昨日の米国市場はダウが上昇するなかでナスダックが売られました。
大型ハイテク株の売りが止まらず、幅広い銘柄へのローテーションが加速しています。
市場では経済成長の恩恵を受ける企業を求めて、ハイテク株から小型株やバリュー株などへ資金をシフトする動きが強まっているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
2/4 米国市場の値動き
昨日の米国市場はダウが買われる中ナスダックは大きく下落しました。
サービス業の景気指数が発表されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.51%
・ダウ平均 …+0.53%
・NASDAQ100…▲1.77%
プレマーケットからダウが変われナスダックが売られるといった相場は、マーケットがオープンしても変わりませんでした。
その後もナスダックを中心に売られていきましたが、ダウは買われた1日となりました。

ナスダックが弱いわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.81%
・COIN(コインベース) …▲6.14%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.51%
・DDOG(データドッグ) …▲3.30%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.15%
・MQ(マルケタ) …+0.50%
・U(ユニティ) …▲3.59%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.267から4.278に上げました。
為替は1ドル156円81銭とドル高に進んでいます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄のほうが多かったように見えます。

メガテックが終わってるわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇した、5銘柄が下落。AAPLが+2.60%と大きく上げるも、TSLAが▲3.78%、NVDAが▲3.41%、METAが▲3.28%、AMZNが▲2.36%、GOOGが▲2.16%と大きく下げています。
相場全体では大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+13.78%
・FTV(フォーティブ)…+10.63%
・LLY(イーライリリー)…+10.33%
・ODFL(オールド・ドミニオン)…+9.89%
・CDW(CDW)…+9.45%
・SW(スマーフィット・ウェストロック)…+8.53%
・AMGN(アムジェン)…+8.15%
・AMCR(アムコール)…+8.10%
SMCIは好決算が好感されたようです。
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・BSX(ボストン・サイエンティフィック)…▲17.59%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…▲17.31%
・APP(アップラビン)…▲16.12%
・SNDK(サンディスク)…▲15.95%
・PLTR(パランティア)…▲11.62%
・APH(アンフェノール)…▲11.60%
・MU(マイクロン)…▲9.55%
人気銘柄が巻き戻しに合っていますね。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・不動産 …+1.47%
・エネルギー…+1.38%
・生活必需品…+0.93%
・ヘルスケア…+0.85%
・金融 …+0.48%
・素材 …+0.03%
・資本財 …+0.02%
・公益事業 …▲0.53%
・一般消費財…▲0.68%
・情報技術 …▲1.92%
・通信 …▲1.98%
不動産とエネルギーが1%を超える大きな上昇をしています。
それ以外でもディフェンシブセクターが買われており、完全にバリューのターンが来ているようです。
一方で、通信や情報技術、一般消費財は大きく下落しています。
もうグロース株はオワコンなんでしょうかね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.51%下落して、終値では6,882に下げました。
前日にも大きく下げていたS&P500ですが、昨日も売られて2日連続の下落となりました。
日中は高値を更新する場面もあったのですが、引けにかけて失速したことで終値で更新することはできませんでした。
前日に続けて長い下ヒゲをつけているので買い支えは見られますが、とうとう50日移動平均を試す展開となりました。
これを下に切ってしまうと、直近高値から10%以上といった調整局面を迎えるかも知れませんね。

年初来でもマイナスになりそうよ!
FEAR&GREEDインデックスは41と変わらずFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
高水準続くISMサービス業景気指数
1月のISM非製造業総合景況指数は前月から変わらず53.8で、2024年からの高水準を維持しています。
業種別では、ヘルスケアや公益、建設、小売りなど11業種が拡大。運輸・倉庫など5業種は縮小。
先日発表された製造業の景気指数も拡大を示していましたから、米国の両輪は正常に回転を続けているようです。

景気が市場を支えているわね!
OpenAIが資産から負債へ
マイクロソフトにとってChatGPTを開発するOpenAIは10年にわたり資産でしたが、ここにきて負債に変わってきたようです。
OpenAIは最終的に実を結ぶというAIブームの中核的な前提に、正面から疑問を突き付けられました。
OpenAIが莫大な売上高を生み出せるのかと懸念されていますが、これを信じるのであれば今がチャンスの時かもしれませんね。

OpenAI関連は急落しとるからな
アンソロピック従業員保有株の売却を計画
AI開発企業のアンソロピックは、従業員保有株の売却計画を進めているとのこと。
200億ドルを超える可能性がある資金調達ラウンドと並行して進む計画となります。
ストライプやスペースXもこうした取引を複数回実施してきましたから、IPOに向けて正常な計画と言えそうです。

AIの将来を握る企業ね!
2月の注目イベントについて
今週から2月になりましたので、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・2/ 5 ISM非製造業景気指数
*2/ 6 雇用統計→延期
・2/ 7 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*2/11 消費者物価指数(CPI)
・2/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・2/17 小売売上高
・2/20 PCEデフレーター
・2/27 生産者物価指数(PPI)
・2/27シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【2/4 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.51%
・ダウ平均 …+0.53%
・NASDAQ100…▲1.77%
【経済トピックス】
・高水準続くISMサービス業景気指数
・OpenAIが資産から負債へ
・アンソロピック従業員保有株の売却を計画
昨日の米国市場はダウが上昇する中でナスダックが大きく下落しました。
大型ハイテク株から幅広い銘柄への資金流出が続いており、市場ではメガテックはオワコンとささやかれはじめました。
AIの将来の売上げに対する疑問が、株価に反映されはじめた結果です。
これまで数年にわたり相場をけん引してきたAI銘柄が、これほど早くに崩れるとは誰が予想したでしょうか。
個人的にはAIがすぐにオワコンとなるとは考えていませんが、ブームといった意味では終わってしまったのでしょうかね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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