昨日の米国市場は上昇しました。
小売売上高の発表では消費減速懸念が和らぎ、相場を後押ししました。
他にもTSMCがAI需要を背景に、売上高見通しを引き上げたことなどが好材料となったようです。
Xを見ていても資産が過去最高に増えている個人投資家も多いようですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky7/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
企業決算の発表が続いていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.54%
・ダウ平均 …+0.52%
・NASDAQ100…+0.76%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後一旦押し戻される場面もありましたが、ナスダックを中心に引けにかけて買われていきました。

SPもナスも高値更新よ!

ハイパーグロース株もまずまずやな
・AFRM(アファーム) …+3.36%
・COIN(コインベース) …+3.15%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.13%
・DDOG(データドッグ) …+2.72%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.31%
・MQ(マルケタ) …+0.34%
・U(ユニティ) …+7.60%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.459から4.455に低下しました。
為替は再びドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

ヘルスケアが反落したわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落しました。MSFTが+1.20%、NVDA+0.95%と上げていますが、TSLAが▲0.70%と大きく下げています。
多くの銘柄が買われた中でも、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・SNA(スナップオン)…+7.92%
・ALB(アルビマール)…+7.57%
・PEP(ペプシコ)…+7.45%
・ALLE(アレジオン)…+5.11%
・BF.B(ブラウン・フォーマン)…+4.95%
・ETN(イートン)…+4.91%
・HUBB(ハベル)…+4.50%
・HSY(ハーシー)…+4.24%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・ELV(エレバンス・ヘルス)…▲12.22%
・ABT(アボット・ラボラトリーズ)…▲8.52%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…▲5.47%
・OMC(オムニコム)…▲4.31%
・IPG(インターパブリック)…▲4.25%
・CNC(センティーン)…▲4.18%
・LLY(イーライリリー)…▲3.58%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+1.08%
・資本財 …+1.00%
・金融 …+0.99%
・生活必需品…+0.60%
・一般消費財…+0.48%
・通信 …+0.44%
・素材 …+0.43%
・エネルギー…+0.33%
・公益事業 …+0.27%
・不動産 …▲0.23%
・ヘルスケア…▲1.03%
情報技術と資本財、金融あたりが大きな上げ幅となり、多くのセクターが買われた1日となりました。
一方で、ヘルスケアが1%を超える大きな下落となり、不動産もマイナスとなりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.54%上昇して、終値では6,297に上げました。
好調が続く7月のS&P500ですが、昨日の上昇によって今年9回目の高値更新となりました。
年初来リターンも7%を超えてきて、いよいよ強い米国市場が帰ってきたって感じですね。
今後も企業決算の発表で良いものが続けば、さらなる高値更新が期待できそうです。

そろそろ関税も飽きたわね!
FEAR&GREEDインデックスは74から75に上げてGREEDからEXTREME GREEDに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
消費減速懸念和らぐ6月の小売売上高
昨日発表された6月の小売売上高は、ほぼ全ての予想上回り増加しました。
【売上高】
・前月比…+0.6%増(予想…+0.1%増)
・前月…▲0.9%減
・自動車を除くベースでは0.5%増加
・13業種のうち10業種で増加
・2カ月連続で減少していた自動車が回復
・唯一のサービス業飲食店は0.6%伸び
高い関税により消費減速が懸念されましたが、消費者はそこまで買い控えしているわけではないようです。

企業が価格転嫁するかどうかね!
TSMC2025年売上高見通し引き上げ
台湾の半導体の受託生産大手TSMCは、2025年の売上高見通しを上方修正しました。
従来の増収率予想は20%台半ばでしたが、30%前後の伸びを見込んでいると説明しています。
エヌビディアやAMDなどの高性能AI半導体需要が旺盛であることを示しました。

まだまだAI需要は高いんやな
ネットフリックス決算オールクリアも株価下落
アフターマーケットで決算発表のあったネットフリックスは、主要な指標全てで市場予想を上回りました。
他のメディア企業が資産売却やコスト削減を進める中で、ネットフリックスだけは好調さを維持しています。
同社の株価は年初来でも+42%の急騰をしていましたが、時間外では少し売られたようです。

さすがに上げ過ぎたわね!
7月の注目イベントについて
7月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・7/18 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/29~30 FOMC
・7/30 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【7/17 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.54%
・ダウ平均 …+0.52%
・NASDAQ100…+0.76%
【経済トピックス】
・消費減速懸念和らぐ6月の小売売上高
・TSMC2025年売上高見通し引き上げ
・ネットフリックス決算オールクリアも株価下落
昨日の米国市場は上昇しました。
発表された小売売上高では消費者の減速懸念が和らぎました。
トランプ関税により一時はどうなるかと思われましたが、意外にも企業も消費者も冷静なようです。
とはいえ、これからインフレにどう影響するか次第では、株式市場も穏やかではいられないかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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