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小売企業の好決算に救われた米国市場『ミーム株は近寄るべからず』

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市場分析
こんなことがわかる記事

・8/16米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・今週の注目決算について

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ここ
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こんにちは!
保有銘柄は放置気味の
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は反落の様子を見せましたが、小売企業の好決算によって救われる結果となりました。

米大手小売チェーンのウォルマートとホームデポが、前回の失望を生んだ決算よりも大きく改善されたことが好感されたようです。

とはいえ、大きな資金を動かす機関投資家は、まだ市場に参入していませんから手放しには喜べません。

それでは8/16の米国市場を振り返り、小売企業の好決算に救われた米国市場『ミーム株は近寄るべからず』について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースと
小売企業の決算について解説してるで

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8/16米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きな動きはなかったものの、全体的には上昇基調を残す結果となりました。

今週もまだ決算発表が続く市場ですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

値動きの異なった米主要3指数

昨日の米国市場は、指数によって値動きの異なる1日となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.23%
・ダウ…+0.71%
・NASDAQ…▲0.19%

マーケットがオープンすると共にナスダックは下げていきましたが、ダウは上昇していきました。

午後にかけて3指数ともにプラス域に達する場面もありましたが、引けに売られたことでナスダックだけは下落した日となりました。

昨日は何といっても小売業のウォルマートとホームデポの決算発表が良かったことで、市場は持ちこたえたといった印象でした。

リッヒ
リッヒ

大きく下げる日がないと安心やわ

プラスとマイナスが交錯していますが、バリュー株は全体的に上昇しており中型株に買い圧力が集中しています。

ここ
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ハイパーグロース株は軟調だったわ!

軟調だったハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+3.88%
・COIN(コインベース)…▲1.72%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.70%
・DDOG(データドッグ)…▲2.29%
・DOCS(ドクシミティー)…+0.68%
・MQ(マルケタ)…▲4.32%
・U(ユニティ)…▲1.22%

少し跳ね上げた長期金利

これまで低水準を保ってきた長期金利(米10年債利回り)は、昨日は少し跳ね上げてきました。

前日までは2.8を切る水準を保ってきましたが、昨日は2.819と上昇しています。

マーケットオープン直後には2.869にまで急騰したため緊張感が走りましたが、小売企業の決算が良かったことが好感されて利回りが低下していきました。

リッヒ
リッヒ

小売企業のファインプレーやったな

急騰から鎮静化していったVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、一時は20を超える水準にまで上昇しましたが19.69にまで低下しました。

プレマーケットで米中摩擦の緊張を高めるニュースがあったためにVIXが上昇しましたが、企業決算に助けられて低下していきました。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、バリュー株ほど上昇したような1日となりました。

ここ
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テックは弱めだったわね!

昨日のプレマーケットで好決算を発表したWMT(ウォルマート)とHD(ホームデポ)が株価が高騰しています。

リッヒ
リッヒ

2銘柄の決算発表については
記事の後半で解説しとるで

他の小売業も連れ高となり、TGT(ターゲット)やLOW(ロウズ)も上昇していますね。

8/16大きく上昇した小売り銘柄

・WMT(ウォルマート)…+5.11%
・HD(ホームデポ)…+4.06%
・TGT(ターゲット)…+3.92%
・LOW(ロウズ)…+2.92%
・COST(コストコ)…+1.33%

また、金融株も堅調でJPM(JPモルガン)が+0.95%、BAC(バンクオブアメリカ)が+1.08%、BRK-B(バークシャーハサウェイ)は+1.26%の上昇でした。

一方で、テクノロジー株や半導体、ヘルスケアあたりは下落した銘柄が多かったようです。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・生活必需品…+1.21%
・素材…+1.15%
・一般消費財…+0.76%
・金融…+0.59%
・資本財…+0.42%
・公益事業…+0.19%
・エネルギー…▲0.08%
・通信…▲0.22%
・不動産…▲0.29%
・ヘルスケア…▲0.45%
・情報技術…▲0.45%

昨日は生活必需品セクターが市場をけん引しました。

他にも素材セクターや一般消費財セクターが比較的株価を上昇させていました。

一方で、情報技術セクターとヘルスケアセクターがマイナスとなり、前日の上昇を打ち消しています。

ここ
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上がりっぱなしのセクターは無いわね!

