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【FOMCは予想通り0.25%利上げ】パウエル議長の会見で急落した米国株

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市場分析
こんなことがわかる記事

・3/22米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は大きく下落しました。

FOMCでは大方の予想通り0.25%の利上げとなりましたが、パウエル議長の記者会見が『タカ派』と捉えられたようです。

今後の政策金利に関しては市場予想と溝が開いていますが、今後はどのようにして埋められていくのでしょうか。

それでは3/22の米国市場を振り返り【FOMCは予想通り0.25%利上げ】パウエル議長の会見で急落した米国株について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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3/22 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落しました。

FOMCが相場に大きな影響を与えていますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

大きく下落した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろって大きな下落となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲1.65%
・ダウ…▲1.63%
・NASDAQ…▲1.60%

マーケットがオープンしてもほとんどトレードされることなく、市場はFOMCの結果を静観するこう着状態が続きました。

FOMCの声明文が公開されると株価は上昇に転じたのですが、パウエル議長の記者会見がはじまると急速に下落に転じました。

ここ
ここ

予想通りの結果だと思ったのに
意外と株価は急落したわね!

リッヒ
リッヒ

ハイパーグロース株も急落しとる

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲7.05%
・COIN(コインベース)…▲8.16%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.03%
・DDOG(データドッグ)…▲4.99%
・DOCS(ドキシミティ)…▲0.97%
・MQ(マルケタ)…▲4.70%
・U(ユニティ)…▲4.83%

急落した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.608から3.451に急落しました。

前日には3.6を超えるほどの水準にまで上げていたのですが、マーケットが開くと共に急落をはじめ、パウエル議長の記者会見がはじまるとさらに低下していきました。

通常の相場であれば長期金利と株価は逆相関の関係にあるのですが、最近の相場では利回りと共に株価も下げるといった異常な状況が続いていますね。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることがわかります。

ここ
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去年は見慣れていたヒートマップね!

やはり金融株が大きく売られている他、▲3%以上も下落した銘柄も散見されました。

3/22大きく下落した銘柄

・TSLA(テスラ)…▲3.25%
・NFLX(ネットフリックス)…▲3.89%
・NKE(ナイキ)…▲4.86%
・PM(フィリップモリス)…▲3.48%
・TGT(ターゲット)…▲3.22%
・BA(ボーイング)…▲4.17%
・ADBE(アドビ)…▲3.34%

一方で、上昇した銘柄もありNVDA(エヌビディア)+1.03%、AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)+1.72%と買われています。また、比較的大型株の下落も限定的でしたね。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・生活必需品…▲0.76%
・情報技術…▲1.17%
・素材…▲1.23%
・通信…▲1.51%
・ヘルスケア…▲1.52%
・エネルギー…▲1.7%
・資本財…▲1.83%
・公益事業…▲1.84%
・一般消費財…▲1.9%
・金融…▲2.07%
・不動産…▲3.64%

不動産セクターは3%を超える大きな下落によって、1ヶ月のリターンも2桁のマイナスとなっています。

金融セクターの下落も2%を超えており、やはり地銀破綻の懸念はまだまだ解消されていないようです。

一方で、唯一1%未満といった限定的な下落幅となった生活必需品セクターですが、PG(プロクター&ギャンブル)やKO(コカ・コーラ)といったバリュー株は、政策金利が高くなろうとも業績には大きな影響を与えないとして安定した株価を見せています。

リッヒ
リッヒ

資金借り入れの必要ないもんな

移動平均線に押し返されたS&P500

昨日のS&P500は大きく下落したことで、終値では3,937まで下げています。

50日移動平均線に跳ね返されたS&P500は、再び4,000の大台を下に切ってしまいました。

なんとか200日移動平均線に支えられた結果となりましたが、今後も昨日のニュースを織り込んでいくのであればもう少し下げていくのではないかと考えています。

ここ
ここ

ネガティブなニュースが増えないといいわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想通り0.25%利上げされたFOMC

3月21、22日の両日で開催されたFOMCですが、市場予想通りの0.25%の利上げとなりました。

昨年から急速に引き上げられてきた政策金利は、今回で4.75-5.0にまで上昇したことになります。

それほど大きなサプライズはなかったと思うのですが、株価は大きく売られる展開となりました。

今後あと幾分かの利上げを見込んでおり、年内には利下げに転じることはないと発言したパウエル議長ですが、市場は大幅な利下げに転じる予想をしています。

年内に2回の利下げを織り込んだ市場予想に対して、ドットプロットは前回発表と変わらず5.1%を示したままでした。

昨年12月に発表したドットプロットでは2024年末の予想中央値は4.1%だったのに対して、今回発表のドットプロットでは4.3%にまで引き上げられていました。

全額保証を否定したイエレン財務長官

米政府は銀行が経営破綻した場合に預金者保護のための補償を25万ドルとしてきましたが、上限を引き上げる方策を検討しているとしていましたが、イエレン財務長官は『全面的な補償は検討していない』と発言しました。

高額の預金をしている資産家にとって、預金が保証されないといったニュースはネガティブな要因として嫌気されたことで、株安につながったと考えています。

FRBは金融システム保護に全てのツールを活用する

FRBのパウエル議長は最近の銀行破綻を受けて、『われわれは金融システムを守るためにツール全てを活用する用意がある』と述べています。

パウエル議長はFOMCの記者会見でシリコンバレーバンクなどの銀行破綻についても言及していますが、『少数の銀行の深刻な困難を緩和するため監視を続ける必要がある』と話すとともに、『米銀行システムは健全かつ強靱だ』と付け加えています。

リッヒ
リッヒ

イエレン財務長官と言ってることが
ちょっと食い違っとるけどな

3月の注目イベントについて

3月も重要な経済指標の発表についてはおおむね出尽くしていますが、まだ少しウォッチを続ける必要がありそうです。

今後注目のイベント

・3/31 PCEデフレーター
・3/31 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

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まとめ

【FOMCは予想通り0.25%利上げ】パウエル議長の会見で急落した米国株をまとめます。

まとめ

【3/22の米国市場の値動き】
・S&P500…▲1.65%
・ダウ…▲1.63%
・NASDAQ…▲1.60%
・長期金利は3.451に急落
【経済トピックス】
・予想通り0.25%利上げされたFOMC
・全額保証を否定したイエレン財務長官
・FRBは金融システム保護に全てのツールを活用する

昨日の米国市場は大きく下落しました。

FOMCでは予想通りの25bpの利上げとなりましたが、パウエル議長の会見では市場が予想していたほどハト派に転じることがなかったことが嫌気されました。

一方で、金融システムの懸念については一旦の鎮静化したようにも見えますが、火種がくすぶっている状況とも言えそうです。

今後株価が上昇していくためには、まだまだ不確実性の多い状況ですから、一般人が『もう上がるだろ!』などと決めつけるにはまだ早いかも知れませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
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