昨日の米国市場はわずかに下落しました。
発表された経済指標では消費者の景況感はまちまちで、方向感がつかめない1日となりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky8/15 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
経済指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.29%
・ダウ平均 …+0.08%
・NASDAQ100…▲0.51%
プレマーケットからダウは買われていましたが、S&P500とナスダックは売られていたおり、マーケットがオープンしてもその相関図が変わることはありませんでした。
その後はダウの上げ幅は縮小し、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

ちょっとした反落相場だったわね!
週間ベースで見るとS&P500は+0.94%、ダウは+1.74%、Nasdaq100は+0.43%の上昇となりました。

ハイパーグロース株はまずまずやな
・AFRM(アファーム) …+2.21%
・COIN(コインベース) …▲2.26%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.72%
・DDOG(データドッグ) …+2.19%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.50%
・MQ(マルケタ) …+0.49%
・U(ユニティ) …▲1.07%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.236から4.322に上昇しました。
為替はヨコヨコが続いています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下げた銘柄の方が多かったように見えます。

ヘルスケアが強かったわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落しました。TSLAが▲1.50%、NVDAが▲0.86%と大きく下げていますが、他は大きな変動はナシ。
買われたセクターに偏りがありましたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・UNH(ユナイテッドヘルス)…+11.98%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+11.05%
・ENPH(エンフェーズエナジー)…+8.13%
・CNC(センティーン)…+5.79%
・TPR(タペストリー)…+5.28%
・MRNA(モデルナ)…+4.98%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…+4.92%
・ELV(エレバンス・ヘルス)…+4.79%
ユナイテッドヘルスはバフェットが購入していたと報道されたことによる爆上げですね。
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・AMAT(アプライド・マテリアルズ)…▲14.07%
・KLAC(ケーエルエー)…▲8.42%
・LRCX(ラム・リサーチ)…▲7.33%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…▲4.59%
・CSCO(シスコシステムズ)…▲4.47%
・MU(マイクロン)…▲3.53%
・NRG(エヌアールジー・エナジー)…▲3.36%
AMATは決算ミスにより見通しの悪さから売り込まれており、半導体関連は連れ安となりました。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+1.41%
・通信 …+0.52%
・不動産 …+0.48%
・生活必需品…▲0.04%
・素材 …▲0.05%
・一般消費財…▲0.05%
・公益事業 …▲0.34%
・エネルギー…▲0.42%
・資本財 …▲0.58%
・情報技術 …▲0.58%
・金融 …▲0.76%
連日トップパフォーマンスとなったヘルスケアですが、1年以上も低迷していましたからトレンド転換となればアップサイドは大きいと考えています。
他にも通信と不動産はプラスでしたが、残りのセクターはマイナス。
特に金融や情報技術、資本財あたりが売り込まれました。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.03%下落して、終値では6,468に下げました。
2月から4月にかけて大きく下落してきたS&P500ですが、その後大きくリバウンドしてきました。
もう少しで年初来リターンは+10%に届きそうですが、3年連続で2桁リターンが期待されます。
とはいえ、毎年10%以上の調整を何度か経験していますので、今年もあと1回くらいは大きな下落が待っているかも知れません。
少し買われすぎな水準にまで上げていますので、買い時を待っている人はもう少し待った方がいいかも知れませんね。

最近の上げ方は急すぎるわ!
FEAR&GREEDインデックスは64と変わらずGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
幅広く拡大した7月の小売売上高
昨日発表された7月の小売売上高は幅広い分野で増加して、6月分も上方修正されました。
トランプ関税によって冷やされた消費者心理でしたが、個人消費は持ち直しているようです。
【売上高】
・前月比…+0.5%増(予想…+0.6%増)
・前月…+0.9%増(速報値…+0.6%増)
・13業種のうち9業種で増加
・自動車を除いたベースで0.3%増加
・無店舗小売りと総合小売店も増加
・
アマゾン・プライムデーの期間延長や、ウォルマートやターゲットが実施したセールが小売りを後押ししたようです。

小売りの景気は悪くないわ!
ミシガン大の調査では消費者心理が悪化
ミシガン大学が発表した8月の消費者マインド指数は、予想を下回り悪化しました。
インフレ期待は上昇して、関税の影響に対する懸念が長引いていることを反映したようです。
【8月】
□結果…58.6(予想…62.0)
前月…61.7
□1年先インフレ期待…4.9%
(予想…4.4%)前月…4.5%
□5-10年先インフレ期待…3.9%
(予想…3.4%)前月…3.4%
回答者の多くは向こう1年間では失業率は上昇し、物価も上がることを予想しているようです。

消費者は景気が後退すると考えとるな
トランプ政権は経営不振のインテルに出資
トランプ政権は経営不振のインテルに対して、国内半導体業界支援法に基づき資金を活用する案を検討しているとのこと。
支援金によって株式が購入されるかどうかはまだわかりませんが、期待先行でインテルの昨日の株価は+2.93%上昇しています。

内部的な構造改革が必要ね!
8月の注目イベントについて
8月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【8/15 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.29%
・ダウ平均 …+0.08%
・NASDAQ100…▲0.51%
【経済トピックス】
・幅広く拡大した7月の小売売上高
・ミシガン大の調査では消費者心理が悪化
・トランプ政権は経営不振のインテルに出資
昨日の米国市場はS&P500はわずかに下落しました。
小売売上高は拡大していますが、消費者のマインドは冷え込んでいるようです。
関税による経済への影響が徐々に市場に反映されはじめましたが、冷え込む消費者心理に向けて政府による景気刺激策はあるのでしょうか。
株価は過去最高値水準にありますが、ここからも上げ続ける未来は今のところ想像できませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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