昨日の米国市場は横ばい。
10月のFOMCでは前月に続き政策金利は0.25%引き下げられ、金利の誘導目標レンジは3.75-4%にまで下がりました。
しかし、パウエル議長が12月の追加利下げは当然と想定すべきではない警告をしたことが、市場の警戒感を高めたようです。
また、アフターで決算発表のあったMETA、GOOG、MSFTは時間外でそれぞれ大きく変動しています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky10/29 米国市場の値動き
昨日の米国市場はS&P500は横ばい。
FOMCでは利下げが発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …±0%
・ダウ平均 …▲0.16%
・NASDAQ100…+0.41%
プレマーケットで買われていた相場は、マーケットがオープンしてもダウを中心に上昇していきました。
その後FOMCが発表されると急落していき、引けにかけては少し買い戻されました。

ナスダックは高値更新ね!

ハイパーグロース株も弱かったな
・AFRM(アファーム) …▲4.29%
・COIN(コインベース) …▲1.86%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.26%
・DDOG(データドッグ) …▲0.81%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.44%
・MQ(マルケタ) …▲3.00%
・U(ユニティ) …▲0.70%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.978から4.072と上昇しました。
ドル円はふたたびドル高に向かいました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落したことがわかります。

エヌビディアが続伸ね!

マグニフィセント7は6銘柄が上昇、MSFTのみがわずかな下落。NVDAが+2.99%、GOOGが+2.51%と大きく上げていますが他はわずかな上げ幅。
半導体が買われており、好決算で大きく上げている銘柄もありました。
・TER(テラダイン)…+20.47%
・STX(シーゲイト)…+19.11%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+13.18%
・CNC(センティーン)…+12.50%
・CAT(キャタピラー)…+11.63%
・CMI(カミンズ)…+6.51%
・AEP(アメリカン・エレクトリックパワー)…+6.08%
・CTSH(コグニザント)…+5.71%
一方で、決算ミスにより大きく下げた銘柄も多かったようです。
・FI(ファイサーブ)…▲44.04%
・SW(スマーフィット・ウェストロック)…▲12.18%
・GRMN(ガーミン)…▲11.48%
・VRSK(べリスク)…▲10.40%
・CSGP(コスター)…▲9.87%
・HRL(ホーメル・フーズ)…▲9.13%
・GPN(グローバル・ペイメンツ)…▲7.50%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・通信 …+0.82%
・エネルギー…+0.59%
・情報技術 …+0.59%
・資本財 …+0.40%
・公益事業 …▲0.06%
・素材 …▲0.41%
・一般消費財…▲0.60%
・ヘルスケア…▲0.85%
・金融 …▲1.06%
・生活必需品…▲1.94%
・不動産 …▲2.45%
通信や情報技術の上昇は一部大型株の上昇でけん引されていますが、その他は相場全体が下落。
不動産や生活必需品などは大きな下落となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は±0%で、終値でも6,890と変わりませんでした。
高値更新が続いていたS&P500ですが、昨日で続伸がストップしました。
パウエル議長が12月の追加利下げを否定したことで市場は警戒を高めています。
長い下ヒゲをつけて買い支えられてはいますが、陰線で引けていますので投資家の期待は後退しているようです。
それでも株価はトレンドラインのはるか上にあるので、GAFAM決算への期待が残っているようです。

利下げ期待が後退ね!
FEAR&GREEDインデックスは39から42に上げましたがFEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
FOMC2回連続の利下げも12月の追加は期待後退
28、29両日に開催したFOMCでは2会合連続の0.25%利下げとなり、バランスシートのランオフは12月1日で終了するとも明らかにしました。
ただパウエル議長は12月の追加利下げを当然のこととして想定すべきではないと市場に警告を発しました。
発言前の追加利下げ見通しは90%を超える確率で市場に織り込まれていましたが、市場の利下げ期待を抑制する狙いがあったようです。
雇用の伸びは鈍化したことで利下げにつながりましたから、雇用が弱ければ12月も追加利下げせざるを得ない状況になるかも知れません。
賛成10、反対2でしたが、マイラン理事は0.5ポイント利下げを求めて反対票。カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は金利の据え置きを支持して反対票。

マイラン理事はトランプ政権ね!
META、MSFT、GOOGがアフターで決算発表
アフターで決算発表のあったMETA、MSFT、GOOGですが、時間外で株価を大きく動かしています。
META▲6.31%

EPSが大幅に下振れ。来年の経費が大幅に増加する見通しも投資家の嫌気材料に。
MSFT▲3.46%

増収、増益、増配の3拍子も株価は急落。昨夜の通信障害も影響したのかも知れません。
GOOG+6.70%

売上高、EPSともに予想をビート。Googleクラウドの急速な拡大が後押し。
GAFAMクラスの大型株が時間外でここまで変動するのも珍しいことですが、市場での警戒感の高まりを意識しますね。

プレで戻るかもしれんな
OpenAIがIPO申請の準備
OpenAIが来年にもIPO申請を行う準備を進めているとのこと。
IPOが実現すれば過去最大級の一つとなる可能性は高く、時価総額は1兆ドルに達する可能性があるようです。
これまでは非営利団体として活動してきたOpenAIですが、今週には営利事業を中心とした組織再編を終了したと明らかにしていました。

いよいよAI銘柄の本命が台頭ね!
10月の注目イベントについて
10月も終盤に入りますが、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【10/29 米国市場の値動き】
・S&P500 …±0%
・ダウ平均 …▲0.16%
・NASDAQ100…+0.41%
【経済トピックス】
・FOMC2回連続の利下げも12月の追加は期待後退
・META、MSFT、GOOGがアフターで決算発表
・OpenAIがIPO申請の準備
昨日の米国市場はS&P500が横ばいとなりました。
FOMCでは予想通り連続で25bpの利下げが発表されましたが、パウエル議長が12月の追加利下げを当たり前ではないと否定したことで市場の利下げ観測は後退。
一方で、アフターで決算発表のあったMETA、MSFT、GOOGですが、GOOGの爆上げに対してMETAとMSFTは急落しています。
NVDAは史上初の時価総額5兆ドル超え企業となり、ますます個別株の変動が熱くなってきました。
指数が停滞するようなことがあっても、個別株がPFを支えるなんて相場が続くかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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