昨日の米国市場は前日に続けてわずかに下落しました。
場中には上げていた相場でしたが、終盤に失速して上げを打ち消す形となりました。
3日連続の下げとなったS&P500ですが、急騰した債券利回りも落ち着きを示し株式市場は安堵したようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/22 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.04%
・ダウ平均 …±0%
・NASDAQ100…▲0.15%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後も下落と上昇を繰り返しながらも上げていきましたが、引け間際に急落したことで1日の上昇を吐き出す形となりました。

残念な大引けだったわね!

ハイパーグロース株はイイ感じやな
・AFRM(アファーム) …+3.66%
・COIN(コインベース) …+5.00%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.15%
・DDOG(データドッグ) …+1.74%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.00%
・MQ(マルケタ) …▲0.19%
・U(ユニティ) …+5.05%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.485から4.529に低下しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄のほうが多かったように見えます。

途中までかなり良かったのよ!

マグニフィセント7はAAPL以外の6銘柄が上昇。特にTSLA+1.92%、GOOG+1.37%と大きく上げています。
わずかでしたが大きく上昇した銘柄もあったようです。
・STX(シーゲイト)…+4.24%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…+3.64%
・MRNA(モデルナ)…+3.57%
・LHX(L3ハリス)…+2.84%
・PANW(パロアルト・ネットワークス)…+2.69%
・ALB(アルビマール)…+2.66%
・NKE(ナイキ)…+2.23%
・DECK(デッカーズ)…+2.21%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…▲19.63%
・HUM(ヒューマナ)…▲7.58%
・NEE(ネクステラ・エナジー)…▲6.43%
・TPL(テキサス・パシフィック)…▲5.66%
・AES(エーイーエス)…▲4.94%
・ADI(アナログ・デバイシズ)…▲4.63%
・WSM(ウィリアムズソノマ)…▲4.48%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・一般消費財…+0.44%
・情報技術 …+0.31%
・通信 …+0.22%
・金融 …▲0.02%
・資本財 …▲0.04%
・素材 …▲0.38%
・不動産 …▲0.39%
・エネルギー…▲0.44%
・生活必需品…▲0.50%
・ヘルスケア…▲0.58%
・公益事業 …▲1.19%
珍しくメガテックを含む3セクターのみが上昇しています。弱い相場の時はのきなみ売られることの多かったセクターですから、少し違和感を感じますね。
一方で、ディフェンシブセクターが売られており、リスクヘッジのために保有している人にとってみればやりきれない相場ですね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.04%下落して、終値では5,842に下げています。
3日連続で下落となってしまったS&P500ですが、まだ大きな調整といえるほどではありません。
ローソク足を見ると上ヒゲと下ヒゲをつけて十字線が現れました。方向感が見えない中でどちらにも動けないといった投資家心理がうかがえます。
このところ関税のニュースもおとなしいですから、テクニカル的には上昇分をいったん利確している程度だと考えられます。

材料待ちが続くわね!
FEAR&GREEDインデックスは66と変わらずGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ税制法案が下院で可決
トランプ大統領が推進する大型の税制・歳出法案の修正案が、下院で可決されました。
共和党内でも激しい対立がありましたが、米政府の債務負担は増加することになります。
法案は上院に送付されることになりますが、下院での採決は賛成215票に対して反対が214票と僅差でしたから、オールレッドの議会ですらトランプ政権が法案を通すのは困難が続くかもしれません。

緩和政策は難しくなるわね!
10年債利回りが株式市場に痛みを与える水準に
10年債利回りが株市場に痛みを与える水準に近づいていると、ゴールドマンサックスが指摘しました。
ゴールドマンによると、10年債利回りが1カ月間で2標準偏差に相当する約60bp以上上昇すると、株式市場に圧力がかかるといいます。

今年の1月には4.8%にタッチする場面もありましたが、もしも5%を超えるようなことになれば2023年10月以来のことになります。

特に急激な上昇はヤバいな
関税下げるならFRB年後半に利下げも
FRBののウォラー理事はトランプ政権が課している関税が10%前後で落ち着けば、FRBは年後半に利下げする可能性があると述べました。
裏を返せばトランプ関税には不透明感があるとして、FRBは金利据え置きを継続する覚悟のようです。
逆にトランプ大統領はFRBに対して早急な利下げを要求していますから、対立は深まるばかりと言えそうです。

年内には解決して欲しいわね!
5月の注目イベントについて
5月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【5/22 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.04%
・ダウ平均 …±0%
・NASDAQ100…▲0.15%
【経済トピックス】
・トランプ税制法案が下院で可決
・10年債利回りが株式市場に痛みを与える水準に
・関税下げるならFRB年後半に利下げも
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
一時は4月初旬の安値から20%近く急騰したS&P500でしたが、一直線で回復することは難しいようです。
関税を中心とした不確実性が高まる中で経済は耐え続けているようですが、企業が頑張っているうちに政府には何とかしてもらいたいものですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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