昨日の米国市場は大きく上昇しました。
貿易摩擦の緩和が思った以上に進んでいることを受けて、市場は浮足立っているようです。
また、4月のインフレはまだ関税の影響は限定的で、市場予想を下回っていました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/13 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
トランプ大統領は中東を訪問していますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.72%
・ダウ平均 …▲0.64%
・NASDAQ100…+1.58%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとS&P500とナスダックは上昇していきました。
一方で、ダウだけが下落していき、その流れは引けにかけても変わることはありませんでした。

このまま続伸して欲しいわね!

ハイパーグロース株もイイ感じやな
・AFRM(アファーム) …+0.37%
・COIN(コインベース) …+23.97%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.51%
・DDOG(データドッグ) …+3.43%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.00%
・MQ(マルケタ) …+3.87%
・U(ユニティ) …+0.50%
COINはS&P500指数への採用が決まったことで爆上げしていますね。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.473から4.447に低下しました。
為替はさらに円安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

半導体が強かったわね!

マグニフィセント7はMSFT以外の6銘柄が上昇。NVDA+5.63%、TSLA+4.93%、META+2.60%と大きく上げています。
他にも半導体やエネルギーなどには大きく上げた銘柄もありました。
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+22.66%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+16.02%
・PLTR(パランティア)…+8.14%
・VST(ビストラ・エナジー)…+6.10%
・PSX(フィリップス66)…+5.81%
・AES(エーイーエス)…+5.73%
・FOXA(フォックス)…+5.38%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…+5.34%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・UNH(ユナイテッド・ヘルス)…▲17.79%
・ELV(エレバンス・ヘルス)…▲9.91%
・HUM(ヒューマナ)…▲9.48%
・CVS(CVSヘルス)…▲6.65%
・CNC(センティーン)…▲6.20%
・SPG(サイモン・プロパティー)…▲6.16%
・MOH(モリーナ・ヘルスケア)…▲5.26%
ダウが下落しているのは構成銘柄のユナイテッドヘルスが急落していたからですね。理由はCEOが個人的理由で退任したというニュースを受けての下落でした。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+2.16%
・エネルギー…+1.66%
・一般消費財…+1.27%
・通信 …+1.12%
・資本財 …+0.70%
・金融 …+0.61%
・素材 …+0.18%
・公益事業 …▲0.05%
・生活必需品…▲0.99%
・不動産 …▲1.09%
・ヘルスケア…▲2.60%
半導体の急騰で情報技術が大きく上げています。
エネルギーはこれまで大幅に下落していましたので、個人的には今後もアップサイドは大きいと考えています。
一方で、ヘルスケアの続落が止まりません。ユナイテッド・ヘルスの急落によって保険関連が連れ安。制約も弱いままです。
逆張りするのであれば、そろそろ投資妙味が出てきましたね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.72%上昇して、終値では5,886に上げています。
前日にも急騰していたS&P500ですが、昨日も上昇しており完全に上昇トレンドに入っています。
直近の安値からは+18.14%回復していますので、もう少しで強気相場入りとなります。
50日移動平均線も下降が終わったようにも見えますので、これからも上目線と考えています。
トランプ大統領次第ということもありますが、今後は好材料が続くと予想しています。

貿易交渉が進めば上目線よ!
FEAR&GREEDインデックスは66から69に上げてGREEDのまま。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
4月CPIは関税コストの反映はまだ
4月の消費者物価指数(CPI)が発表されましたが、3か月連続で市場予想を下回りました。
関税による物価上昇はまだ反映されていないようです。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…2.3%(予想…2.4%)
・前回…2.4%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.3%)
・前回…▲0.1%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…2.8%(予想…2.8%)
・前回…2.8%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.3%)
・前回…0.1%
消費者の買い控えなどもありサービス業が低下している様子も見られますが、今後は少なからず関税が価格転嫁されるカテゴリーもあると考えられます。

6月以降のCPIに注目ね!
利下げ予想は9月にまで後ズレしていますね。

UAEにエヌビディアの半導体購入容認検討
中東を訪問しているトランプ大統領は、UAEに対してエヌビディアの最先端半導体100万基以上の輸入を認める取引について検討しているとのこと。
この数量はバイデン政権時代に導入された半導体の輸出規制強化策の上限をはるかに上回っていますので、事実上規制撤廃と同じことですね。
一方で、中国に渡るリスクが高まるとの懸念も生じていますが、半導体業界にとっては好材料となりました。

NVDAは高値目指してほしいな
マイクロソフト6,000人の従業員を削減
マイクロソフトは全社で6000人の従業員を削減すると発表しました。
管理職の階層を減らすことに重点を置くということですが、およそ3%の社員が減ることになります。
業績悪化によるレイオフではないため株価が上がっても良いかとも思いましたが、昨夜は弱い相場となりました。

まだ上を目指せるはずよ!
5月の注目イベントについて
5月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/15 生産者物価指数(PPI)
・5/15 小売売上高
・5/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・5/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/13 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.72%
・ダウ平均 …▲0.64%
・NASDAQ100…+1.58%
【経済トピックス】
・4月CPIは関税コストの反映はまだ
・UAEにエヌビディアの半導体購入容認検討
・マイクロソフト6,000人の従業員を削減
昨日の米国市場は上昇しました。
4月のCPIが発表されましたが、関税の影響はまだ確認できませんでした。
このままインフレの上昇が確認できないようであれば、FRBも利下げに踏み切れると予想されます。
また、中東を訪問しているトランプ大統領ですが、各国と積極的に貿易交渉を続けています。
トランプ氏は引き続き株を買えとのメッセージを送っていますので、待機資金を多く保有している投資家は上げをとり逃してしまうかもしれませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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