのか?【FRBとの対話を終えた市場が反発】まとめ

利上げはすでに織り込まれたのか?【FRBとの対話を終えた市場が反発】をまとめます。

まとめ

【6/2の米国市場の値動き】
・S&P500…+1.84%
・ダウ…+1.33%
・NASDAQ…+2.69%
・上昇率はグロース>バリュー
・エネルギーセクター以外は上昇
・長期金利は1日を通して横ばい
・VIXはジリジリと下落をはじめ25を切る
【タカ派コメントでも相場は上昇】
・ブレイナード副議長『9月の利上げ休止可能性は低い』
・ブラード総裁『3.5%まで利上げさせることが妥当』

FRB理事のタカ派コメントを受けても、米国市場は3指数とも大きくプラスに転じました。

2022年の相場を下落させてきた原因であるインフレがピークアウトしたことを受けて、利上げに対しても市場が受け入れつつあります。

このまま相場が上昇に転じるのかは、まだまだ疑問符が付きますが、一旦の底打ちがあったのは間違いなさそうです。

大きく下落した銘柄の全てが上昇するワケではなさそうなので、業績の良い銘柄をコツコツ拾っていきたいと思います。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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