昨日の米国市場は大きく下落しました。
エヌビディアの決算を控えて市場に警戒感が広がっているようです。
S&P500は50日移動平均線を割り込み、半年間の上昇相場が終了したことを示しました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky11/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.92%
・ダウ平均 …▲1.18%
・NASDAQ100…▲0.83%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンするとナスダックを中心に上昇していきました。
その後売り戻しと買戻しと続く中で、引けにかけては大きく下落していきました。

残念な週明けね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲3.32%
・COIN(コインベース) …▲7.06%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.45%
・DDOG(データドッグ) …▲2.57%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲5.14%
・MQ(マルケタ) …▲3.28%
・U(ユニティ) …▲0.14%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.148から4.135に低下しました。
ドル円はまだまだドル高に進んでいます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことが分かります。

グーグルが強かったわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。GOOGが+3.11%、TSLAが+1.13%と上げていますが、NVDAが▲1.88%、AAPLが▲1.82%、METAが▲1.22%と大きく下げています。
金融やテックは売り込まれていますが、大きく上げた銘柄をピックアップしていきます。
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+2.93%
・EXPD(エクスペディターズ)…+2.75%
・NEE(ネクステラエナジー)…+2.23%
・ALB(アルビマール)…+2.22%
・ED(コンソリデーテッド・エジソン)…+2.15%
・DUK(デューク・エナジー)…+2.01%
・AEP(アメリカン・エレクトリックパワー)…+2.00%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・DELL(デル)…▲8.43%
・EXPE(エクスペディア)…▲7.75%
・GNRC(ジェネラック)…▲7.08%
・COIN(コインベース)…▲7.06%
・HPE(ヒューレットパッカード)…▲7.01%
・TPL(テキサス・パシフィック)…▲6.37%
・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…▲6.37%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8クターが下落した1日となりました。

・通信 …+0.79%
・公益事業 …+0.59%
・ヘルスケア…+0.01%
・生活必需品…▲0.56%
・不動産 …▲0.84%
・一般消費財…▲0.86%
・エネルギー…▲1.36%
・資本財 …▲1.39%
・情報技術 …▲1.46%
・素材 …▲1.56%
・金融 …▲1.97%
グーグルの急騰で通信セクターが上げていますが、全体的にはリスクオフ相場となりました。
それでもヘルスケアや生活必需品などディフェンシブセクターは耐えている方です。
一方で、金融や素材、情報技術や資本財などは大きな下落となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.92%下落して、終値では6,672に下げました。
11月に入ってからいいところのないS&P500ですが、昨日も大きく下落しています。
これで10月末につけた高値からは、▲3.17%の下落となってしまいました。
終値で50日移動平均線を下回ったのは、5月12日に上昇トレンドがはじまって以来はじめてのことです。
11月に入り高値も切り下げていますので、これから年末に向けて少し厳しい相場が続くと考えています。

楽観はしない方がいいわね!
FEAR&GREEDインデックスは22から15に下げ、EXTREME FEARを深めました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ウォラー理事は12月追加利下げを支持
複数のFRB当局者が12月FOMCでの金利据え置きを支持するなかで、ウォラー理事は追加利下げをすべきと述べています。
金融引き締め状態が続き、労働市場の弱さと消費者に打撃を与えているとの見解。
政府機関閉鎖が明けて、20日には9月雇用統計の発表が控えていますので、多くの関係者が注目しています。


12月利下げ予想は半々ね!
大型ヘッジファンドのエヌビディア株売却続く
テクノロジー業界への投資で財を成したピーター・ティール氏が率いるヘッジファンド『ディール・マクロ』は、7-9月にエヌビディア株をすべて売却したことがわかりました。
先日にはソフトバンクグループも保有する全株式を売却したニュースがありましたが、大口投資家が次々に手放しているようです。
エヌビディアの株価は9月末以降わずか2%程度の上昇に留まっており、投資家心理はほぼ拮抗していることが分かります。


上昇するには機関投資家の買戻しが必要やな
NY連銀製造業景況指数は1年ぶりの高水準
11月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、8ポイント上昇の18.7と1年ぶりの高水準となりました。
新規受注と出荷の指数の上昇が押し上げ要因となり、市場予想の5.8を大幅に上回りました。
ここ数カ月勢いを欠いていた製造業にとっては明るい内容が多かったようです。


これを機に復活して欲しいわね!
11月の注目イベントについて
11月も中盤ですが、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・11/22 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・11/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・11/26 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・11/27 PCEデフレーター
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【11/17 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.92%
・ダウ平均 …▲1.18%
・NASDAQ100…▲0.83%
【経済トピックス】
・ウォラー理事は12月追加利下げを支持
・大型ヘッジファンドのエヌビディア株売却続く
・NY連銀製造業景況指数は1年ぶりの高水準
昨日の米国市場は大きく下落しました。
エヌビディアの決算発表を19日に控え、多くの投資家が警戒しているようです。
12月FOMCに向けて利下げ観測が後退しているようですが、今後まだいくつかの経済指標の発表が残っています。
利下げに関する手掛かりが得られるようなら株価の回復につながりますが、今少し買い時を楽しむのも一興ですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。


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