昨日の米国市場は下落しました。
米中貿易摩擦が市場を混乱させて、ボラティリティを高めています。
週末には決算発表がはじまりますので、投資家の警戒も高まっているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky10/14 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
パウエル議長の講演がありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.16%
・ダウ平均 …+0.44%
・NASDAQ100…▲0.69%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットしても下落していきました。
その後買戻しが入るとダウを中心に上昇していきましたが、大引けには急速な売りが入りました。

ダウが強かったわね!

ハイパーグロース株はボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲0.36%
・COIN(コインベース) …▲4.33%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.87%
・DDOG(データドッグ) …▲2.02%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.70%
・MQ(マルケタ) …+1.28%
・U(ユニティ) …▲1.51%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.067から4.024に下げました。
ドル円は再びドル高に向かいはじめました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることが分かります。

半導体がボコボコね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。NVDAが▲4.40%、AMZNが▲1.67%、TSLAが▲1.53%と大きく下げています。
半導体を中心にテクノロジーが売られていますが、全体で見ると上昇した銘柄も多かったようです。
・WFC(ウェルズファーゴ)…+7.15%
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…+6.11%
・GNRC(ジェネラック)…+5.57%
・MHK(モホーク)…+5.42%
・WMT(ウォルマート)…+4.98%
・LUV(サウスウエスト航空)…+4.76%
・KKR(ケーケーアル・アンド)…+4.60%
・CAT(キャタピラー)…+4.50%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…▲5.87%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…▲4.82%
・COIN(コインベース)…▲4.33%
・INTC(インテル)…▲4.27%
・HOOD(ロビンフッド)…▲4.07%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.87%
・CRM(セールスフォース)…▲3.61%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+1.91%
・資本財 …+1.23%
・金融 …+1.06%
・不動産 …+0.97%
・公益事業 …+0.83%
・素材 …+0.41%
・ヘルスケア…+0.29%
・通信 …+0.18%
・一般消費財…▲0.10%
・エネルギー…▲0.37%
・情報技術 …▲1.42%
生活必需品が2%近い大きな上昇を見せ、資本財や金融も1%を超える上げ幅。
8セクターも上昇しているのにS&P500が下落したのは、時価総額の大きな情報技術が大きく下げているのが要因です。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.16%下落して、終値では6,644に下げました。
先週末の急落から半値戻ししていたS&P500ですが、昨日は続伸することができませんでした。
とはいえ、陽線で引けていますので買い支えが確認できましたが、上ヒゲも下ヒゲも長く市場の不透明感を表しています。
50日移動平均線に支えられたようにも見えますが、トレンドラインに押し戻されているのも心配ですね。

ちょっと警戒されているわね!
FEAR&GREEDインデックスは33から30に下げましたがFEARのままでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
パウエル議長バランスシート縮小停止へ
FRBのパウエル議長は、数カ月以内にバランスシートの縮小を停止する可能性があると示唆しました。
利下げとともにバランスシート縮小の停止となれば、金融緩和がはじまったと判断して良さそうです。
インフレを警戒しながらもバランスシート縮小を停止としたのは、やはり軟化している労働市場を活性化したがっているようです。

いよいよQTは終了ね!
パウエル議長今月FOMCでの利下げを示唆
パウエル議長は政府機関の閉鎖で経済データの公表が滞る中でも、今月のFOMCでは追加利下げを実施する方向にあることを示唆しました。
QTの終了を示唆したことで上げていた株価も、雇用の伸びが鈍いことに言及したことで市場は警戒を高めました。
今後さらに労働市場は悪化しそうですが、発表が延期されている雇用統計の内容でも知っているかのようでした。

今月の発表はパスされそうやな
トランプ大統領が対中報復措置を検討
トランプ大統領は中国との食用油貿易を停止する可能性があると述べ、米中の貿易関係に新たな緊張を生じさせました。
昨日の相場の引け間際の下落は、中国との対立を再び深める発言を受けたことが要因です。
一度は冷めていたトランプ関税も、ここにきて貿易戦争の可能性への警戒感を高めています。

対中貿易が一番のリスクね!
10月の注目イベントについて
10月も中盤に入りましたが、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*10/未定 雇用統計
*10/15 消費者物価指数(CPI)
・10/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・10/16 生産者物価指数(PPI)
・10/16 小売売上高
・10/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・10/28 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*10/28~29 FOMC
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【10/14 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.16%
・ダウ平均 …+0.44%
・NASDAQ100…▲0.69%
【経済トピックス】
・パウエル議長バランスシート縮小停止へ
・パウエル議長今月FOMCでの利下げを示唆
・トランプ大統領が対中報復措置を検討
昨日の米国市場は下落しました。
パウエル議長のバランスシート縮小停止発言を受けて上げていた相場も、トランプ大統領の対中報復措置発言によってかき消されました。
また、今夜発表される消費者物価指数(CPI)も、政府機関閉鎖の影響でどこまで詳細なものが出るかわかりません。
週末には金融の決算発表がはじまりますから、投資家の警戒は高まってきそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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