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

ミーム株は近寄るべからず

ミーム株の代表格であるベッド・バス・アンド・ビヨンドの株価が3週間で+510%高と高騰しています。

他にもゲームストップや映画館のAMCなども急騰を見せていることに対して、ウォール街は警鐘を鳴らしています。

機関投資家のショートポジションを狙って個人投資家がショートスクイーズを起こすことで株価の爆上げを計るミーム株ですが、みなさんは絶対に近寄らない方がいいと思いますよ。

確かに1晩で億万長者を生むミーム株ですが、昨年にはゲームストップに熱狂した若者が莫大な借金をかかえて悲しい結末を迎えたといったニュースもありました。

デイトレーダーでもない私たちは、絶対にミーム株には近寄らない方がいいですからね。

インフレ抑制法案が成立

バイデン大統領は16日にインフレ抑制法案に署名しました。

中間選挙を前にして民主党は大きな勝利をつかんだと言えそうです。

インフレ抑制法案については以前にも記事にしましたが、税制改正や気候変動対策、ヘルスケア措置などを盛り込んだ法案で、約4370億ドル規模の政策となります。

気候変動対策の一環として、電気自動車向けの税優遇措置やクリーンエネルギープロジェクト向けの環境対策も含まれているため、株式市場にも影響がありそうですね。

【クリーンエネルギー爆上げ】インフレ抑制法案可決でバイデン政権に追い風

半導体業界の悪化で世界経済に危機迫る

サプライチェーンのひっ迫により、半導体需要を巡る懸念の高まりつつあります。

半導体の世界最大手である台湾セミコンダクターや韓国のサムスンなどは、ハイテク需要の鈍化を受けて投資を抑制する方針を示唆しています。

昨年までは需要を供給を上回ってきましたが、2022年からは大きく需要が落ち込むことが予想されているようです。

これらの企業は歴史的に国際経済の先行指標の役割を果たしてきたため、半導体需要の悪化は世界経済に黄色信号を灯しているようです。

今夜には7月の小売売上高の発表

今夜には7月の小売売上高の発表があります。

昨日はウォルマートもホームデポも見通しを改善してきましたが、7月の売上高はいかがなものでしょうか?

7月の小売売上高

・予想…0.1
・前月…1(予想0.9)

今回、落ち込みが予想されている小売売上高ですが、ポジティブサプライズがあれば相場も跳ね上げるかも知れませんね。

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今週の注目決算

大半の決算発表を終えた米国市場ですが、今週も注目の決算発表がありますので確認しておきましょう。

昨日発表された注目の決算

昨日も市場に影響を与えそうな企業決算が発表されましたので確認していきましょう。

8/16に決算発表した銘柄

・WMT(ウォルマート)
・HD(ホームデポ)

ウォルマートとホームデポの決算は、今後の小売企業の株価にも影響を与えそうなので、結果を簡単に見ていきましょう。

WMT(ウォルマート)のQ2決算

プレマーケットで発表のあったウォルマートのQ2決算結果は、売上高もEPSもコンセンサス予想をビートしました。

WMTのQ2決算

〇売上高…$152.86B(予想$150.93B)
〇EPS…$1.77(予想$1.63)

来期Q3と通年FY23のガイダンスを上方修正したことが好感されて、株価は場中で+5.11%と跳ねています。

前回決算をミスして大きく株価を落としていたウォルマートですが、昨日の高騰で一気に200日移動平均線をブレイクアウトしてきました。

およそ2年前の株価まで下げているウォルマートですから、ここでエントリーしていくのも面白いかも知れませんね。

ここ
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出来高も伴ってるから
機関投資家も買ってるようね!

HD(ホームデポ)のQ2決算

プレマーケットで発表のあったホームデポのQ2決算結果は、売上高もEPSもコンセンサス予想をビートしました。

HDのQ2決算

〇売上高…$43.79B(予想$43.36B)
〇EPS…$5.05(予想$4.94)

売上高ガイダンスはミスしてしまいましたが、株価は場中で+4.06%と急騰しています。

昨日は200日移動平均線に跳ね返されたホームデポですが、上にブレイクアウトしたら面白い展開になりそうです。

今週の決算スケジュール

昨日は小売り企業の大手2社が好決算を発表しましたが、今夜にも注目の決算発表があります。

重要と思われる決算についてピックアップしましたので、スケジュールの確認をしておきましょう。

リッヒ
リッヒ

今日もまだ注目決算が続くな

今週の注目決算

8/17
・CSCO(シスコシステムズ)
・LOW(ロウズ)
・TGT(ターゲット)

昨日すでに連れ高となったロウズやターゲットは、決算結果次第では今日の市場にも大きな影響を与えそうです。

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小売企業の好決算に救われた米国市場『ミーム株は近寄るべからず』 まとめ

小売企業の好決算に救われた米国市場『ミーム株は近寄るべからず』をまとめます。

まとめ

【8/16の米国市場の値動き】
・S&P500…+0.23%
・ダウ…+0.71%
・NASDAQ…▲0.19%
・長期金利は少し跳ね上がり2.819
・VIXはさらに低水準の19.69
・好決算によって小売業が連れ高
【経済トピックス】
・インフレ抑制法案が成立
・半導体業界の悪化で世界経済に危機迫る

昨日の米国市場は、ダウは上昇しましたがナスダックは反落しました。

大きなニュースがあったワケではありませんし出来高も小さかったため、市場は不透明性を探っているかのようでした。

今夜には7月の小売売上高の発表や先月のFOMCの議事要旨の公開がありますので、市場は大きく動く(下落する)可能性もあります。

次に大きなイベントといえば、8/25~27にジャクソンホール会議がありますので注目したいですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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最後まで読んでくれてありがとう!
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